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診断活用マーケティングの効果的な活用法|成功事例と診断作成のポイントを解説

診断活用マーケティングとは顧客の悩みやニーズを診断することで、集客やコンバージョンにつなげるマーケティング手法です。診断コンテンツをBtoCやBtoBで活用すれば、低コストで高い成果を期待できます。この記事では診断活用マーケティングの成功事例や、診断コンテンツ作成のポイントを紹介します。

更新日:2024/04/15

みなさんはネットで買い物をするとき、どの商品が自分に合っているか迷ってしまったことはありませんか?
また、サイトを運営していて、自社の商品やサービスをユーザーに知ってもらうために、どのようなマーケティングを展開すれば良いか悩んだことはありませんか?

そんな課題を解決するのが「診断活用マーケティング」です。
診断活用マーケティングとは、ユーザーに質問を行い、その回答をもとに診断結果を表示するコンテンツを利用したマーケティング手法で、マーケティングの様々な場面で活用されています。

本記事では、診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」を提供しているピクルスが診断活用マーケティングの全体像や、その活用事例について紹介します。

診断活用マーケティングとは

診断活用マーケティングとは診断コンテンツを活用して、ユーザーの行動変容を促すマーケティング手法です。

そのコアとなる診断コンテンツとは、ユーザーから設問の回答を得ることで、様々な分析結果を提示するコンテンツのことです。
この診断コンテンツには、ユーザーの悩みやニーズに最適化した商品やサービスを提案できるという特徴があり、近年、数多くのWebサイトに導入されています。

診断活用マーケティングの全体像

診断活用マーケティングには、2つのビジネス形態と2つのプレイスがあります。

ビジネス形態とは、診断コンテンツを提供する対象となる顧客の種類で、BtoCとBtoBの2つに分けられます。BtoCとは、個人向けに商品やサービスを提供するビジネスです。
診断コンテンツを活用する目的は、集客や購買促進などのマーケティング支援となります。

また、BtoBにおいては、商品やサービスの提供先は企業向けです。主にリード獲得や商談化などの営業支援を行い、顧客の課題やニーズに対する最適なソリューションを提案します。

プレイスとはマーケティング活動におけるステップを表し、大きくはプロモーションプレイスとコンバージョンプレイスの2つに分けられます。

プロモーションプレイスでは、SNSやメルマガ、コンテンツマーケティングで商品の認知や興味関心を広げます。
また、コンバージョンプレイスでは、購入や契約という具体的な成果を上げるとともに、リピート利用など関係の強化を図るステップとなります。

診断活用マーケティングの全体像は、以下のようになります。

診断マーケティングの全体像

診断クラウド「ヨミトル」

診断活用マーケティングの効果的な展開に有効なツールが、診断クラウド「ヨミトル」です。

診断クラウド「ヨミトル

「ヨミトル」はこれまで導入が難しかった診断コンテンツを、手軽に作成できるマーケティングツールです。
自社のマーケティング展開に適した診断コンテンツを短期間&低コストで作成でき、導入後も様々な分析を行うことができます。

マーケティング活動において顧客が契約締結に至るまでには、顧客の状況に応じたそれぞれのステージがあります。
マーケティング活動のステージ

これらの各ステージにおいて、顧客が求める情報は大きく異なっています。
そのため、顧客に契約のステージまで階段を上がってもらうには、ステージに応じた顧客が感情変容を起こす情報の提供が必要です。

ヨミトルで感情変容を起こす
ステージに応じた顧客が感情変容を起こす

ヨミトルを活用すれば、顧客のステージに合わせた感情変容を起こす情報を提供することができます。

ヨミトルを活用すれば、顧客のステージに合わせた感情変容を起こす情報を提供することができます。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

診断活用マーケティングの目的

診断活用マーケティングには、大きく分けて「Webプロモーション」「商品レコメンド」「リード獲得・会員登録」という3つの目的があります。

「Webプロモーション」「商品レコメンド」「リード獲得・会員登録」

WebプロモーションはSNSの口コミ効果を活用して、サイトへの集客や商品やサービスの認知最大化を図ります。
特に、ユニークで楽しい診断結果は、ユーザーを「私の診断結果を見てもらいたい」という気持ちにさせ、SNS上でシェアされやすいという特徴があります。

