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注目のパーソナライズ化粧品7選|ビジネス成功の重要ポイントを解説
パーソナライズ化粧品とは、個人の肌状態やライフスタイルを診断することで最適化された化粧品。カウンセリング化粧品に代わる新しい化粧品市場として急成長しています。注目を集めているパーソナライズ化粧品事例7選とともに、ビジネスを成功させる重要なポイントについて解説します。
更新日:2024/10/25 公開日:2023/05/10
注目のパーソナライズ化粧品7選|ビジネス成功の重要ポイントを解説
近年、顧客の情報を分析し、最適化した情報を提供するパーソナライズサービスが多くの業界で導入されています。
その中で市場が大きく成長しているのが、一人一人の肌や髪の状態、ライフスタイルなどに合わせて最適化されるパーソナライズ化粧品です。
このトレンドは、2023年3月9日放送の「あさイチ」でも取り上げられ、今後、化粧品のパーソナライズ化はますます加速していくと予測されています。
そこでこの記事では、パーソナライズ化粧品の解説とともに、ビジネス成功の重要ポイントを成功事例を交えて紹介します。
※当コンテンツは、パーソナライズに有効な診断作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています
目次
パーソナライズ化粧品とは?
パーソナライズ化粧品とは、一人一人の肌や髪の状態、ライフスタイルなどに合わせて、成分の配合などを最適化する化粧品です。
パーソナライズ化粧品には基礎化粧品やファンデーション、ヘアケアなど様々な種類があり、店舗でカウンセリングを受けるものやアプリで診断するものなどがあります。
元々、化粧品業界にはカウンセリング化粧品という対面接客型の商品が販売されていました。
カウンセリング化粧品とパーソナライズ化粧品は、どちらも個人の悩みに合わせた商品を提案するという共通点を持っています。
しかし、パーソナライズ化粧品には、従来のカウンセリング化粧品とは異なるいくつかの大きな特徴があります。
そこで、ここではカウンセリング化粧品とパーソナライズ化粧品の違いについて解説します。
カウンセリング粧品
カウンセリング化粧品とは、ブランドから派遣された専門スタッフが、肌質や髪の悩みに合わせたアドバイスを行いながら販売する化粧品です。
化粧品に対する顧客ニーズは多岐に渡っていて、売り場には数多くの商品が販売されています。
これらの商品の中から顧客が自分に適したものを探すには、化粧品の特性や自分の肌や髪の状態など、相応の情報を把握する必要があります。
しかし、カウンセリング化粧品では、専門スタッフが専門売り場で個別にカウンセリングしながら最適な商品を提案するため、商品知識が豊富でない顧客も安心して購入できます。
カウンセリング化粧品のメリットは、顧客の状態や悩みに合わせた化粧品選びができることです。
また、専門スタッフから詳細なアドバイスや提案が得られ、化粧品だけでなく美容の悩みを解決するためのお手入れ方法や化粧品の使い方を学ぶことができます。
その一方で、カウンセリングには相当の時間がかかるとともに、売り場までの移動時間や・予約などの手間が必要です。
また、専門スタッフの人件費などの問題から、提案される商品がおおむね高額になる点も大きなデメリットと言えるでしょう。
パーソナライズ化粧品
パーソナライズ化粧品は、顧客の肌や髪質の状況、ライフスタイルなどの個人情報を元に、最適化した化粧品を提案するという点は、カウンセリング化粧品と共通しています。
しかし、パーソナライズ化粧品はIT技術の進化により、従来のカウンセリング化粧品とは異なる二つの特徴を持っています。
一つ目は、オンラインでの診断精度が大幅に向上したことです。
これにより、顧客へのカウンセリングは必ずしも専門スタッフが担当する必要がなくなり、非対面での販売が可能になりました。
顧客はスマートフォンやPCを介して自分自身で美容に関する診断を行い、その結果をもとに自分だけの化粧品をオンラインで注文することができます。
※精度が向上した診断コンテンツの参考事例
パーソナライズの手法として一般的に使われるのが、診断コンテンツです。
たとえば下記の「スキンケア診断」では、質問を通じてユーザーのお肌の状態を分析し、おすすめの化粧品を提案します。
こうした診断によってユーザーは「選択」の手間から解放され、かつ自分に最適な商品を提案してもらえます。
