多くの就活生は、「社会に出ても自分が活躍できる分野がわからない」という漠然とした不安を抱えています。そんな方に役立つのが、株式会社東京リーガルマインドが提供する「社会を生き抜く!あなたに備えられし武器診断」です。概要診断の流れに沿って質問に答えていくと、「自身が持っているスキル」や「活躍できるシーン」、「向いている進路」を知ることができます。本診断コンテンツは、SNSシェアボタンを設置して拡散を狙ったり、サービスへ誘導するよう段階的に導線を繋げるなど、認知度アップやコンバージョン率アップのために様々な工夫がされています。ぜひ自社のお取り組みの参考にされてみてはいかがでしょうか。▼関連記事 パーソナライズに活用される「診断コンテンツ」業界別の活用事例を紹介想定される目的大事にしている職業観を分析し自身の強み・弱みを知ってもらう診断結果をSNSでシェアしてもらうことで、就活生の認知度アップを図る診断結果上で向いている進路・資格を提示し、各資格の講座へと集客する工夫ポイント本診断における工夫ポイントは2つあります。気軽に診断できるようなRPGゲーム風のコンテンツ多くの就活生は、「自己分析」と聞くとネガティブな印象を持っています。なぜなら、自己分析は堅苦しく、つまらないというイメージがあるからです。そこで本診断は、上記のようなネガティブなイメージを払拭するために、RPGゲーム風のコンテンツにすることで、就活生にも気軽に使ってもらえるよう工夫しています。また、診断の進捗度がゲージで表示されるため、ユーザーの離脱率低下にも繋がると言えそうです。このように就活生に馴染みのあるコンテンツにした結果、診断回数は10,000回を超えるほど多くのユーザーが利用しています。その結果に伴い、資格講座の認知度アップにも繋がっていると言えるでしょう。ユーザーを段階的に育成2つ目は、コンバージョンに繋げるために、段階的にユーザーを育成をしている点です。診断が終わると、社会人の活動における「戦闘タイプ」や「スキル」、「活躍できる戦場」といった点が、RPGのゲーム風に表示されます。また、診断結果では「あなたに向いている資格」も提示してくれます。そのため、診断者からすると「自分にはこんな選択肢があったのか」というように、新しい可能性に気づくきっかけになると言えるでしょう。とはいえ、いきなり向いている資格を提示されても、資格の内容が分からなければ取得意欲は低いままです。そこで、ユーザーに「資格を取りたい!」という気持ちになってもらうために、まずは資格の詳細ページに導線を繋げています。詳細ページでは、資格を取得した後の働き方や特徴について解説しています。診断者が資格を知る入り口として、良いきっかけになるはずです。そして、詳細ページの最後には、その資格の講座に繋がるようにCTAが設置されています。このように、段階的にユーザーを育成することによって、コンバージョン獲得に繋がっていると言えます。さいごに「あなたに備えられし武器診断」は、ターゲットの「就活生」というユーザー属性に受け入れてもらえるようRPGゲーム風にした診断コンテンツでした。今回の診断のように、診断コンテンツを検討する際には、どういったユーザーに受けてもらいたいかというターゲット設定が大変重要です。ターゲットの特徴に合わせた診断内容を設計するようにしましょう。まだ診断テーマと自社商材が直接結びつかない場合には、2つ目の工夫ポイントでご紹介したように段階的に育成するのも効果的です。教育業界以外にも様々な業種で使える施策ですので、ぜひ参考にしてみてください。▼関連記事パーソナライズに活用される「診断コンテンツ」業界別の活用事例を紹介