次に商品レコメンドでは、診断結果をもとにユーザーに最適な商品やサービスを提案し、購買率や満足度のアップを図ることが目的です。
通常、ユーザーは単に商品をアピールされると、抵抗感を抱いてしまうケースが多々あります。
しかし、自分の悩みやニーズに最適化された商品を提案されたら、商品に対する抵抗感は少なく、購入へとつながりやすくなります。

3つめの目的は、リード獲得と会員登録です。
診断コンテンツは診断結果という価値ある情報を提供する対価として、ユーザーから属性や性格、ライフスタイルなどの個人情報を提供してもらいます。
個人情報保護の意識が高まっている昨今の状況においては、診断活用マーケティングは詳細な個人情報を得られる数少ない手法と言えます。

【業界別】診断コンテンツ企画診断

BtoCでの活用事例

診断活用マーケティングはBtoCビジネスにおいて、とても有効なマーケティング手法です。
診断活用マーケティングはユーザーの嗜好やニーズを把握し、最適な商品やサービスを提案することで、購買率や満足度を高められます。

ここでは、BtoCでの診断活用マーケティングの活用事例を紹介します。

①診断キャンペーン(Twitter)の事例

診断コンテンツを活用して、Twitterでフォロワーの増加や購買を促すマーケティング手法が、診断キャンペーン for Twitterです。

診断キャンペーン for Twitter

診断コンテンツと応募キャンペーンを組み合わせることで、応募数の最大化を図りながらフォロワー数アップや情報の拡散を図ります。

これまで、数多くのTwitterキャンペーンが行われていますが、そこにはいくつかの課題がありました。

Twitterキャンペーンの課題

診断キャンペーン for Twitterではこれらの課題を解決する、3つの特徴があります。

【特徴1.狙ったターゲットの応募が見込める】

狙ったターゲットの応募が見込める

Twitterキャンペーンは多くの人が参加しやすいという特徴がある反面、商品やサービスに関心のない懸賞狙いのユーザーが多く集まるという課題がありました。

そのため、キャンペーンで多くのフォロワーを集めても顧客ターゲットとなるユーザーが少なく、手間と費用が膨大にかかるケースが発生していました。

しかし、診断キャンペーンでは診断コンテンツを通してターゲットの「知りたい」を提供することで、獲得したいターゲットへ的確にアプローチすることが可能です。

診断キャンペーンでは診断コンテンツを通してターゲットの「知りたい」を提供することで、獲得したいターゲットへ的確にアプローチすることが可能

【特徴2.獲得フォロワーが購買につながる】

獲得フォロワーが購買につながる

Twitteは情報の拡散性が高く、他のSNSより多くのユーザーにアプローチ出来るというメリットがあります。
その一方で、時間つぶしや遊び感覚で利用するユーザーが多く、キャンペーンへの接触時間が短いことも特徴です。

そのため、キャンペーンで展開している商品を覚えてもらうことができず、なかなか購買につながらないという課題がありました。

しかし、診断キャンペーンを活用すればこれらの問題をクリアして、キャンペーンで集めたユーザーを購買へとつなげることができます。

その一つ目の理由が、商品を「確実に覚える」からです。

商品を「確実に覚える」

診断キャンペーンにおいて、ユーザーは質問に回答することでキャンペーンとの接触時間が大幅に増加します。
通常、Twitterキャンペーンの接触時間は30秒程度ですが、診断キャンペーンではその10倍以上にあたる6分程度です。

また、回答中に頭の中で「考えを巡らす」ことで、商品への興味を高め記憶に定着しやすくなる効果も期待できます。

そして、理由の2つめは、潜在ニーズが「顕在化するから」です。

潜在ニーズが「顕在化するから」

ユーザーは診断結果を知ることで、自分がなんとなく抱えていた悩みを具体的に把握します。
それにより、ユーザーの潜在ニーズは顕在化され、アドバイスや解決できる商品への関心が一気に高まります。

