本記事でご紹介するのは、株式会社日本旅行が提供する「あなたにピッタリの旅行プラン診断」です。 2択で構成される合計10問の回答結果から、診断者にピッタリな旅行プランを導き出す診断コンテンツです。概要 シンプルな仕様の診断コンテンツですが、ユーザーの旅行ニーズを顕在化させることができます。 コンセプトデザインが非常に参考になります。ぜひ、自社のマーケティング活動に取り入れてみてください。想定される目的旅行先に迷っているユーザーに対して相性の良い旅先を提案し、旅行ニーズを顕在化させる診断結果をSNSでシェアしてもらうことで、旅行好きの認知度向上を図る診断結果画面から各シーズンのツアーページに誘導し、最新のツアー情報を知ってもらう工夫ポイント 本診断の工夫ポイントは、コンセプトデザインにあると推測します。ユーザーニーズにぴったりのコンセプトデザイン 具体的には、診断ページの背景に各観光地のイラストを散りばめたり、旅の雰囲気をイメージさせるように旅行者のフォトを配置している点です。 このようなエンタメ性の高いデザインによって、まるで「診断中も旅行しているかのようなワクワク感」を味わうことができます。 本診断コンテンツを利用するユーザーは、「自身にあった旅行先を探している」あるいは「次の旅行先に悩んでいる」方と想定できます。そのため、コンテンツでユーザーを楽しませて、旅行へのモチベーションを上げることが重要です。 コンセプトデザインは、そのような役割を担っており、結果的に診断の完遂率や企業のブランド力の向上に繋がっているのではないでしょうか。 最後の診断結果ページでも、診断者と相性の良い旅先を紹介し、最後までユーザーを楽しませるようなデザインの工夫ポイントが見てとれます。さいごに 診断コンテンツの良いところの一つは、診断の質問に答えている間はその診断テーマのことだけを考えてくれることです。 今回のテーマであれば「旅行」について10個の質問に回答する間は考え続け、だんだんと旅行への興味・関心は高まっていきます。そのワクワク感を醸成するのに一役買って出るのが「コンセプトデザイン」というわけです。 ぜひ今回ご紹介した診断を参考に、実際に診断コンテンツを作成する際はコンセプトデザインも考えてみてください。