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【2023】コンテンツマーケティングツール比較【有料7選、無料3選】選び方やメリットも解説
「コンテンツマーケティングツールについて詳しく知りたい」「おすすめのツールがあれば知りたい」とお考えの人に向け、本記事では「コンテンツマーケティングツールの活用方法と導入メリット」「おすすめのコンテンツマーケティングツール10選」を紹介します。自社のサイト分析を効率化したい人はぜひ参考にしてください。
公開日:2023/04/24
コンテンツマーケティングツールを活用することにより、自社のマーケティング活動を効率化し、売上やCV率の向上につなげることが可能です。
しかし、近年ではコンテンツマーケティングツールの種類が増加しているため「どのツールが良いのか分からない」と悩む人が増えています。
そこで本記事では、コンテンツマーケティングツールの利用を検討している人に向けて下記を紹介します。
・コンテンツマーケティングツールの基本情報
・コンテンツマーケティングツール導入のメリットと選び方
・おすすめのコンテンツマーケティングツール10選
ツールにより搭載されている機能や料金、特徴などは大きく異なります。自社にとって最適なコンテンツマーケティングツールを選びたい人はぜひ参考にしてください。
※当コンテンツは、コンテンツマーケティングに強みを持つピクルスが監修しています
目次
コンテンツマーケティングツールとは?
コンテンツマーケティングツールとは、コンテンツマーケティングの効果を最大化したり、改善をしたりする際に用いられるツールの総称です。
コンテンツマーケティングとは、見込み顧客の獲得や育成により、サービスや商品を購入につなげるマーケティング施策を指します。たとえば、オウンドメディアの運営や診断コンテンツの運用などはコンテンツマーケティングの一種です。
コンテンツマーケティングツールの主な種類については後ほど詳しく解説します。
コンテンツマーケティングツールの主な機能
コンテンツマーケティングツールの主な機能は次の通りです。
・競合分析機能
・アクセス解析機能
・自社コンテンツ作成に関連する機能
コンテンツを公開した後は、アクセス解析機能により現状を把握し、具体的な改善策を模索する必要があります。
たとえば、ページごとのPV数やCVR(コンバージョン率)をチェックし、PV数に対するCVRが悪い場合は「ページ内の訴求力を高める」「誘導リンクの配置を変える」などの改善策が考えられます。
搭載されている機能はツールによって異なるため、自社の課題感にあったものを選びましょう。
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コンテンツマーケティングツールを導入するメリット
コンテンツマーケティングツールを導入するメリットは下記の通りです。
・工数を削減できる
・データ分析に基づいたコンテンツ作成ができる
・競合分析ができる
それぞれのメリットについて解説します。
工数を削減できる
コンテンツマーケティングツールを導入することで分析や調査にかかる工数を削減できます。
また、コンテンツマーケティングツールには、コンテンツマーケティングに特化した分析機能が搭載されているため、欲しい情報を手早く取得することも可能です。
たとえば、ページごとの流入数、流入元(SNS、Google、Yahoo!など)などを把握できます。これらの情報を取得することでコンテンツを効果的かつ効率的に改善することが可能です。
データ分析に基づいたコンテンツ作成ができる
コンテンツマーケティングツールを導入することで、データ分析に基づいたコンテンツ作成ができます。
データ分析に基づくことで、コンテンツ作成が主観的になることを防ぐことが可能です。
コンテンツ公開後の分析時にも、客観的なデータに基づくことで、よりユーザー目線に寄り添ったコンテンツへと改善できます。
競合分析ができる
コンテンツマーケティングツールを活用することで競合分析をすることも可能です。
たとえば、競合他社が運営するオウンドメディアのアクセス数や流入キーワードなどを把握できます。
競合の分析をするメリットは次の通りです。
・自社との差別化ポイントを把握できる
・伸びているコンテンツを参考にできる
・目指すべき目標を明確化できる
このように、競合分析にはさまざまなメリットがあります。
とくにゼロからコンテンツマーケティングを始める場合においては、目指すべき目標や参考にするべきコンテンツが明確になるため非常に便利です。
コンテンツマーケティングツールの選定ポイント3選
コンテンツマーケティングツールを選定する際のポイントは次の通りです。
1. 自社が求める機能が搭載されているか
2. 操作性に優れているか
3. 料金は適切か
