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診断コンテンツ作成ツール5選 成果を出すために効果的なツールとは?
診断コンテンツ作成ツールは、無料のツールも含め様々な種類があり、ツールにより価格帯や機能が異なります。数多くの診断コンテンツ作成ツールの中から5つを選定し、マーケティングで成果を出すために効果的なツールについて解説します。
更新日:2024/11/19 公開日:2023/03/10
【診断制作の「コストと工数」「企画制作が難しい」を一気に解決!】
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・診断ロジックはツール内蔵、選ぶだけでOK
・ヒットした診断をひな型として使える
・初心者でも感覚的に使えるUI
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目次
診断コンテンツとは
診断コンテンツとは、ユーザーがゲーム感覚でWeb上で複数の質問に答えると、その回答内容に応じた結果が表示される、ユーザー参加型のコンテンツです。
診断はユーザーの行動変容を促しやすく、顧客獲得の効率化ができるというマーケティング上のメリットがあります。
診断コンテンツには、性格診断、適職診断、おすすめ商品診断といった、さまざまな種類があります。
どの種類の診断が自社製品のターゲットユーザーに適しているのかに関しては、自社製品の特性や集客に利用しているSNSとの相性、ターゲット層の特性によって異なります。診断コンテンツの作成目的に応じて、適した診断形式を選択することが重要です。
業種、業態に関わらず、多くの企業が診断コンテンツを活用し成果を上げています。診断コンテンツの基本的なメリット・デメリットについてはこちらでも解説しています。
▼関連記事
プロ直伝!診断コンテンツの作り方。ロジックや作成手順を事例つきで解説
診断コンテンツの種類(ロジック)
ピクルスの診断作成ツール「ヨミトル」では、以下の5種類のロジックから好きなものを選んで診断コンテンツを作成できます。
これらの診断コンテンツの種類別に、診断コンテンツの作り方を解説した記事があります。実際の事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
診断コンテンツのメリット、デメリット
診断コンテンツには、「顧客の行動変容を促し、顧客獲得を効率化できる」というメリットがあります。メリットだけではなくデメリットも存在しますが、クラウド型の診断コンテンツを利用すれば、デメリットを解消できます。
メリット
一般的に診断コンテンツのメリットとして、以下の3点が挙げられます。
・口コミを多く発生させられる
・商品やサービスのメリットを覚えてもらえる
・商品のレコメンドに納得感が得られる
これらのメリット以外に、診断コンテンツには「顧客の行動変容を促し、顧客獲得を効率化できる」というメリットがあります。
「なぜ診断コンテンツを利用すると、顧客の行動変容を促せるのか?」その理由について説明します。
診断コンテンツを利用したユーザーは、表示された診断結果から自分が抱えている課題を自覚します。その課題を解決する商品を診断コンテンツで提示すれば、課題を自分ごととして認識しているため購入に至りやすくなります。
デメリット
診断コンテンツには、「制作費が高い」「内製化が難しい」「データの取得、管理が難しい」というデメリットも存在します。
制作費が高い
診断コンテンツの作成をフルオーダーで制作会社に依頼すると、300万円以上かかることがあります。
また、製作時に費用がかかるだけでなく、作成した診断コンテンツの質問内容や結果の変更にも料金が発生する点も、デメリットと言えます。さらに、別の診断コンテンツを作成すれば、費用は2倍、3倍と膨れ上がっていきます。
内製化が難しい
制作会社に外注すると費用がかかるため内製化を検討するケースがありますが、診断コンテンツの内製化は難しいため注意が必要です。
診断コンテンツを自社で作成する場合、企画の検討だけでなく、質問やロジック、診断結果まで全てを自ら作成しなければなりません。企画や診断結果を考えたとしても、社内に診断コンテンツ作成のためにコーディングを行うエンジニアが必要となります。
