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コンテンツマーケティングの種類12選|各手法の特徴や事例も解説!
コンテンツマーケティングの種類を記事コンテンツやLPなど12選紹介。コンテンツマーケティングを実践するピクルスの知見や事例も紹介します。手法ごとの特徴や成功ポイントなども解説するので、コンテンツマーケティングの種類を把握し有効活用したいマーケティング担当者は、ぜひ参考にしてください。
更新日:2024/10/25 公開日:2023/04/10
監修:田中博基(たなかひろき)
コンテンツマーケター
株式会社ピクルスのコンテンツマーケター。SEOライティング歴7年。月間250万PVのメディア運用に携わる。ピクルスではオウンドメディア、Twitter、診断コンテンツ、Youtube等のチャネル運営を統括し、UU数5倍以上、リード獲得数を20倍以上に成長させた実績あり。
コンテンツマーケティングは、ユーザーの購買行動を自然に促進できる手法として注目を集めています。
多くの企業で導入されるコンテンツマーケティングですが、どのような施策の種類があり、どう活用すべきかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回はコンテンツマーケティングの種類を12選紹介します。
手法ごとの特徴や長年コンテンツマーケティングを実践しているピクルスの専門的な知見や事例も紹介しています。
コンテンツマーケティングを取り入れたいマーケティング担当者はぜひ参考にしてください。
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目次
コンテンツマーケティングの種類12選
コンテンツマーケティングの種類は、代表的なもので以下12個あります。
各手法の特徴をしっかりと把握し、自社に合った施策を実行しましょう。
記事コンテンツ
1つ目は記事コンテンツです。
最もよく用いられるコンテンツマーケティングの手法で、自社のメディアにユーザーが興味をもつ情報を網羅した記事を掲載し、購買行動などのアクションを促進させます。
具体的なやり方として挙げられるのが、ユーザーの疑問に応える「ハウツー記事」などで自社商品・サービスについて一緒に発信し、自然にPRする方法です。
他にも自社商品・サービスを導入した企業にインタビューし、商品・サービスを利用した感想等を記事に掲載することで、購入後のイメージを具体化させる手法もあります。
記事コンテンツは、検索エンジンで上位表示されれば高いアクセスを獲得できるため、SEO対策(検索エンジン最適化)が重要となってきます。
LP
2つ目はLPです。
LPとは「Landing Page(ランディングページ)」の略で、商品・サービスを紹介して購入してもらうためのページのことです。
商品・サービスに関する情報だけを掲載するため、特徴やメリットをユーザーに強く訴求でき、購買行動に繋げやすい点が魅力です。
検索エンジン経由でアクセスされる場合もありますが、主にはリスティング広告やSNS広告などのWeb広告のアクセス先として用いられます。
ホワイトペーパー
3つ目はホワイトペーパーです。
ホワイトペーパーとは、企業の基本情報や商品・サービス情報などをまとめた資料のことです。
先述の記事コンテンツと比較し多くの情報を掲載するケースが多く、企業や商品・サービスへの理解を深めてもらいやすい特徴があります。
自社サイトやWebメディアなどにダウンロード用のリンクを設置して、ホワイトペーパーをユーザーに提供する方法が一般的です。
例えば、ピクルスでは「メディアレーダー」というマーケティング資料を扱うポータルサイトで、SNSキャンペーンに関するホワイトペーパーを提供しています。
資料ダウンロード時にメールアドレスの入力を条件づければ、メルマガなどのアプローチにも役立ちます。
動画コンテンツ
4つ目は、動画コンテンツです。
YoutubeやTikTokなどの動画共有メディアが流行したことで、動画コンテンツを配信し自社商品・サービスをPRするケースが増えています。
動画コンテンツはテキストコンテンツと比べて、より多くの視覚的情報を伝えられるため、ユーザーへ強くメッセージを訴求できる点が魅力です。