関心が高まったユーザーに解決策となる商品を提案することで、購買へとつなげる効果が期待できるでしょう。

【特徴3.ユーザー属性が丸裸になる】

ユーザー属性が丸裸になる

通常のTwitterキャンペーンではアカウント名は分かるものの、参加者の属性や傾向を把握することはとても困難でした。

しかし、診断キャンペーンでは知りたい情報を設問に設定することで、マーケティングに活用できる個人情報を入手することができます。

診断キャンペーンでは知りたい情報を設問に設定することで、マーケティングに活用できる個人情報を入手することができます

また、診断キャンペーンの参加者は正確な結果が知りたいため、詳細な個人情報についても能動的に回答してもらうことが可能です。

個人情報保護の意識が高まる中、診断キャンペーンは他の手法よりも効率的に個人情報を集められる手法と言えます。

診断キャンペーンは他の手法よりも効率的に個人情報を集められる手法と言えます

診断キャンペーンの事例

□ファッション肩こり診断
ファッション肩こり診断

ファッション肩こり診断は、ピップ株式会社とGMO NIKKO株式会社が展開した診断キャンペーンです。

SNSで9,300回以上シェアされ、多数のユーザーをサイトに誘導することに成功しました。

□サバイバルエコクイズ
サバイバルエコクイズ

サバイバルエコクイズは、朝日新聞出版が展開したクイズ系診断キャンペーンです。

東大クイズ王でおなじみのQuizKnockとのコラボ効果もあり、15,000人という多数のフォロワー獲得につながりました。

□混物語(マゼモノガタリ) 拾陸(ジュウロク)診断
混物語(マゼモノガタリ) 拾陸(ジュウロク)診断

拾陸診断は、講談社が展開したキャラクタータイプ診断キャンペーンです。

人気作家である西尾維新『混物語』キャラクターとの相性が診断でき、キャラクターからリプライが届くという工夫がされています。

□極・三国志ビジネス診断
極・三国志ビジネス診断

極・三国志ビジネス診断は、講談社が展開したビジネスタイプ診断キャンペーンです。

日本でも人気が高い三国志の登場人物をモチーフにすることで、三国志ファンにリーチして35,000以上のシェアを達成しています。

□肌リウム診断
「肌リウム」診断

肌リウム診断は、株式会社アルビオンが展開した肌タイプが分かる診断キャンペーンです。

肌タイプをハーバリウムに例えるというユニークな演出でユーザーの興味を引き、参加者の1割以上が来店するという成果をあげています。

□ファッション×香り診断
ファッション×香り診断

ファッション×香り診断は、フィッツコーポレーションが展開したオススメコーデとコロンが分かる診断キャンペーンです。

診断を通して認知拡大を図るとともに、ファッションとコロンを組み合わせておすすめするというユニークな工夫が施されています。

□本日のやさしいコトバキャンペーン
本日のやさしいコトバキャンペーン

本日のやさしいコトバキャンペーンは、Bel Japanが展開したやさしいコトバを受け取るという診断キャンペーンです。

自分に寄り添った「やさしいコトバ」をSNSでシェアしてもらうことで、主力商品である『Kiri』の認知拡大に成功しています。

□ツブ&ピースでいこう!ストレスあるある診断
ツブ&ピースでいこう!ストレスあるある診断

ツブ&ピースでいこう!ストレスあるある診断キャンペーンは、ココカラケアが展開したストレススルー度を診断するキャンペーンです。

ストレスという誰もが気になるテーマを題材にすることで、認知度の拡大に成功しています。

□iFreeレバレッジNASDAQ100理解度チェックQUIZ
iFreeレバレッジNASDAQ100理解度チェックQUIZ

iFreeレバレッジNASDAQ100理解度チェックQUIZは、大和アセットマネジメントが展開したクイズ形式の診断キャンペーンです。

ユーザーがクイズに間違えるとサイト上で正しく理解できる仕組みになっていて、NASDAQ100への認知と理解を高めることに成功しています。

②診断キャンペーン(LINE)の事例

今やLINEは日本の情報インフラとも言える存在で、その利用率は全国民の80%を超えています。

LINEの公式アカウントから発信される情報は到達率が高く、ユーザーに認知されやすいという特徴があります。
その一方で、LINEは公式アカウント登録への心理的障壁が高く、友達を集めにくいという課題があります。