このように、診断コンテンツを内製化するには様々なリソースが必要となるため、内製化が難しいのが実情です。
データの取得、管理が難しい
診断コンテンツでの回答結果や離脱状況といったデータを取得し、質問文や診断結果画面の改善を行わなければ、コンバージョン数が期待したほど伸びない可能性があります。
外部の制作会社で診断コンテンツを作成した場合、適切な管理ツールが用意されず分析可能なデータが取得できないケースがあります。このような場合は、多くの費用をかけて診断コンテンツを制作したにもかかわらず、期待したほどの成果が得られない恐れがあります。
クラウド型の診断作成ツールならデメリットを解決できる
診断コンテンツのデメリットである、制作費が高い、内製化は難しい、データの取得が難しいという点を解決できるのが、クラウド型の診断作成ツールです。
クラウド型の診断作成ツールには、以下の3つのメリットがあります。
1:低価格で診断コンテンツを作成・活用できる
2:自社でつくれて、PDCAを回しやすい
3:データが取得できる
診断コンテンツは、BtoCの商材だけでなく、BtoB領域においても活用できるマーケティング手法です。採用、人事、研修にも活用されています。
ピクルスが提供する診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」を使用した事例では、会員獲得単価46%ダウン、契約率3.6倍、リード獲得200%アップといった実績を残しています。
以下のリンク先から、無料で資料のダウンロードが可能です。診断コンテンツの活用を検討されている方は、ぜひご覧ください。
クラウド型診断作成ツールの活用事例
ピクルスが提供する、クラウド型の診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」で作成した、診断コンテンツの活用事例を4点紹介します。
EC流入数が3倍に「あなたにおすすめ!素肌の呼吸のととのえかた。」
「素肌の呼吸のととのえかた。」は、コスメ・スキンケア商品を販売するよーじやグループの診断コンテンツです。
複数の商品ラインナップがあるブランドサイト上で、肌悩みに合った商品を提案する診断を活用しています。
商品を選択するユーザーの迷いを解消することで離脱を防ぎ、診断設置後のEC流入数3倍、カート遷移率の向上といった成果を得ました。
またこちらの診断は、店舗接客においても活用されています。タブレットで顧客に診断をやってもらい、診断結果に提案される商品を購入してもらうといった形で、オンライン・オフライン双方の売上に貢献する費用対効果の高い施策となっています。
BtoCやDtoC事業におけるコンバージョン、売上向上を行いたい方は、下記の事例をご参照ください。
あなたにおすすめ!素肌の呼吸のととのえかた。
LINE友達登録率10%以上を達成!ミニモアパフューム診断
CPA、契約率が大きく改善「男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断」
株式会社オーネットが提供する、45歳以上の男女を対象にした中高年・シニア向けの「人生のパートナー探し」サービスである「O-net スーペリア」の事例です。
「男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断」という診断コンテンツをヨミトルで作成し、公開から1か月でCPA・契約率を想定以上に改善したという成果が得られました。
この事例のポイントは、CPAだけでなく契約率も上昇しているという点です。
診断コンテンツの特徴である「設問を繰り返すことでユーザーのモチベーションを上げ、最終的なコンバージョン率(契約率)を上げる」点が、よくわかる事例です。
以下のリンク先で、この事例のインタビューが掲載されています。CPA、契約率の改善を行いたい方は、ぜひご覧ください。
CPA、契約率が大きく改善!ユーザーの行動を後押しする診断コンテンツ活用法
2分に1人が診断した「ファッション肩コリ診断」
ピップ株式会社が販売する、ピップエレキバンのリリース50周年の特別企画の一環として、ヨミトルで作成された「ファッション肩コリ診断」の事例です。