コンテンツマーケティングツールはネット上にたくさんあるため、選定ポイントを理解しておき、適切なツール選択を行いましょう。
以下にて、選定で失敗しないためのポイントを解説していきます。
1.自社が求める機能が搭載されているか
自社が求める機能が搭載されているかは必ず事前に確認しておきましょう。実施する施策により、必要となる機能が異なるためです。
たとえば、一口にコンテンツマーケティングと言ってもさまざまな内容のものがあります。SEO対策で集客する場合もあれば、競合のオウンドメディアとは違った切り口で集客する場合もあるでしょう。
また、SEO対策を実施する場合、キーワード分析から始めるのか、ユーザーのニーズ調査から始めるのかでも選ぶべきツールは変わります。
したがって、自社がツールを利用する目的を明確にしておくことも大切です。
ツール利用の目的は、自社のマーケティング課題によって違ってきます。
そのため、ツール選びの前に改めて課題の分析を行っておくのも良いでしょう。
下記の「マーケティング課題診断」であれば、3分ほどの質問に答えるだけで自社の課題が浮き彫りになります。一度やってみてはいかがでしょうか。
2.操作性に優れているか
コンテンツマーケティングツールによっては、操作性の高さを売りにしているものもあります。
操作性の高いツールを選べば、専門的な知識をもっていなくても直感的に操作をすることが可能です。しかし、コンテンツマーケティングツールの利用に慣れている場合は、操作性よりも機能性にこだわったほうがよいでしょう。
とはいえ、コンテンツマーケティングツールを導入したあとは毎日のように起動するため、使い勝手や機能の利便性などはチェックしておきたいところです。
そのため、無料トライアル期間などがある場合は、事前に使用感をチェックしておきましょう。
3.料金は適切か
コンテンツマーケティングツールは、さまざまなオプションがあるため、見積りをしてもらった後に料金が明確になるケースが多いです。
そのため「自社にとって必要な機能が搭載されているか」という点を軸にまずは数社をピックアップし、その中から検討して見積りをしてもらう手順がおすすめです。
また、見積りをしてもらった際は、あとからオプション機能をつけた際に発生する費用についても確認しておきましょう。
おすすめのコンテンツマーケティングツール7選
おすすめのコンテンツマーケティングツールは次の通りです。
1. ミエルカ
2. EmmaTools
3. Keywordmap
4. Ahrefs
5. Pascal
6. tami-co
7. Similarweb
以下にて、各コンテンツマーケティングツールの機能、料金、特徴などを紹介していきます。
1.ミエルカ
ミエルカは、約1,700社以上の導入実績がある老舗のクラウド型コンテンツマーケティングツールです。
自社サイトに顧客を呼び込むためのキーワード調査やSEO対策など、基本的な機能に強みをもち、記事構成の見直しなども行っています。15年以上の運用実績もあるため、効率的にWebサイトを改善したい人は相談してみるとよいでしょう。
2.EmmaTools
EmmaToolsは、AIライティング機能を搭載している最新のコンテンツマーケティングツールです。
また、AIによるコピー率チェックやスコアチェックにより、著作権侵害のリスク低減やSEO評価向上などのメリットもあります。
3.Keywordmap
Keywordmapは、SEO対策とWeb広告の分析に強みをもつコンテンツマーケティングツールです。詳細に分析する機能を搭載しているため、質の高いデータや情報を求めている多くの企業が利用しています。
また、競合他社との比較データや順位に関するデータなど、充実したレポート機能も魅力の一つです。日本製ツールなので国内でサイトを展開している人は安心して利用できるでしょう。
4.Ahrefs
Ahrefsは、競合他社が実施しているWebマーケティング施策の情報を分析できるツールです。具体的には「どういったキーワードでリスティング広告を出稿しているか」「サイト全体のトラフィック」「被リンク数」などを把握できます。
また、自社サイトを分析するための機能も充実しているため、競合と自社の分析を同時に進めていくことが可能です。
5.Pascal
Pascalは、コンテンツマーケティングの効率化を支援するツールです。具体的には、検索上位最大50サイトを分析し、検索順位に影響を与えている項目を教えてくれます。そのため、SEO対策を取り組むうえでの優先度が明確になり、効率的に対策を実施することが可能です。
その他にも、キーワード分析や検索順位の見える化といった機能が搭載されており、スムーズなコンテンツマーケティングを支援してもらえます。
6.tami-co
tami-coは、コンテンツマーケターにとって重要度の高い分析機能を網羅したツールです。分析内容がSEO対策に特化したものであるため、初心者でも検索上位を獲得できます。