近年はInstagramのリールやYoutubeのショート動画など短尺動画が流行しています。
そのため、動画コンテンツでは「短い時間でいかにユーザーへメッセージを伝えられるか」が重要になってきています。
診断コンテンツ
5つ目は診断コンテンツです。
診断コンテンツとは、ユーザーが複数の質問に回答し、その診断結果を提供するユーザー参加型のコンテンツです。
設問に回答し診断結果を見ることでユーザーの「知りたい」という欲求を満たせるため、ユーザーの興味・関心を惹きつけやすく高い集客効果が見込めます。
また、診断コンテンツは独自性のあるコンテンツを生み出しやすく、ユーザーの自発的なSNSシェアを促せるため、認知拡大効果も高いのが特徴です。
自社商品・サービスをより多くの人にリーチさせ、効率的に認知拡大や集客に繋げたい場合は診断コンテンツの活用がおすすめです。
ただし、診断コンテンツをゼロから作成すると多大な労力がかかるため、専用の作成ツールを利用することがおすすめです。
診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」であれば、診断ロジックやテンプレートが豊富に用意されており、手間をかけず簡単に診断コンテンツを作成できます。
デフォルトで情報取得用のフォームを内蔵しているため、ユーザー情報を特別な手間なく収集できる点も魅力です。
診断コンテンツを活用する場合は作成ツール「ヨミトル」をぜひ活用してください。
気になる方は以下のリンクからサービス概要をチェックしましょう。
参考:診断クラウド「ヨミトル」
メルマガ
6つ目はメルマガです。
メルマガとは、企業や個人に対しメールを通して、自社商品・サービスに関連したコンテンツを定期的に配信するマーケティング手法のことです。
メルマガは配信先のメールアドレスさえあれば、ユーザーに直接かつ低コストでコンテンツを提供できる点にメリットがあります。
メルマガ用に作成したコンテンツを配信するのはもちろん、記事コンテンツをメルマガで配信するなど他の手法と組み合わせることでよりマーケティングの成果を高められます。
インフォグラフィック
7つ目はインフォグラフィックです。
インフォグラフィックとは複雑なデータや情報を、図やイラストなどのグラフィックで表現するコンテンツのことです。
例えば交通標識や地図などが、身近なインフォグラフィックの例として挙げられます。
情報をグラフや色などを使い視覚的に訴えかけられるため、テキストベースのコンテンツに比べてユーザーの印象に残りやすい点がメリットです。
記事コンテンツやメルマガなどで配信したテキストコンテンツを、インフォグラフィックに作成し直して提供されるケースもあります。
ケーススタディ(事例記事)
8つ目はケーススタディです。
ケーススタディとは導入事例や成功事例のことです。
自社商品・サービスの導入事例・成功事例を掲載したコンテンツをユーザーに提供し、購入後のイメージを具体化させ購買促進に繋げます。
特にB to Bビジネスで利用されるケースが多く、社内稟議を通すために商品・サービス導入時の検討材料として活用されることもあります。
プレスリリース
9つ目はプレスリリースです。
プレスリリースとは、新商品・サービスの発売や人事などの企業情報をメディアの記者向けに発信するコンテンツのことです。
プレスリリースを配信し、自社商品・サービスに関する情報を各メディアに掲載してもらえば、認知度の向上や購買促進に繋げられます。
テレビや新聞などのマスメディア広告と比較し、プレスリリースは低コストで情報を掲載・拡散できるため、費用対効果よく自社商品・サービスをPRできることがメリットです。
例えば、ピクルスでも自社サービスの認知拡大やリード獲得のため、下記のようなプレスリリースを配信しユーザーの興味・関心を惹きつける工夫をしています。
参考:PR TIMES「【先行導入5社決定!】診断クラウド「ヨミトル」。診断コンテンツをクラウドで簡単に作成、自社サイトに設置、データ管理までできる新サービス。」
SNS投稿
10個目は、SNS投稿です。
TwitterやInstagramなどSNSの企業アカウントで自社商品・サービスに関連したコンテンツを投稿し、認知拡大やリード獲得に繋げます。
SNSはユーザーと双方向のコミュニケーションが可能であることが最大の特徴です。