配信2週間で数多くのユーザーが参加し、2分に1人のペースで利用されました。引用リツイートやコメントの獲得も多く、顧客とのエンゲージメントの強化にも貢献しています。
この事例のポイントは、診断コンテンツが認知拡大に有効である点です。特に、Twitterに代表されるSNSでの拡散という効果が得られました。SNSでの認知拡大のための施策を検討しているなら、以下の事例をぜひ参考にしてください。
【2分に1人が診断】ファッションと肩コリ、異質の要素を組み合わせた診断コンテンツが大成功した秘訣とは
認知拡大に活用「リーダーのための孤独度診断」
ラボラティック株式会社が提供する、チームエンゲージメント診断サービス「NEWORG」の事例です。
認知拡大を目的に、ヨミトルで「リーダーのための孤独度診断」を作成しました。
この事例のポイントは、診断コンテンツ作成ツールの利用時に、ヨミトルを提供するピクルスからのマーケティング上のサポートが役に立ったという点です。
ラボラティック株式会社では当初、認知拡大ではなくリード獲得を目的として、診断コンテンツの検討を行っていました。
しかしヨミトルの導入時のガイダンスにて、ピクルスからの提案を元に診断コンテンツの目的をリード獲得から認知拡大へと変更したことで、大きな成果につながりました。
この他に、ヨミトル導入時のガイダンスで、以下の購買フェーズ(認知拡大・リード獲得など)における診断コンテンツの位置づけを整理できた点も、高い評価を得ています。
診断コンテンツを作成する際は、ツール自体の使い勝手だけでなく、診断コンテンツをマーケティング上の成果につなげるためのサポートが得られるかも重要なポイントです。ヨミトルを提供するピクルスのサポートに関しては、以下のリンク先の記事を参考にしてください。
認知拡大を目的に診断コンテンツを活用「リーダーのための孤独度診断」
診断コンテンツ作成ツール5選【無料含む】
無料のツールも含め、数多くの診断コンテンツ作成ツールの中から5つを選定し、マーケティングで成果を出すために効果的なツールを紹介します。
診断メーカー
診断メーカーは、無料で利用できる診断コンテンツ作成ツールです。
作成できる診断コンテンツは、非常にシンプルです。診断したい名前を入力すると、診断結果が表示されます。
無料で利用できる点はメリットですが、上記のように簡易的な診断コンテンツしか作成できません。また、診断コンテンツの回答データの収集や保存、分析はできないと考えたほうが良いでしょう。
認知拡大、リード獲得、成約率の改善といったマーケティング上の課題を解決するためには、診断コンテンツでの回答結果や離脱状況といったデータを取得し改善を行うことが重要です。診断メーカーは個人利用向けの無料ツールであり、ビジネスユースでは有料のツールを使うことをおすすめします。
Judge
Judgeは、低価格で診断コンテンツを作成できるツールです。料金プランを表にまとめると、以下のとおりです。
プラン名 | 料金 | 内容 |
Free Plan | 0円/月 | 1個のみ診断コンテンツを作成できる、お試しプラン。 |
Starter Plan | 980円/月 | 診断コンテンツを10個まで作成可能。 |
Standard Plan | 2,800円/月 | 診断コンテンツを30個まで作成可能。 作成した診断コンテンツの限定公開もできる。 |
低価格でシンプルである点が、Judgeの特徴です。条件分岐の設定ができるだけでなく、Google Analyticsと連携しアクセスデータの取得も可能です。小規模なものであれば最短10分程度で作成できます。診断コンテンツを試しに作ってみたい方は、Judgeを選択肢に入れても良いかもしれません。
ただ、診断ロジックはあまり豊富ではなく、企画コンサルなどのサポートも受けられないため、あくまで価格に見合ったツール提供だけを行っている、という点は注意が必要です。
自社に診断制作の知見やリソースが不足している場合、課題を解決することは難しいかもしれません。
Lステップ LINE診断
Lステップは、LINEをマーケティング・オートメーションとして活用できるツールです。Lステップの機能を活用し、診断コンテンツを作成できます。
ユーザーが使い慣れているLINEで診断コンテンツを展開できる点が、Lステップの大きなメリットです。また、LINEを集客媒体として利用しているなら、友だち登録へ誘導しやすい点もメリットとなるでしょう。