納得感のある提案ができるため購入率も高く、需要が高まっているのです。
非対面での販売が実現することにより、パーソナライズ化粧品の販売には以下のメリットが発生しました。
・対人接客によるプレッシャーがなくなることで見込み客が大幅に増加
・移動や予約などの時間的制約が大幅に減少
・専門スタッフの人件費や売り場出店の経費削減のよるコストダウン
また、カウンセリング化粧品は商品成分の最適化には限界があり、事前に用意した商品の中から適したものを選択するスタイルでした。
しかし、IT技術と製造技術が連携したことで、商品の成分配合から個人に最適できるようになりました。
これにより商品のパーソナライズ化がさらに進み、より一人一人のニーズにマッチした商品が提案されています。
実際に企業が運営しているパーソナライズ化粧品の事例はこちらでご覧になれます。
パーソナライズ化粧品の市場動向
富士経済の調査によると、2019年のパーソナライズ化粧品の国内市場は新興ブランドの参入などにより、130億円と前年比94.0%増と急拡大しました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、市場は119億円と前年比8.5%減と縮小しています。
この縮小は、店舗休業やカウンセリング自粛、インバウンド需要の減少などが主な原因です。
また、今後についてはマスク着用による肌トラブルなどから機能性化粧品への関心が高まるとともに、コロナからの経済回復によってパーソナライズ化粧品への需要は拡大すると予想されています。
パーソナライズ化粧品のメリット
パーソナライズ化粧品は顧客だけでなく、化粧品販売業者にも様々なメリットがあります。
ここでは、パーソナライズ化粧品が販売業者にどのようなメリットをもたらすかについて解説します。
多様な個人ニーズへの対応
パーソナライズ化粧品への新規参入が増えた理由のひとつに、診断コンテンツの精度向上があります。
これまでは対面形式でしか行えなかった診断がネット上で可能となることで、以下のようなメリットが得られるようになりました。
□個人情報取得
診断コンテンツは顧客に回答してもらうことで、顧客の美容状態やライフスタイルなどの個人情報を入手できるという特性があります。
これらの個人情報はパーソナライズ化粧品の製造だけでなく、マーケティング活動の基礎データとして活用が可能です。
□個人対応した商品製造
診断コンテンツで取得した個人情報をもとに、顧客に最適な化粧品を製造できるようになります。
これまでの事前に用意されたラインナップから選ぶ形式ではなく、成分配合まで顧客の詳細なニーズに応えることで、顧客満足度やリピート率のアップが期待できます。
□肌トラブルの減少
診断コンテンツで取得した個人情報をもとに、顧客の一人一人の状況に合わせた商品を提供できるため、肌トラブルを減らすことができます。
肌トラブルを減らすことでクレームや顧客離れを防ぐことができるとともに、顧客の美容意識や自信を高められる効果も期待できるでしょう。
以上のように、診断コンテンツを上手に利用することは、パーソナライズ化粧品市場における競争力を高める要因となります。
参考:パーソナライズしたおすすめ化粧品を紹介する診断
『ご自愛ルーティーン』 https://shindancloud.com/trend/267/
見込み客の拡大
パーソナライズ化粧品のメリットの一つに、非対面販売になることで顧客の心的抵抗感が下がる効果があります。
これまでのカウンセリング販売では専門スタッフからの勧誘など、心理的プレッシャーから商品の検討を避ける顧客が多数いました。
しかし、診断コンテンツの精度向上などによりオンラインのみで完結できることによって、これまでカウンセリング化粧品を避けていた顧客を取り込める可能性が高まっています。
特にコロナ禍の影響によってオンラインでの購買行動が定着し、潜在的顧客は大幅に増加すると考えられます。
また、非対面になることで販売地域や時間の制約が低くなり、これまで自分にあった化粧品探しを難しいと感じていたり、新しい体験を求める顧客層への訴求も可能になるでしょう。
リピート率のアップ
パーソナライズ化粧品は、診断時に顧客の肌や髪の状態を分析して、最適な商品を提案します。
しかし、肌や髪の状態は季節や年齢、生活習慣などによって変化する場合があります。
このような場合でも、パーソナライズ化粧品はオンラインのアフターフォローによって、商品の内容を定期的に見直すことが可能です。