投稿したコンテンツへのコメント等を通して、互いにコミュニケーションを取ることで企業とユーザーの信頼関係構築に繋げられる点も大きなメリットです。
ユーザーとの信頼関係が構築できれば、企業に対するユーザーのロイヤリティが高まり、購買行動を促しやすくなります。
ポッドキャスト
11個目は、ポッドキャストです。
ポッドキャストとはインターネット上に音声データをアップロードして提供するタイプのコンテンツです。
テキストベースのコンテンツと比較し、言葉の抑揚やトーンなど感情表現を用いて情報を伝えられ、ユーザーのアクションを促しやすいメリットがあります。
また、ポッドキャストは視覚的な要素がないため「ながら視聴」ができ、コンテンツに集中する時間を取れないユーザーにアプローチできる点も魅力です。
ウェビナー
12個目は、ウェビナーです。
ウェビナーとは「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた造語で、オンライン上で行うセミナーを指します。
オフラインのセミナーとは異なり、参加場所に縛られずどこでもセミナーを視聴できる点がメリットです。
また、大規模な会場を用意する必要もないため、低コストで実施できる魅力もあります。
ウェビナーはテキストコンテンツと比較し、映像や音声、話し方など伝えられる情報が多く、複雑な情報でもわかりやすく訴求できる手法です。
自社商品・サービスに関する情報をウェビナーとして発信すれば、メリットや特徴をわかりやすい形で伝えられ、購買促進に繋げられるでしょう。
コンテンツママーケティングを成功させるポイント
コンテンツマーケティングを成功させるポイントとして、以下の2点が挙げられます。
・カスタマージャーニーを作成する
・コンテンツを拡散させる施策を行う
コンテンツマーケティングに取り組む際は、上記ポイントを意識しましょう。
カスタマージャーニーを作成する
1点目は、カスタマージャーニーを作成することです。
カスタマージャーニーとは、顧客が商品・サービスを購入するプロセスをマップ化したものです。
顧客は商品購入に至るまで、情報収集を行い他社の商品と比較するなどいくつかの段階を踏みます。
カスタマージャーニーを作成することで、ユーザーの各段階ごとの思考や感情を把握でき、適切なタイミングで効果的なコンテンツを提供できるのがメリットです。
例えば、ピクルスでは以下の形式で自社SNSキャンペーンツールに関するカスタマージャーニーを作成しています。
顧客の行動段階ごとに価値を感じるコンテンツは異なるため、段階に応じたコンテンツをタイミングよく提供する必要があります。
例えば、商品・サービスの比較検討段階であれば、類似商品・サービスの機能や料金を比較したコンテンツが有効です。
カスタマージャーニーを作成し、顧客に適切なコンテンツを提供して購買行動を促進しましょう。
コンテンツを拡散させる施策を行う
2点目は、コンテンツを拡散させる施策を行うことです。
どんなにクオリティの高いコンテンツを作成できても、コンテンツがユーザーに認知され見られなければ意味がありません。
そのため、コンテンツを拡散させる施策を実行し、多くのユーザーにコンテンツを届ける必要があります。
代表的なコンテンツ拡散施策は、以下表の通りです。
特に記事コンテンツでマーケティングに取り組む場合、SEO対策は重要です。
記事コンテンツの多くは検索エンジンを経由して見られるため、検索結果の上位に表示されればアクセス数が増加し、認知拡大やリード獲得などの成果に繋げられます。
SNSも拡散力が非常に高い媒体なので、コンテンツの拡散には有効です。
コンテンツマーケティングに取り組む際は、コンテンツに適した拡散施策を実行しましょう。
コンテンツマーケティングで活用できるメディア
コンテンツマーケティングで活用できるメディアとして、以下の3つが挙げられます。
・ペイドメディア
・オウンドメディア
・アーンドメディア
マーケティングの目的に応じて、上記メディアを使い分けましょう。
ペイドメディア
ペイドメディアとは、広告枠に費用を支払ってコンテンツを掲載するメディアのことです。
代表的なものはTVやラジオ、新聞などのマスメディア広告やWeb広告などが挙げられます。
ペイドメディアは不特定多数のユーザーにリーチできることが特徴で、オウンドメディアやアーンドメディアだけではアプローチしきれない潜在顧客や低関心層にリーチできます。