この友達獲得という課題に対して最良の打ち手となるのが、診断キャンペーン for LINEです。

診断キャンペーン for LINE

診断キャンペーン for LINEではユーザーに診断コンテンツを体験してもらい、結果画面をちょい見せすることで友達登録まで誘導することが可能です。

結果画面をちょい見せして友達登録に誘導もできます

診断結果という気になる情報を部分的に提供することでスムーズに友達登録を促し、公式アカウントの情報発信力を高める効果が期待できます。

③商品レコメンドの事例

診断活用マーケティングでは性格、嗜好、ライフスタイルなどの情報を分析することで、ユーザーに最適な商品を提案する商品レコメンドを行うことができます。

ユーザーは自分で調べる労力をかけることなく最適な商品を知ることができ、商品購入へとつながる可能性が高まります。

ここでは、診断コンテンツを活用した、商品レコメンドの事例を紹介します。

□幸運引き寄せチーク診断
幸運引き寄せチーク診断

幸運引き寄せチーク診断は、アルビオンが展開した商品レコメンド診断です。

ユーザーの美容や生活に関する情報を分析し、おすすめのチークカラーを提案することで商品の購入につなげています。

④会員獲得の事例

各種サービスの会員獲得においても、診断活用マーケティングはとても効果の高い手法です。

ユーザーにとってサービスは商品よりも実態を把握するのが難しく、新たに会員登録することに抵抗感を抱くケースが多々あります。
しかし、診断コンテンツを上手に活用すれば、このユーザーが抱く抵抗感をスムーズに取り除くことが可能です。

診断コンテンツでユーザーが知りたいと思っている情報を提供すると、ユーザーは診断結果やサイトに対して親近感を覚える心理効果が働きます。
この働きによって会員登録へのハードルを大きく下げることができ、会員登録へと導くことができます。

ここでは、その具体事例と導入された会社のインタビューを紹介します。

□男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断
男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断

男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断は、オーネットが展開した恋愛偏差値や恋愛タイプを診断するコンテンツです。

ユーザーが興味関心を持っている情報を提供することで、サイトに誘導するとともに心理的距離を縮めることで会員登録へとつなげています。

また、診断コンテンツ「男性版!45歳以上の恋愛偏差値診断」を導入したオーネットのインタビューもありますので、ご参照ください。

□導入インタビュー 株式会社オーネット
導入インタビュー 株式会社オーネット

CPA、契約率が大きく改善!ユーザーの行動を後押しする診断コンテンツ活用法

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

BtoBでの活用事例

診断活用マーケティングは、BtoBにおいても様々なメリットをもたらすマーケティング手法です。
ここでは、BtoBにおける診断活用マーケティングの有用性と、その活用事例を紹介します。

BtoBでやってしまいがちな間違い

BtoBでのマーケティングにおいて、やってしまいがちな間違いが、商談の結論を急ぎすぎることです。
BtoBでは商談相手がビジネスパーソンとなるため、自社の商品やサービスの価値を早く伝えて成約に持ち込みたいという気持ちが強くなります。

押し売り気味になってしまう

その結果、販売手法が押し売り気味になってしまうと、顧客に不快感や不信感を与えてなかなか商談が成立しません。

BtoBにおいても、顧客にはそれぞれの状況に応じたステージがあります。

マーケティング活動のステージ

このようなステージがあることを認識し、顧客には順番に階段を上ってもらうことが大切です。

診断クラウド ヨミトル

診断クラウド「ヨミトル

診断クラウド「ヨミトル」は、BtoBにおける顧客の感情変容にも、有効に働く診断活用マーケティングツールです。

ヨミトルで感情変容を起こす

ステージに応じた顧客が感情変容を起こす

ヨミトルを顧客のステージに合わせて活用することで、スムーズに成約までの階段を上ってもらうことができます。

ヨミトルを活用すれば、顧客のステージに合わせた感情変容を起こす情報を提供することができます。

①集客・認知拡大の事例

ここでは、BtoBの診断活用マーケティングにおいて、集客・認知拡大で大きな成果をあげた事例を紹介します。

□16タイプマーケター診断2
16タイプマーケター診断2

16タイプマーケター診断2は、株式会社ピクルスが展開したマーケターとしての素養を診断するコンテンツです。

1ヵ月で56,000回以上実施され、10,400回以上のSNSシェアを達成しています。

マーケター診断に興味がある人はこちらから無料で使用できますので、ぜひ試してみてください。

□キャリアに活かす起業家診断
キャリアに活かす起業家診断

キャリアに活かす起業家診断は、関西大学が展開した起業家タイプを診断するコンテンツです。

ノンプロモーションにも関わらず、公開から1.5ヵ月で12,000回以上実施されるという結果を残しています。

②リード獲得の事例

診断活用マーケティングはBtoBにおいても、有効なリード獲得手法です。
ここでは、診断コンテンツを活用した、リード獲得事例を紹介します。

□Twitterキャンペーン企画診断、Instagramキャンペーン企画診断
Twitterキャンペーン企画診断
Instagramキャンペーン企画診断

Twitterキャンペーン企画診断Instagramキャンペーン企画診断は、株式会社ピクルスが展開したそれぞれのマーケティング課題から適切なキャンペーン企画を診断するコンテンツです。