例えば、ポーラの「APEX」は、専用の鏡で肌の状態を測定し、毎月自分に合った美容液を届けてくれます。
また、Spartyの「MEDULLA」は定期的なカウンセリングにより、ヘアケア商品の処方をアップデートします。
このように、パーソナライズ化粧品は購入後もオンライン等でアフターフォローすることによって、顧客が満足できるケアを継続的に提供することが可能です。
また、顧客は長期的に満足できる品質の商品を得られることで、「自分だけの化粧品を使っている」という満足感や信頼感を持つようになります。
その結果、継続的購入の意欲が高まり、リピート率のアップが期待できるでしょう。
ブランドイメージの構築
パーソナライズ化粧品は、顧客の肌や髪状態に応じた品質の商品を継続的に提供できるサービスです。
このように、長期間にわたってフィット感の高い商品を提供することは、従来の商品では実現することはとても困難でした。
そのため、パーソナライズ化粧品を継続購入される顧客は、商品に対して「自分だけのコスメ」という特別感を抱くようになります。
この特別感は商品だけでなくブランドへの信頼感にもつながり、顧客にとってかけがえのないブランドというイメージを形成し始めます。
顧客がパーソナライズ化粧品に高いブランドイメージを抱けば、単なる購入者ではなくブランドのファンとして、SNSや口コミなどによる情報発信を期待できるでしょう。
化粧品市場において顧客からの口コミ情報は、とても大きな影響力を持っています。
顧客からの自発的な口コミ情報発信は、新たなリード(見込み客)の獲得につながっていくでしょう。
なお、こういったメリットをもつパーソナライズ化粧品の成功事例はこちらからご覧になれます。
代表的なパーソナライズ手法
パーソナライズドマーケティングを実施したい場合、代表的な手法としては以下があります。
・パーソナライズド広告
・パーソナライズ動画配信
・パーソナライズメール
・ECサイトの商品紹介
・SNSのパーソナライズ表示
・パーソナライズド検索
・診断コンテンツ
各手法について詳しくは、下記の記事でご紹介しています。
売上が上がる「パーソナライズ化」とは?サービス事例や効果を紹介
「思ったよりいろいろな手法があるようだけど、自社に最適な手法はどれだろう?」
と気になった方には、以下のパーソナライズ戦術診断がおすすめです。
1分ほどの診断を受けるだけで、自社に最適な戦術と成功事例がわかります。
注目のパーソナライズ化粧品 7選
現在、ユニークなコンセプトを持ったパーソナライズ化粧品が、数多く販売されるようになっています。
ここでは、それらのパーソナライズ化粧品の中から、注目されている7つの成功事例を紹介します。
MEDULLA(メデュラ)
「MEDULLA(メデュラ)」は、5万通りの組み合わせの中から、一人一人の髪質に最適なヘアケア処方を提案するパーソナライズ化粧品です。
11問の髪質診断に回答すると、30万人のデータをもとに個人に最適な処方や「シャンプー&リペア」「ヘアオイル」「ヘアミルク」などの商品が提案されます。
MEDULLAのマイページにて定期的にカウンセリングを行い、専任スタイリストにヘアケアの使用感や希望を伝えることで次回以降の処方をアップデートしていきます。
「MEDULLA(メデュラ)」URL
https://medulla.co.jp/
HOTARU PERSONALIZED(ホタルパーソナライズド)
「HOTARU PERSONALIZED(ホタルパーソナライズド)」は、オンラインを通じて一人ひとりの美しさの可能性を引き出すパーソナライズビューティーブランドです。
ONLINE肌診断で顧客の肌状態や肌トラブルをチェックし、顧客の肌に合わせた専用スキンアイテムを調合します。
また、商品とともにスキンケア改善プランが提案され、実践しながら肌状態と習慣を記録します。
この記録は定期カウンセリングの参考資料とされ、次回以降のスキンケアアイテムに活かされます。
「HOTARU PERSONALIZED(ホタルパーソナライズド)」URL
https://hotaru-personalized.com/
APEX(アペックス)
「APEX(アペックス)」は、2,000万件以上の肌データをベースに肌状態を分析し、「肌悩み」をケアしながら「自分らしい肌」を目指すパーソナライズ化粧品です。