また、広告の出稿方法やデザインなどもある程度広告主が決められるため、商品・サービスの特徴や有益な情報を効果的に訴求できることもメリットです。
ペイドメディアは費用こそかかるものの、数多くのユーザーにアプローチできることから高いPR効果を得られます。
オウンドメディア
オウンドメディアとは自社で保有するメディアの総称ですが、マーケティングでは自社で運営するブログを指すケースが一般的です。
オウンドメディアは自社商品・サービスのページだけでは伝えきれない、ユーザーに役立つ情報を記事コンテンツとして掲載できます。
ペイドメディアなどで接触した潜在顧客に、オウンドメディアの記事コンテンツを継続的に提供することでリード化し、商品・サービスの購入に繋げることも可能です。
ペイドメディアや後述するアーンドメディアを組み合わせれば、幅広いユーザーにアプローチでき認知拡大やリード獲得に繋げられます。
アーンドメディア
アーンドメディアとは、ユーザー自身が情報発信できるメディアのことです。
代表的なものにTwitterやInstagramなどのSNSが挙げられます。
アーンドメディアは情報の拡散力が高いことが特徴で、価値あるコンテンツを提供すれば多くのユーザーにアプローチできる可能性があります。
例えば、Twitterで発信したツイートがインフルエンサーによって拡散されれば、そのフォロワーを中心に数多くのユーザーから注目を集められ、認知拡大を狙えるでしょう。
アーンドメディアのコンテンツはユーザーによる自発的な発信と受け取られることが多く、企業の宣伝色が出にくいことも特徴です。
そのため、ユーザーに嫌悪感を与えることなく自社商品・サービスに関する情報を提供できます。
また、アーンドメディアでのコンテンツ配信は無料で行えるものも多く、ペイドメディアと比較して費用がかからない点も魅力的です。
コンテンツマーケティングの戦略の重要性
コンテンツマーケティングを実施する際は、ビジネスに合った戦略を立てる必要があります。一口にコンテンツマーケティングといっても、文章、画像、動画などさまざまな種類があり、合う/合わないは企業やビジネスによって異なるためです。
また、コンテンツマーケティングは長い時間をかけて行うマーケティング施策であるため、時間とコストを無駄にしないためにも事前に立てる戦略が重要になります。
コンテンツマーケティング戦略の立て方
コンテンツマーケティングの戦略は次の手順で立てます。
- 全体設計
- KGIとKPIの設定
- ペルソナの設定
- カスタマージャーニーマップの作成
- コンテンツの検討
- コンテンツ作成体制の検討
- 費用の検討
- コンテンツ作成
- 効果検証
コンテンツマーケティングの戦略を立てる際の詳しい手順については「コンテンツマーケティング戦略の立て方【効果を出すための9ステップ】」で詳しく解説しています。
コンテンツマーケティングの成功事例
ここでは、これまでお伝えしたコンテンツマーケティングの手法をピクルスで実践した際の、成功事例をご紹介します。
・記事コンテンツを活用した事例
・LPを活用した事例
・動画コンテンツを活用した事例
・診断コンテンツを活用した事例
・メルマガを活用した事例
・インフォグラフィックを活用した事例
・ケーススタディを活用した事例
・SNS投稿を活用した事例
・ウェビナーを活用した事例
コンテンツマーケティングに取り組む際は、上記事例を参考にしてください。
記事コンテンツを活用した事例
記事コンテンツを活用した事例として、ピクルスのオウンドメディア「SNSキャンペーン活用ガイド」と「診断活用マーケティングトレンド」を紹介します。
上記2つのメディアでSNSキャンペーンや診断コンテンツに関する記事コンテンツを定期的に投稿中です。
これら記事コンテンツが検索結果で上位に表示されることでコンテンツへのアクセスが増加、自社サービスの認知拡大やリード獲得に繋がっています。
具体的には、以下のキーワードで記事コンテンツの検索結果上位表示を達成しています。
・「Twitterキャンペーン」で1位:Twitterキャンペーンのやり方。13種のキャンペーン事例。2023年度版。
・「インスタキャンペーン」で1位:【2023最新版】Instagram(インスタ)キャンペーンの成功事例11選|効果・実施手順・注意点も解説!