キャンペーン企画という一般的ではない悩みを題材にすることで、「キャンペーン企画担当者」というニッチなターゲットへのアプローチを成功させています。

□マーケティング課題診断
マーケティング課題診断

マーケティング課題診断は、株式会社ピクルスが展開したマーケティングの課題、強み、弱みを分析する診断コンテンツです。

マーケティング力という一見、把握しづらいスキルを視覚化し、自社のマーケティング戦略のどこに課題があるのかを掘り下げます。

これによってマーケターの関心を集め、課題を自覚してもらうことで「解決策」としての商材の必要性を提示。商談化率、成約率の向上に成功しています。

マーケティング課題診断を試してみる

□財務・経理「見える化」診断
財務・経理「見える化」診断

財務・経理「見える化」診断は、Freee株式会社が展開した財務経理の課題を明らかにする診断コンテンツです。

財務や経理で使用する資料は独特の形式が多く、基礎知識のない人にはとてもなじみにくいという特徴があります。
そのため、一部の詳しい人以外は財務経理資料を見ても、どのような課題があるのか読み取れないというのが実情です。

そのような問題に対して、財務・経理「見える化」診断は分かりやすく視覚化した診断結果を提供します。
それにより、財務経理関連の業務に携わる人からのアクセスを集め、営業先のリスト化に成功しています。

□採用人事タイプ診断
採用人事タイプ診断

採用人事タイプ診断は、アイプラグが展開した人事採用担当者の強みやタイプが分かる診断コンテンツです。

いつもは適性診断を受けさせる側の人事採用担当者に対して、自分を診断するという逆の発想からアプローチすることで、人事採用担当のリード獲得に成功しています。

□円満廃業診断
円満廃業診断

円満廃業診断は、いっしょに税理士法人が展開した円満廃業に必要な知識が分かる、クイズ形式の診断コンテンツです。

円満廃業に関するクイズというユニークなコンテンツで、アプローチが難しい円満廃業希望者のリード獲得に成功しています。

□ドリームキラー診断
ドリームキラー診断

ドリームキラー診断は、株式会社FTG Companyが展開した「目標設定の傾向」と「他者への関与度」を分析する診断コンテンツです。

企業向け研修プログラムと連携した診断コンテンツを展開することで、プログラムへの理解を深めてもらうとともにリードの獲得に成功しています。

【業界別】診断コンテンツ企画診断

診断コンテンツの作成方法

ここまで、診断活用マーケティングの全体像と具体事例を紹介しました。

このように診断活用マーケティングは様々なマーケティングシーンにおいて、とても高い効果を生み出す手法です。
しかし、その手法を充分に活用するには、コアとなる診断コンテンツの作成がとても重要なポイントとなります。

そこで、ここでは高い効果を生み出す診断コンテンツの作成方法について解説します。

プランニング

診断コンテンツ作成の第一ステップは、プランニングです。
このプランニングをいかに上手く行うかによって、診断コンテンツのクオリティや成果に大きな差が生まれます。

診断コンテンツのプランニングにおいて一番大事なことは、「成果が出る診断を企画すること」です。
成果が出る診断を企画するには、以下の点が重要になります。

・自社のマーケティング課題を把握する
・診断コンテンツの目的と実施するプレイスを設定する
・診断内容を自分事と認識するターゲットを定義する
・ターゲットが知りたい診断結果を想定する
・診断内容に適したうえでターゲットの関心を引くタイトル、サブタイトルを策定する

