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【事例つき】ウェビナーなら低予算でリード獲得数UP!開催までの5つの手順を公開
ウェビナーで効果的にリードを獲得するにはターゲットにとって有益な内容を発信することが大切です。本記事ではウェビナー開催の5つの手順とポイントを3つ紹介。ウェビナー開催を検討中のマーケティング担当者はぜひ参考にしてください。
更新日:2023/03/28 公開日:2023/01/17
ウェビナーでリードを獲得するには事前準備が重要です。
事前準備をおろそかにしてしまうと、リード獲得どころか離脱につながってしまうことも。
そこで今回はウェビナーを成功させるために、開催までの5つの手順を解説します。
事前準備をしておくことで当日落ち着いて進行でき、リード獲得数アップに期待できます。
ウェビナーで獲得したリードを見込み客に育てるポイントも紹介していますので、ぜひお役立てください。
目次
ウェビナーを開催するメリットとは
まず始めに、ウェビナーがリード獲得においてどんなメリットがあるのか紹介します。
ウェビナーには従来のセミナーとはまた違う、オンラインならではのメリットがあります。
今回紹介するウェビナーのメリットは以下の4つ。
・見込みが高いリードを獲得できる
・全国のユーザーが参加できる
・低コストで開催できる
・人数に制限なくアプローチできる
1つずつみていきましょう。
見込みが高いリードを獲得できる
ウェビナーはユーザー自ら名前やアドレスを入力して申し込むため、自社商品やサービスに興味を持っているリードを獲得できます。
日々忙しくしているユーザーにとって、登録者情報の入力は面倒だと感じます。
登録者情報を入力する手間を取ってまでウェビナーに参加したいということは、自社商品やサービスに関心が高いユーザーと言えます。
全国のユーザーが参加できる
ウェビナーは移動の問題がないため、全国のユーザーが参加対象となります。
従来のセミナーは開催場所まで移動する必要があり、遠方に住んでいる方は簡単に参加できません。
その点ウェビナーの場合は地方や海外在住の方も容易に参加でき、ユーザーを集めやすくなっています。
低コストで開催できる
ウェビナーは従来のように会場を借りてセミナーを開催するより、コストを低くすることが可能です。
会場のレンタル費用や交通費はもちろん、会場設営や受付などの作業も削減でき、リードを獲得する時に必要なコストをおさえられます。
交通費や参加費が減ることはユーザーにとっても大きなメリットになるので、参加者増にも期待できます。
人数に制限なくアプローチできる
ウェビナーは会場のように人数制限がないため、広範囲の人にアプローチできます。
会場で行うセミナーでは「参加したくても満員で入れなかった」という場合がありますが、人数制限がないウェビナーならそのような機会損失を減らせます。
また、ウェビナーは常に同じ条件で開催が可能なため、安定したリード獲得が期待できます。
ウェビナーの活用事例
ここではウェビナーを活用している3社の事例を紹介します。
自社でウェビナーを開催する際の参考にしてください。
録画配信は、事前に録画しておいたウェビナーを配信する活用方法です。
主催する側の都合のよい時に録画し、当日は別の作業ができるというメリットがあります。
富山銀行に関しては、録画したウェビナーを自社HPに掲載し、ユーザーがいつでも視聴できるようにしています。
自由に視聴できる設定にしておくことで、ユーザーはスキマ時間を有効に活用できます。
加えてくり返しウェビナーを視聴できるので、聞き逃し等を防ぐことも可能です。
ただし録画配信の場合、質問を受け付けたり、その場の反応をみることはできません。
従来のセミナーのような緊張感もありませんので、ユーザーと一体となってウェビナーを進行していきたい場合は、ライブ配信がおすすめです。
■ライブ配信
・株式会社ピクルス
ライブ配信は、行われているセミナーをリアルタイムで配信する方法です。
従来のセミナーのようにその場で質問に答えたり、参加者の温度感を見ながら最適な内容にするなど柔軟な対応が可能です。
ユーザーとコミュニケーションを取りながら進行できるため、ユーザーの自社商品やサービスへの理解度を高められたり、自社との距離も縮められる可能性が高まります。
一方でライブ配信は日時が縛られるので、参加者が限定されてしまうデメリットがあります。
また、回線トラブル等でユーザーが聞き取りづらくなる場合がありますので、配信環境には注意しておきましょう。
ウェビナーを開催するための5つの手順
ウェビナーは当日に力を入れがちですが、事前準備は確実に行わなくてはなりません。
事前準備を確実に行うことでウェビナーがスムーズに進み、離脱率も軽減できます。
また、万が一トラブルが起きた場合でも冷静に対応できるでしょう。
ウェビナー開催の手順は以下の5つです。
・目的やターゲットを明確にする
・配信ツールを選ぶ
・良好な配信環境を確保する
・ウェビナーの集客を行う
・アフターフォローをする
ウェビナー開催に不安がある方はこのあと紹介する手順を確認してください。