顧客の肌状態や肌トラブルを、14秒の動画から170万個以上の特徴量を抽出する「ポテンシャル分析」、水分センサーや肌カメラによる「コンディション分析」でチェックします。
これらの分析結果を元に、顧客の目指す肌に向けて862万通りの中から最適なケアプランを決定します。
このケアプランは定期的に再分析され、時々の肌状況に合わせたプランにアップデートしていきます。
「APEX(アペックス)」URL
https://www.pola.co.jp/brand/apex/
ZOZOGLASS(ゾゾグラス)
「ZOZOGLASS(ゾゾグラス)」は肌の色を計測して、顧客に似合うベースメイクの色をおすすめするパーソナライズサービスです。
顧客はZOZOGLASSをかけて、スマートフォンの画面を見ながら顔を撮影すると、ヘモグロビンとメラニンで肌の色が計測されます。
顧客の肌色からパーソナルカラーを診断し、春夏秋冬に分類して似合う色やベースメイク、メイクアップ商品のおすすめを紹介します。
「ZOZOGLASS(ゾゾグラス)」URL
https://zozo.jp/zozoglass/
love passport mila(ラブパスポートミラ)
「love passport mila(ラブパスポートミラ)」はなりたい自分を想像して、自分にぴったりの香りを見つけられるパーソナライズフレグランスです。
顧客は「mila’s Counseling」という診断に回答すると、自分の希望に合わせた専用のフレグランスが提案されます。
提案されたフレグランスは成分や香りのイメージについて解説され、フレグランスを最大限に楽しめるおすすめの使い方も紹介されます。
フレグランスを変えたいときはmilaにフィードバックすると、今の気持ちにあった香りが次回以降に届けられます。
「love passport mila(ラブパスポートミラ)」URL
https://lovepassport-mila.jp/
ageLOC Me(エイジロックミー)
「ageLOC Me(エイジロックミー)」は一人一人の肌質や肌環境などに合わせて、「私のために」選ばれた美容液と乳液を目の前で抽出するフェイスケアシステムです。
顧客は肌専門のスペシャリストが監修したウェブチェックやフェイススキャンによって、現在の肌状態を診断します。
肌の悩みに応じて送られてくる3種類の美容液と2種類の乳液カートリッジを専用の製造マシーンにセットすると、肌質や時間に応じて調合された美容液と乳液が抽出されます。
顧客は初回および再注文する際にウェブチェックを行うことで、常に最新の肌状態に適した美容液と乳液のカートリッジが送付されます。
「ageLOC Me(エイジロックミー)」URL
https://www.nuskin.com/content/markets/ja_JP/home/updates_info/product_info_top/agelocme.html
SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)
「SOW EXPERIENCE(ソウ・エクスペリエンス)」は厳選した体験を、ギフト商品として販売しているギフトサイトです。
50種類の体験ギフトの中にはパーソナライズコスメギフトのセットがあり、大手美容研究所の科学者が処方設計したシャンプーや日本人好みの香水などをギフトとして贈れます。
商品は生活習慣や体質だけでなく感情など内面も含めてパーソナライズされ、アイテムの配合成分や使用感や香りなどを贈られた人の「欲しい」アイテムに仕上げます。
ギフトを送られた人は、既製品にはない「自分のためだけ」と出会う楽しさを体験できます。
パーソナライズ化粧品の重要ポイント
市場が拡大しているパーソナライズ化粧品ですが、決して成功事例ばかりではありません。
実際に2019年に資生堂がスタートした「Optune(オプチューン)」というサブスクリプションのパーソナライズ化粧品販売は、2020年に撤退しました。
パーソナライズ化粧品ビジネスで成功を収めるには、ビジネスの重要ポイントを理解したプランやアクションが必要です。
そこで、ここではパーソナライズ化粧品ビジネスの重要ポイントを、3つの観点から解説します。
パーソナライズ診断
パーソナライズ化粧品を販売するには、肌や髪の状態、ライフスタイル、美容に関する希望や悩みなど、数多くの個人情報を正確に把握する必要があります。
そこで重要になるのが、インターネットやスマートフォンを使って、顧客の様々な情報を入手や測定する診断コンテンツです。