それでは、これらのポイントについて詳しく見ていきましょう。

診断コンテンツのプランニング ポイント

まずは、自社が抱えるマーケティング課題をしっかりと認識しましょう。
課題の内容によって、診断コンテンツプランニングの方向性は大きく変化します。

「認知度が低い」「リードが獲得できていない」「コンバージョン率が低い」など課題が明確になることで、プランニングの方向性がある程度見えてきます。

課題をしっかりと認識できたら、次は、診断コンテンツの明確な目的を設定します。
診断コンテンツは様々な目的に合わせて作成することが可能です。

「認知拡大」「リード獲得」「商品レコメンド」…。

しかし、診断コンテンツはその目的によって、内容や形式が大きく変わってきます。

例えば、認知拡大を目的とする場合はエンタメ性が高く、SNSでシェアしやすい診断が適しています。
一方、リード獲得を目的とする場合は、情報登録やメルマガ登録などのアクションを促す診断が相応しいでしょう。

また、同時にどのプレイスで実施する施策なのかを決めましょう。
プレイスとは、マーケティングにおける顧客の購買行動段階のことです。

どのプレイスでする施策なのかを決める

それぞれのプレイスに応じて、診断コンテンツの内容や形式が変わってきます。

例えば、プロモーションプレイスで実施する場合は、キャンペーンとの連携や多くのユーザーを集めるユニークさなどを考慮する必要があります。
また、コンバージョンプレイスで実施するのであれば、ユーザーが信頼感を抱くような診断結果が必要となるでしょう。

このように、診断の目的とプレイスを決めることで、効果的な診断コンテンツの概要が出来上がります。

企画の詳細を設定

診断コンテンツの概要ができれば、次は、企画の詳細に入っていきます。

診断コンテンツに参加するのは、基本的に診断内容に関心を持つユーザーです。
そのため、診断コンテンツはその診断結果を、自分事として認識してくれるターゲットに合わせて作る必要があります。

自分事化されるようにするため、ターゲットを絞る

ターゲットに合わない診断コンテンツは、興味を持ってもらえなかったり、信頼性が低く感じられる可能性があります。
そのため、ターゲットを明確に定義し、そのターゲットが知りたい情報や解決したい課題に沿った診断コンテンツを作ることが重要です。

ターゲットの定義ができたら、次はどのような診断結果をターゲットが知りたいかを想定しましょう。

ターゲットが知りたいことをたくさん出す

診断結果は、ターゲットに提供する最も重要な情報です。
この情報があるからこそ、ターゲットは診断に参加したり、自分の個人情報を提供してくれます。

ターゲットにとって価値ある診断結果を提供できれば、満足度は高まり、商品やサイトへの信頼感にもつながります。
ターゲットの立場で考えて、知りたい結果を提供できる診断コンテンツを作ることが重要です。

その上で、最後の重要ポイントとなるのが、診断コンテンツのタイトルとサブタイトルのネーミングです。

ユーザーと診断コンテンツとの最初の接点は、タイトルとサブタイトルです。
このタイトルとサブタイトルでどれだけユーザーの関心を引けるかが、参加人数に大きく影響するため、自社の目的に沿った、適切なネーミングを考えましょう。

ライティング

診断コンテンツ企画が完成したら、次はライティングを行います。
ライティングとは診断コンテンツの診断結果や設問の文章を作成することです。

ここで作成する文章によって、ユーザーの感情変容を起こすことができます。
感情変容とは、ユーザーの感情や行動を変化させること。

例えば、ユーザーが診断結果で自信や満足感を高めれば、自社の商品やサービスに関心を持ってもらえます。

まずはどのような診断結果をアウトプットするか、その項目をピックアップします。

まずはどのような診断結果をアウトプットするか、その項目をピックアップします。

診断結果は、ターゲットが知りたい情報や解決策を提供することが重要です。
そのためにも、ターゲットが知りたい項目やキーワードをピックアップして、それらを診断結果に反映させましょう。

次に、診断結果の文章を作成する際は、身近な人をイメージして書いてみることをおすすめします。診断結果は、ユーザーに対して親しみやすく、わかりやすく伝えることが重要です。

身近の〇〇さんをイメージして書く

身近な人をイメージする際は、両極端な人を対象にしてみましょう。
その両者には、どのような違いがあるのか?