Lステップは、月額2,980円から利用可能です。LINEを用いて診断コンテンツを低価格で作成できます。LINEをすでに活用しているなら、Lステップでの診断コンテンツの作成も検討すると良いでしょう。
注意点としては、LINEのみの対応となるため自社サイトへの設置はできません。
また、作成できる診断もそこまで複雑な分岐はできず、あくまで簡易的なものに留まっているため、精度やデザイン面にもこだわった本格的な診断を作るのにはあまり向いていません。
フルオーダー
診断コンテンツは、フルオーダーでの作成も可能です。主にWeb制作会社が診断コンテンツの作成サービスを提供しています。
ただし、どのWeb制作会社でも診断コンテンツ作成のノウハウを持っているとは限りません。診断コンテンツを作成する目的に合わせて企画を検討し、専門的なサポートを提供できる企業に相談することをおすすめします。
フルオーダーで診断コンテンツを作成する場合は、制作代行だけでなく企画サポートなども行われることが一般的です。そのため、費用は300万円以上かかることがあります。専門的なサポートが得られる点はメリットですが、費用が高額になる点はフルオーダーのデメリットだと言えます。
ヨミトル
ヨミトルは、クラウド型の診断コンテンツ作成ツールです。
ヨミトルにはピクルスでの10年以上に渡る豊富な診断制作実績に基づいた、多種多様な診断ロジックが搭載されています。ツール内に診断ロジックが入っているため、企画意図に応じた実績のあるロジックを選ぶだけで利用できるというメリットがあります。
さらに、ヨミトルで作成した診断コンテンツは離脱率が低く、シェア率が高いという特徴があります。
ヨミトルで作成された診断コンテンツは、前述の事例で紹介したように認知拡大、購買誘導、リード獲得に成果を挙げています。
実際に成果の出た既存の診断を「ひな型」としてコピーして使える他、
・感覚的な操作でわかりやすいUI
・作った後は自社サイトにコードを記載するだけで設置
・マニュアルも用意
といった点から、「診断制作が初めてでも簡単!」と好評の声が多いです。
料金は月額5万円〜で、他の有料ツールと比較するとやや高価格です。
ただ、企画やデザインについて経験豊富なピクルスのサポートを受けられるため、マーケティング上の成果につながる本格的な診断を作れる点は、他社にはないメリットと言えます。
通常、本格的な診断を作ろうとすると、制作会社への依頼により300〜500万円ほどかかりますが、ヨミトルならプランによっては年間100万円以下に抑えることも可能。
フルオーダーよりも圧倒的に低コストでありながら、フルオーダーに引けを取らないハイクオリティな診断を作れます。
作成後の修正や改善についても、制作会社の場合は都度依頼が必要となり、工数とコストがかかりますが、ヨミトルならすぐに自分で対応できます。
また、下記のように「診断のどこで離脱したユーザーが多いのか?」といったデータを見て改善もできるため、PDCAを速く回して成果を高めることも可能です。
まとめ
診断コンテンツ作成ツールは、無料のツールも含め様々な種類があります。それぞれのツールの違いを理解し、自社にあったツールを選択することが重要です。
ヨミトルを提供しているピクルスには、診断コンテンツを10年以上にわたって制作してきた経験があります。例えば、マーケター診断2は、1ヶ月で実施数55,000回以上、SNSシェア10,000回以上を達成しました。
ヨミトルを利用すれば、このようなピクルスの成功事例をひな形として診断コンテンツを作成できます。さらに、大手企業との取引実績も豊富であり、SNSキャンペーンなど他の施策と並行した提案も可能な点は、他社と異なるポイントです。
診断コンテンツの作成を検討しているなら、ぜひ下記よりヨミトルにお問い合わせください。現在、MTGでは無料の企画プランニングも承っております。
お問い合わせフォーム
ヨミトルを利用した顧客の声が知りたい方は、下記も参考になります。
導入インタビューを見る
想定される活用シーン
ライター:土光 宜行(どこう よしゆき)
BtoBマーケター
ヘルスケア業界にてBtoBマーケティングに10年以上従事。この他に、製品開発、営業、パイプライン管理の経験あり。マーケティングの川上から川下まで俯瞰して施策を立案し、実行できる点が強み。