・「診断コンテンツ」で3位:プロ直伝!診断コンテンツの作り方。ロジックや作成手順を事例つきで解説
・「市場分析」で2位:市場分析をわかりやすく解説!分析手法と役立つ4種類のフレームワークとは
先述で紹介したSEO対策を用いて、上記のように記事コンテンツの検索結果上位表示を達成できます。
SEO対策で成果を出すためにはある程度の時間がかかりますが、上位表示されれば継続的に記事コンテンツへのアクセスが見込め、長期にわたって集客効果を発揮できるでしょう。
LPを活用した事例
LPを活用した事例として、ピクルスのSNSキャンペーンツール「キャンつく」をPRしたLPを紹介します。
SNSキャンペーンツール「キャンつく」
LPは一般的なWebサイトと比較し、1ページに情報が集約されておりユーザーがコンテンツに集中しやすい環境が構築されています。
ページを移動する必要がなく離脱しにくいため、適切に商品・サービスの価値を訴求できれば高いコンバージョン(購入や問い合わせ)数を獲得できるのがメリットです。
上記のLPでは、画面上に「資料請求・お問い合わせ」や「zoomご相談予約フォーム」のボタンを設置しています。
LP内のコンテンツに価値を感じ、SNSキャンペーンツールに興味を持ったユーザーが次の行動を起こしやすいよう工夫しており、ツールの利用に繋げています。
動画コンテンツを活用した事例
動画コンテンツを活用した事例として、キャンつくによるキャンペーンのショート動画を紹介します。
「インスタントウィンのアタリが体験できるキャンペーン!by キャンつく」
上記は、SNSキャンペーンツール「キャンつく」で提供するキャンペーン方式「インスタントウィン」を体験できるキャンペーンを紹介したショート動画です。
動画形式であるため、テキストベースよりも視覚的情報を使ったわかりやすい形でキャンペーンのやり方を解説しています。
動画コンテンツをSNSで拡散させることで、多くのユーザーにアプローチし認知拡大やリード獲得に繋げられるでしょう。
インフォグラフィックを活用した事例
インフォグラフィックを活用した事例として、ピクルスで作成した「BtoBマーケティングの全体像」を解説する下記の表を紹介します。
上記では、BtoBマーケティングにおけるフェーズごとの目的や担当者、KGIを表形式で紹介しています。
もし、上記をテキストベースで解説した場合、文章が長くなるためユーザーが理解するまでに時間がかかってしまいます。
そうなれば、コンテンツからの離脱も多くなり、結果としてマーケティングの成果も出にくくなるでしょう。
インフォグラフィックを活用することで、各フェーズごとの目的や担当者、KGIといった情報を視覚的に素早く理解できます。
このように文章では説明しづらい複雑な情報を伝える場合、インフォグラフィックが有効です。
ケーススタディを活用した事例
ケーススタディを活用した事例として、ピクルスの診断コンテンツ活用事例を掲載した記事を紹介します。
「リード獲得に効果的な「診断コンテンツ」|業界別の活用事例を紹介」
上記記事では、人材業界や食品業界といった業界ごとの診断コンテンツ活用事例を紹介しています。
診断コンテンツ導入後のイメージを具体化させ、自社サービスの利用に繋げているのが特徴です。
例えば、記事内で以下の不動産業界における診断コンテンツ活用事例を掲載しています。
不動産ならではのコンテンツを通して、不動産業界でどのようなマーケティング成果を出せるかイメージを明確にできるよう工夫しています。
診断コンテンツを活用した事例
診断コンテンツを活用した事例として、株式会社オーネットの事例を紹介します。
株式会社オーネットが運営するのは、中高年・シニア向けのパートナーマッチングサービス「O-net スーペリア」です。
このサービスのマーケティング施策として、診断コンテンツ「男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断」を取り入れています。
ユーザー参加型の独自性があるコンテンツで多くの中高年男性の興味を惹けたため、LPでの資料請求が格段に増え、CPAの改善や契約数の増加に繋げています。
診断コンテンツはユーザーの回答に合わせてパーソナライズされた情報を提供でき、ユーザーが価値を感じやすい点が大きなメリットです。
結果として、より多くのユーザーにコンテンツを見てもらえ、認知拡大に繋げられます。
また、診断結果を見る条件としてメールアドレスなどの情報登録を条件づければ、リード獲得もスムーズに行えるでしょう。