明快に相反していることが見つかれば、それを設問にします。
最初は「はい」「いいえ」で答えられる設問にすると良いでしょう。

結果を元に判定の為の設問を考える

設問内容を作成する際は、回答者の主観ではなく事実を問う内容にしましょう。
人間は得てして、自分の主観と行動に食い違いがあるものです。

例えば、自分では内向的な性格だと思っていても、周りからは社交的と思われる行動をとっているようなケースは多々あります。
より客観的に診断するには、主観よりも事実ベースで情報を集める方が適切です。
極力、事実ベースを問う設問になるよう、文章を作成してください。

事実がわかる設問にする

ここからは、診断結果文章の作成で注意すべきポイントを紹介します。
まずは、「悪い結果は、直接的に悪いと書かないこと」です。

悪い結果は、直接的に悪いと書かないこと

人は誰でも、自分のことを否定されたくないと思っています。
もしその内容が本人に適合していたとしても、本人としては良い気持ちにはなりません。

診断コンテンツの目的をしっかりと踏まえて、マイナス感情を起こさない工夫が大切です。
悪いのではなく少し物足りない、8割肯定して2割課題を提示するなど、ユーザーが素直に診断結果を受け取れる配慮をしましょう。

次に注意すべきポイントは、「言い切りをなるべくしない」ことです。

言い切りはなるべくしない

診断結果をハッキリと言い切ると、ユーザーからの反感を買う可能性があります。

診断結果は文章でユーザーに提供されるため、微妙なニュアンスの取り方はユーザー次第となってしまいます。

診断結果の信憑性を高めるためには、ある程度、言い切る表現を使用することも大切です。
しかし、ユーザーの中には、自分の考えと違うことを言い切られると、マイナス感情を抱く人も現れます。

言い切りと曖昧な表現をバランスよく使い、ユーザーが診断結果を素直に受け取れる文章を作成してください。

そして、最後に注意することは、シェアされやすい文章や画像をつくることです。
特に、画像はシェアされるかどうかの重要ポイントとなります。

シェア作成

各結果の背景色を変える、結果画像にイラストを用いるなどの工夫をして、シェアされやすい診断結果のアウトプットを作成していきましょう。

診断クラウド「ヨミトル」

診断コンテンツを作成する際におすすめなのが、診断クラウド「ヨミトル」です。

診断クラウド「ヨミトル

診断クラウド「ヨミトル」を活用すれば、自社内で手軽に診断コンテンツを作成できます。

診断クラウド「ヨミトル」

例えば、作成済み診断からひな型を流用すれば、診断コンテンツを簡単に作成することも可能です。

また、通常、診断コンテンツ開発には300~500万円ほどの費用が必要ですが、「ヨミトル」を利用すれば、初期費用20万円・月額費用5万円(年間利用)で制作することが可能です。​

診断クラウドヨミトル

診断コンテンツから取得した情報についても、診断レポート、回答レポート、アクセスレポートから確認できます。

診断クラウドヨミトル

このように、診断コンテンツの作成から、費用、運用面でメリットの多い「ヨミトル」。
診断活用マーケティングの展開をお考えの際は、ぜひ、ご検討ください。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

まとめ

ここまで、診断活用マーケティングと診断コンテンツについて解説してきました。

診断活用マーケティングは、BtoBでもBtoCでも様々なメリットをもたらすマーケティング手法です。
診断活用マーケティングを適切に展開すれば、認知度やリード獲得、商品レコメンド、マーケティングリサーチなどの目的を達成することができます。

しかし、診断活用マーケティングのコアとなる診断コンテンツを作るのは、決して簡単ではありません。
成果をあげる診断コンテンツの制作には、プランニングやライティングなどのスキルやノウハウが必要となります。

このような課題に対して、診断クラウド「ヨミトル」は、マーケティング課題や目的に応じた最適な診断コンテンツの作成・運用に大きな効果を発揮します。

診断活用マーケティングで成果をあげたいとお考えの方は、ぜひ、ヨミトルをご検討ください。

また、「もっと詳しく診断活用マーケティングについて知りたい」というご要望がありましたら、こちらのフォームからお問い合わせください。

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想定される活用シーン

診断活用マーケティング

想定される診断タイプ

パーソナライズ

ライター:リバーサイド

心理学マーケター

心理学に基づく人間の性格や愛情、行動分析などベースに20年以上に渡り、診断開発や企業のマーケティング分析を行う。心理学、脳科学、マーケティングの研究から、人間の心理とビジネスの良い関係作りに取り組んでいる。

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