また、通常なら2~3時間かかる分析もtami-coを使うことで5分程度に時短することも可能です。7日間のお試し期間もあるため、気になる人は一度使ってみるとよいでしょう。
7.Similarweb
Similarwebは、コンテンツマーケティングに加え、市場、競合、投資など幅広い分野での分析が可能なツールです。
自社で蓄積していたデータと市場や競合他社との分析を行うことで、営業のパイプラインを拡大し、売上向上につなげることも可能です。競合と比較しながらコンテンツマーケティングを進めていきたい企業に向いているでしょう。
無料で利用できるコンテンツマーケティングツール
無料で利用できるコンテンツマーケティングツールは下記の通りです。
1. Googleアナリティクス
2. Googleサーチコンソール
3. 検索順位チェッカー
以下で紹介するツールはすべて無料であるため、個人としてコンテンツマーケティングツールを利用したい人もぜひ参考にしてください。
1.Googleアナリティクス
Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料の分析ツールで、利用により下記の項目を把握できます。
・PV数
・ユーザー属性
・Web広告の効果
・CVの達成状況
・ユーザーのアクセス状況
・サイト内のページ遷移
この他にもWebサイトやWeb広告におけるさまざまな情報を把握・分析することが可能です。多機能かつ直感的に使える分かりやすい設計になっているうえに無料で利用できるため、多くの企業が導入しています。
ただ機能が多すぎるため、最初は使いづらさを覚えることもあるでしょう。しかし、Googleアナリティクスは多くの人が利用しており、解説や運用のコツなどを記載した記事も多いため、誰でも簡単に利用できます。
また、Googleアナリティクスは、サイト内でのユーザーの行動を定量的に分析することも可能です。ただし、各ページのどの部分をよく分析したかを把握する「ヒートマップ分析機能」はありません。そのため、CTAボタンやCVRなどの改善を図りたい場合は、他ツールと併用することをおすすめします。
2.Googleサーチコンソール
GoogleサーチコンソールもGoogleが提供する無料のツールで、利用により下記を把握できます。
・記事ごとの検索順位
・サイトが抱える現状の課題
・記事が表示されているキーワード
Googleサーチコンソールは、記事ごとの検索順位を把握できるため、SEO対策に不可欠なツールであるといっても過言ではありません。
前述したGoogleアナリティクスは主にPV数をチェックする際に用いられるものであり、検索順位は表示されないため、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを併用するケースがほとんどです。
また、本ツールでは「Googleにインデックス(認識)されているか」「ペナルティを受けていないか」なども把握できます。どちらも検索順位に大きく関わる要素であるため、定期的に確認したい情報です。
【個人向け】検索順位チェッカー
検索順位チェッカーとは、サイトURLとキーワードを入力することで、Google、Yahoo!、Bingでの検索順位を調べられる無料のツールです。
たとえば、URL欄に自社サイトのURLを入力し、キーワード欄に狙っているキーワードを1~5個入力します。2つの情報を入力して「チェック」をクリックすると各キーワードでの検索順位が表示されるという仕組みです。
個人など、小規模でコンテンツマーケティングを進めていきたい人は利用してみるとよいでしょう。なお、検索順位チェッカーは、自社サイトはもちろん競合サイトの分析にも利用できます。
まとめ
本記事では「コンテンツマーケティングツールを導入するメリット」「おすすめのコンテンツマーケティングツール」などを紹介しました。
コンテンツマーケティングツールを導入することで、自社のマーケティング戦略を効率化できるだけでなく、CV率や売上の向上につなげることも可能です。
現状、コンテンツマーケティングといえばSEOの記事コンテンツが一般的ですが、SEOと併用することで成果を最大化できる手法として診断コンテンツもあります。
診断コンテンツは「結果を言いたい」という気持ちを刺激することで口コミが発生しやすく、SNSでの拡散率が高いです。
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解説:山田 大地(やまだ だいち)
コンテンツマーケター
採用サイトやオウンドメディアなど多数のサイトに携わり、コンテンツマーケティングのいろはを習得。2018年からはSNS広告やMEOなどに領域を広げ、多角的に企業のマーケティングに携わる。休日は都内で盆踊りの練習に励む一面も。