診断コンテンツは顧客の個人情報を入手できる貴重なコンテンツであり、そこで分析された情報は商品成分の配合やマーケティング活動の基礎データとして、幅広く活用できます。
そのため、診断コンテンツはパーソナライズ化粧品サービスのスタートとなる重要ポイントであり、いかに優れた分析アルゴリズムを構築できるかがとても大切になります。
※参考事例 ALBION『肌リウム』
27種類のハーバリウムから、あなたの肌を表します。
https://flarune.jp/hadarium/
パーソナライズ化粧品の商品力
パーソナライズ化粧品が一般の化粧品と一線を画しているのは、個人に最適化されたオリジナル成分配合を実現していることです。
この特徴があるからこそ、顧客は「自分だけの商品」という特別感を抱けます。
ただし、「自分だけの商品」という特別感を演出するには、必ずしも完全なオリジナル成分である必要はありません。
従来のカウンセリング化粧品のように〇〇万通りの中から組み合わせるという形式でも、オリジナル成分配合と近い効果を期待できます。
パーソナライズ化粧品のオリジナル成分配合を検討する際は、以下の点を考慮することが大切です。
・顧客の肌や髪質、悩みや好みなどの問題解決につながる成分や配合比率の決定
・これまで市場に投入されていない独自の成分や技術を開発
・化粧品の安全性や品質の確保
これらのポイントを踏まえた商品開発によって、パーソナライズ化粧品としての高い商品力が構築できます。
このようにして開発したパーソナライズ化粧品を、どうやって診断コンテンツと連携させて販売するかも、重要なビジネス課題の一つです。
診断コンテンツはオンライン上で診断が完結するため、カウンセリング販売よりも多くのリード(見込み客)を獲得できます。
しかし、獲得したリードをいかに購入まで導くかについては、情報提供や特典などによる工夫が必要です。
また、商品の認知を高めていくには、いかに効果を上げる広告マーケティングを展開できるかが、ビジネス成功の鍵になるでしょう。
※参考 SNSキャンペーンツール『キャンつく』
スキンケア化粧品は購入前に、ネットで情報をチェックするユーザーは約60%に及ぶという調査結果が出ています。
参考:スパコロ『スキンケア化粧品購入意識・実態調査』
いまやWeb広告は化粧品広告マーケティングのメイン手法であり、なかでも高い効果をあげているのがSNSキャンペーンです。
SNSキャンペーンは「高い拡散力で認知を広げやすい」というメリットがあり、企画内容次第では、非常に費用対効果の高いPR展開が可能となります。
□SNSキャンペーンの成功事例 『YOLU ナイトジェルヘアマスク』
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これからSNSキャンペーンを展開してみたい方におすすめなのが、「キャンつく」。
キャンペーンツール提供から企画・運用まで、必要とされる業務をすべて「キャンつく」でカバーできます。
□SNSキャンペーンについて詳しく知りたい方はこちら。
□「キャンつく」のSNSキャンペーン導入事例はこちら。
アフターカウンセリング
顧客の肌や髪の状態は、加齢や季節、ライフスタイルなどによって大きく変化する場合があります。
そのため、パーソナライズ化粧品販売においては、できる限り最新の状態を把握する仕組み作りが大切です。
・定期的な再診断やヒアリング
・相談窓口の設置
・トレンドやユーザーニーズの分析
これらの情報を把握した上で、顧客に対して継続的なアフターカウンセリングを実施する施策が必要となります。
パーソナライズ化粧品ビジネスの成功には、顧客との長期的な信頼関係の構築が重要です。
そのためにも、顧客が高い満足度を維持できるように、顧客の声を反映した商品改善やサービス向上に努めることが欠かせません。
顧客の肌状態やライフスタイルの変化に応じて、最適なパーソナライズ化粧品や使用方法をアドバイスする。
これにより、顧客のロイヤリティやリピート率が高まり、継続的な購入へとつながります。
また、顧客との信頼関係が継続するほど、商品やサイトのブランドイメージ向上が進みます。
そうすると顧客からの情報発信なども期待できるようになり、商品やサービスの魅力、信頼性をより多くのリード(見込み客)に伝えることができます。
以上のポイントを踏まえて、どのようなアフターカウンセリング体制をつくっていくかを、しっかりと検討しましょう。
パーソナライズ診断を導入するなら「ヨミトル」