認知拡大やリード獲得などマーケティング成果を最大化させたい方は、診断コンテンツの活用がおすすめです。
コンテンツマーケティングにおける診断の活用事例は、下記の記事で取り上げています。
ウェビナーを活用した事例
ウェビナーを活用した事例として、ピクルスが開催した診断活用マーケティングに関するウェビナーを紹介します。
【マーケター診断:1ヶ月で5,5万人集客コンテンツ】認知拡大・リード獲得に効果絶大!診断活用マーケティング手法のノウハウ。
上記は、診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」で作成した診断コンテンツの成果や手法ノウハウを解説しているウェビナーです。
診断コンテンツを使って効率よくマーケティング成果を創出する方法を伝えることで、ユーザーに価値を感じてもらい、自社ツールの導入を後押ししています。
SNS投稿を活用した事例
SNS投稿を活用した事例として、ピクルスのTwitterアカウントを紹介します。
上記アカウントではマーケティングに関する情報を定期的に投稿しており、フォロワーを中心にユーザーへの認知拡大を図っています。
具体的な投稿例は、以下の通りです。
BtoBマーケティングの全体像をすごく簡単にまとめると、下記のようになると思います。
各フェーズ/施策のKGI・KPI達成状況を確認し、ボトルネックを特定して改善策を考えるのがマーケターの仕事。
どうしても1、2に目が行きがちですが、売上はそこだけでは成り立ちません。 pic.twitter.com/gIKsGlx077— 行動変容マーケ / ピクルス (@pickles_inc) February 20, 2023
【行動変容とは】
意識から行動、行動を維持するまでの流れのこと。
「無関心期」「関心期」「準備期」「実行期」「維持期」の段階があります。禁煙やダイエットの動機づけにも用いられる「行動変容」ですが、マーケティングの場合は顧客に対しての訴求に焦点が当てられます。
#マーケティング pic.twitter.com/J1vQWr8iPo— 行動変容マーケ / ピクルス (@pickles_inc) February 24, 2023
上記のようにユーザーに「いいね」や「リツイート」されることで、投稿が拡散されより多くのユーザーにアプローチでき認知拡大につながります。
自社商品・サービスの認知拡大を狙いたい方は、SNSの投稿も有効です。
メルマガを活用した事例
メルマガを活用した事例として、ピクルスで配信しているメルマガを紹介します。
診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」で作成した「2023年 あなたのチャンス診断」を紹介したメルマガです。
単純にコンテンツを紹介するだけでなく、実際に診断コンテンツを利用できるよう「診断してみる」ボタンを設置し、ユーザーの興味・関心を惹きつける工夫をしています。
このようにメルマガを活用して他の自社コンテンツへ訪問を促すことも可能で、コンテンツを仲介する役割も担えます。
もちろん、継続してメルマガを配信し続ければユーザーとの関係性を強化し、購買行動の促進にも繋げられるでしょう。
まとめ
コンテンツマーケティングは数多くの種類があり、それぞれ特徴や強みが異なります。
そのため、自社のマーケティング目的に合わせて施策を選び実行することが重要です。
コンテンツは作成するだけでなく、より多くのユーザーに見てもらえるよう拡散させることも大切です。
SEO対策やSNSでの投稿を通じて、作成したコンテンツの認知度を高め、リード獲得などの成果に繋げましょう。
また、コンテンツマーケティングでも特におすすめなのは「診断コンテンツ」です。
診断コンテンツは独自性の高いコンテンツで競合との差別化もしやすく、短期間で成果が出やすい特徴があります。
また、話題性のあるコンテンツであるため、SNSで拡散されやすく認知拡大がしやすいです。
コンテンツマーケティングに取り組む際は、ぜひ診断コンテンツを活用しましょう。実際の成功事例については以下を参考にしてみてください。
▼関連記事
【脱しつこい広告】コンテンツマーケの主流は診断コンテンツになるか?
想定される活用シーン
ライター:藤田 春樹(ふじた はるき)
WEBライター
マーケティング分野を中心に複数のメディアでWEBライティングやメディア運営に携わる。SEOコンサルティング会社での勤務経験を活かし、検索上位化を目指したコンテンツ作成に強みがある。