①目的やターゲットを明確にする
まず予定しているウェビナーの目的とターゲットを明確にします。
目的やターゲットがずれていると、自社が獲得したい層のリードは集められません。
たとえウェビナーに集客できたとしても、ずれたターゲットでは発信内容に魅力を感じてもらえないでしょう。
ユーザーの満足感がなく離脱につながります。
ウェビナーの目的は「認知拡大」「リード獲得」の他に、獲得したリードを育てて将来的な受注につなげる「リードナーチャリング」などがあります。
目的によりウェビナー内容が変わってきます。
また、ターゲットはできるだけ具体的に決めておくことで説得力のあるウェビナーになります。
ウェビナーはターゲットにとって有益な情報を提供することが最も大切です。
ウェビナーを開催することを決めたら、まずどんな目的でウェビナーを開催するのか、ターゲットはどこに設定するのかを決めていきましょう。
②配信ツールを選ぶ
ウェビナー配信ツールは、目的やターゲットに合わせて選ぶことでリード獲得数アップが期待できます。
以下おすすめの配信ツールを紹介しますので参考にしてください。
・zoom
人気のweb会議サービスzoomが提供するウェビナーサービスです。
顧客開拓の仕組み化を効率良く行うためのツールである「マーケティングオートメーション」や「YouTube」との連携にも対応しており、動画・音声などを高品質で配信できます。
録画したセミナーは、オンデマンド配信のコンテンツとして二次利用も可能です。
・Cocripo
低価格で利用可能な配信ツールです。
PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど複数のデバイスに対応しています。
また、配信だけでなく参加者のアドレスや発信、アンケート結果などを記録して管理できるメリットがあります。
録画や、入力項目を柔軟に設定するには有料プランに入る必要がありますが、フリープランで無料で利用することも可能です。
・V-CUBE
webセミナーのライブ配信や、オンデマンドコンテンツ配信ができるクラウド型映像配信サービスです。
ブラウザ視聴が可能で、専用アプリをダウンロードする必要がありません。PCやスマートフォンにも対応しています。
③良好な配信環境を確保する
ウェビナー本番前には必ず一度はテストを行い、配信環境を確認しておきましょう。
「聞き取りづらい」「画面が見づらい」などの問題が発生してしまったらターゲットの自社に対する期待値も下がり、離脱してしまう可能性があります。
「パソコンのスペックが十分であるか」「カメラやマイクは配信に適したものであるか」なども事前に確認しておくことが大切です。
録画で配信する場合も、必ず一度動画を確認しましょう。
予期せぬ画像の乱れが入ったり、映像が飛んだりするなどのトラブルがあるかもしれません。
たとえその場で問題が無かったとしても、アップロードの過程で問題が発生する可能性もありますので、確認しておくと安心です。
④ウェビナーの集客を行う
ウェビナーの集客方法はメールや自社HP、SNS等で告知していきます。
その際、期限や特典をつけると参加人数が増える可能性が高まります。
メールではファーストビューに目を引く画像を置いたり、申し込みボタンを分かりやすくすると良いでしょう。
当メディアを運営しているピクルスでも、下記のようにさまざまなチャネルで告知をしているので、参考にしてみてください。
・自社サイトの「セミナー情報」
・メールマガジン
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Twitter等のSNSでの告知は、1回だけだと見逃される可能性もあるので複数回行っても良いでしょう。
参加特典があればしっかりアピールしておくのも大切です。
⑤アフターフォローをする
ウェビナー開催後は必ずアフターフォローをしましょう。
ウェビナーに1度参加しただけでは、ユーザーは自社の商品やサービスの良さ、必要性を感じていない可能性が高いです。
ユーザーは複数の商品やサービスを比較します。
他社のウェビナーにも参加し、資料などダウンロードしている可能性もあります。
積極的にコミュニケーションを取って距離を縮めたり、アポイント調整のメールを送付し自社のことをユーザーに印象づけましょう。
以下、ピクルスのお礼&アポイントメールです。ぜひ参考にしてください。
「ピクルス:アフターフォローメール例」
ウェビナーで効果的にリードを獲得する3つのポイント
ここではウェビナーでより効果的にリードを獲得する3つのポイントを紹介します。
3つのポイントはこちら。
・共催ウェビナーを行う
・ウェビナーを録画して配信する
・不参加のユーザーには「診断コンテンツ」でアプローチする
順番に解説していきます。
①共催ウェビナーを行う
他社と共催ウェビナーを実施することで新規リード獲得に期待ができます。
自社のみでは届かないユーザー層にもアプローチが可能になり、共催相手経由で受注につなげられるメリットがあります。
相手を探したりコンタクトを取る手間はありますが、自社の商品やサービスの訴求範囲を広げたい時に共催ウェビナーは大いに役立ちます。