診断コンテンツはパーソナライズサービスにとって、とても重要な役割を担うコアコンテンツです。
特にパーソナライズ化粧品においては、リード(見込み客)獲得、商品との連携など、競合との差別化を図るためにも、独自の診断コンテンツは欠かせない存在です。
しかし、診断コンテンツの作成には商品などの専門知識とは別に、診断独自の開発ノウハウや開発費用の問題があり、なかなか最初の一歩が踏み出せないケースが多々あります。
そのような方におすすめしたいのが、診断クラウドサービス「ヨミトル」です。
「ヨミトル」は診断の作成からデータ活用を簡単に始められる診断クラウドサービスです。
ここでは、「ヨミトル」を診断コンテンツ作成に利用するメリットについて紹介します。
自社での診断コンテンツ開発が可能
診断コンテンツの開発にはパーソナライズ化粧品の専門知識とは別に、診断独自のロジック制作が必要となります。
そのため、これまでは診断コンテンツの開発を外部に制作依頼するケースがほとんどで、自社内で開発や調整、カスタマイズができないという事態が起きていました。
しかし、診断クラウド「ヨミトル」を活用すれば、自社内に診断コンテンツの専門家がいなくても、ロジック種別と設問の形式を選ぶだけで診断コンテンツを作成できます。
また、作成済み診断からひな型を流用すれば、より簡単に作成することも可能です。
自社で診断コンテンツを開発できれば、フレキシブルなロジック変更にも対応でき、ビジネスの状況に合わせて柔軟に対応できます。
実際にヨミトルをご利用いただいたお客様の声は、こちらでご紹介しています。
リーズナブルな制作費
通常、診断コンテンツの開発を外部に依頼すると、内容にもよりますが300~500万円ほどの費用が必要です。
この開発はビジネスの規模にもよりますが、気軽に開発着手できる金額とは言えません。
しかし、診断クラウドサービスの「ヨミトル」を利用すれば、外部に制作依頼するよりも低コストでの診断コンテンツ開発が可能です。
診断クラウドサービスの「ヨミトル」は初期費用20万円・月額費用5万円(年間利用)と圧倒的な低コストでの提供を実現しています。
また、利用期間についても、短期から長期まで複数のプランから選べます。
「ヨミトル」を上手に活用すればスポットでパーソナライズサービスをテストし、顧客の反応を見ながらの本格展開検討も可能です。
診断データの分析・活用
ヨミトルでは、診断コンテンツから取得する情報の項目設定ができます。
取得した情報は診断レポート、回答レポート、アクセスレポートで確認できます。
これらのデータを分析・活用すればパーソナライズ化粧品の商品開発へもフィードバックでき、さらなる顧客満足度の向上へとつなげられます。
また、リード(見込み客)情報を的確に一括管理すれば、売上やコンバージョン率のアップを図れるでしょう。
※ヨミトルで開発された診断コンテンツ事例はこちら
まとめ
ここまで、急速に市場拡大しているパーソナライズ化粧品について解説しました。
パーソナライズ化粧品はパーソナライズサービスが最も求められる業界のひとつとして、今後も大きな成長が見込まれています。
しかし、その成長市場で成功を収めるには、顧客の多様化や個性化のニーズを踏まえたサービスやシステムを作りあげていくことが大切です。
「診断コンテンツ」「パーソナライズ化粧品の商品力」「アフターカウンセリング」という3つの要素をいかにうまく組み合わせていくか?
これがパーソナライズ化粧品ビジネス成功の大きな鍵となっていくでしょう。
「診断コンテンツを活用して、パーソナライズサービスに挑戦したい」
「オリジナルの診断コンテンツを作成してみたい」
このようにお考えであれば、ぜひ、診断クラウドサービス「ヨミトル」のご利用をご検討ください。
また、「もっと詳しく診断コンテンツについて知りたい」というご要望がありましたら、こちらのフォームからお問い合わせください。
想定される活用シーン
想定される診断タイプ
ライター:トライフィール
心理学マーケター
任天堂の大ヒットDSソフト「レイトン教授と不思議な町」の監修を務めた心理学者「多湖 輝」氏のもとで診断を開発。心理学、脳科学、行動分析などをベースに大手メーカー、大手出版社での開発実績をもつ。SNS発信とブログ運営で身につけた文章術を用いて「人間心理×ビジネス」の在り方を次の世代へと紡ぐ。 ・SNS https://x.com/trifeel1 ・HP https://trifeel.co.jp/