また、一度に複数の企業が情報を発信するので、ユーザーにとっても広範囲の悩み解決につながるというメリットがあります。
共催先を選ぶ際は、相手が集客力のない企業だとメリットがありませんので、自社と同等かそれ以上の集客力を持つ企業を選ぶと良いでしょう。
共催ウェビナーを継続していると、実績が可視化されたり紹介で新しい共催先が見つかることもあり、安定して共催ウェビナーが開催できるようになります。
それにともない自社の認知向上、リード獲得数アップが期待できるでしょう。
ピクルスでも下記のような共催ウェビナーを実施しました。
「コンテンツマーケティング」という切り口で実績のある企業様とコラボし、自社サービスである「診断コンテンツ」の魅力を伝えることで、リード獲得に成功しています。
②ウェビナーを録画して配信する
ウェビナーを録画しておけば、参加の意志があるにもかかわらず出席出来なかったユーザーにも視聴してもらえます。
また録画配信はくり返し視聴できますので、ユーザーの自社商品サービスへの理解度が高まります。
自社への興味が高まれば、商品やサービスの購入率も上がってくるでしょう。
決まった時間ではなく、ユーザーの都合で視聴できるのも魅力です。
このようにウェビナーを録画して配信することにより、自社に興味を持ってくれたユーザーへアプローチする機会を増やすことが可能になります。
③ウェビナーに参加しなかった顧客には診断コンテンツでアプローチ
ウェビナーに参加しなかったユーザーには「診断コンテンツ」でアプローチすることで、リード獲得の機会がうまれます。
診断コンテンツとは
ユーザーに対して複数の質問を行い、その回答内容から分析した診断結果を表示するユーザー参加型のコンテンツのこと。
ユーザーの中には、ウェビナーが気になっていても「登録情報の入力が面倒」「登録してまで視聴するほどでもないかな」という心理が働きウェビナーに参加しない層もいます。
そこで、自社サイトや集客用メール等に「診断コンテンツ」をのせておくことでユーザーの興味を引くことができます。
診断コンテンツの結果は、登録者情報を入力すると表示されるよう設定できます。
ユーザーの「結果が知りたい」という心理を働かせることにより、ウェビナー不参加のユーザーのリードを獲得できる可能性が高くなります。
それだけでなく、アフターフォローのお礼メールで「診断コンテンツ」を利用し、商品理解を深めてもらうという使い方もできます。
例えば、ピクルスで提供しているのが「SNSキャンペーン企画診断」。
簡単な質問に答えることで、ユーザーの課題に合ったキャンペーン種類を結果画面に提示できる診断です。
ユーザーのSNSキャンペーンへの理解を深め、
キャンペーン実施へのハードルを下げつつ、結果画面では自社のキャンペーンツール「キャンつく」をアピール。
商品理解を深めながらリード獲得へとつなげています。
リード獲得における診断コンテンツのメリットや活用事例は下記の記事で紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。
リード獲得に診断コンテンツを活用するメリットとは?成功事例4選
「まとめ」ウェビナーは低コストで効果的にリードが獲得できる
今回はウェビナーでリードを獲得する方法と開催するための5つの手順を紹介してきました。
以下、内容のまとめです。
▼ウェビナーを開催するメリット
・見込みが高いリードが獲得できる
・全国のユーザーが参加できる
・低コストで開催できる
・人数に制限なくアプローチできる
▼ウェビナーを開催するための5つの手順
・目的やターゲットを明確にする
・配信ツールを選ぶ
・ウェビナーの集客を行う
・アフターフォローをする
▼ウェビナーで効果的にリードを獲得する3つのポイント
・共催ウェビナーを行う
・ウェビナーを録画して配信する
・「診断コンテンツ」でアプローチする
ウェビナーはリード獲得において有効な手段です。
低コストで開催できるうえに参加者の人数に制限がないため、多くのリードを獲得できる可能性があります。
ウェビナーは「診断コンテンツ」と合わせて使用することで、リード獲得数アップが期待できます。
さらにアフターフォローのメールに診断コンテンツを使用すれば、ターゲットに自社商品やサービスの理解を深めてもらえ、売り上げアップの可能性が高まります。
ピクルスでは、診断作成ツール「ヨミトル」を提供しています。
「ヨミトル」によるリード獲得について、詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
リード獲得における診断コンテンツの活用事例はこちら
診断コンテンツを導入してみたいと思われた方は、制作歴約10年の確かな実績を持つピクルスの「ヨミトル」を検討してみてはいかがでしょうか。
想定される活用シーン
ライター:前田 彩(まえだ あや)
webライター/SNSマーケティングコンサルタント
2020年からTwitter運用を始め、フォロワー5500人・公式LINEに1000人以上集客。自身の運用ノウハウを教えている。集客できるツイート作成が強み。マーケティングと文章スキルを活かしてライターとしても活動/2児の母