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【事例10選】コスメマーケティングには診断コンテンツ!よくある悩みと診断の体験談も

コスメマーケティングと診断コンテンツは相性抜群です。本記事では診断コンテンツがコスメマーケティングに選ばれる理由や、活用に関するよくある悩みに答えています。美容業界での診断コンテンツ活用事例も紹介していますので、活用を迷われている方は参考にしてください。

更新日:2024/04/12

監修:田中博基(たなかひろき)

監修:田中博基(たなかひろき)

コンテンツマーケター

株式会社ピクルスのコンテンツマーケター。SEOライティング歴7年。月間250万PVのメディア運用に携わる。現在はオウンドメディア、Twitter、診断コンテンツ、メルマガ、Youtube等のチャネル運営を統括。診断コンテンツ制作歴10年超のピクルスの知見を発信中。


マーケティング施策として今人気の診断コンテンツ。

コスメマーケティングとの相性はとてもよく、診断コンテンツを活用することで、対面販売でなくても各個人の体質、悩みに合った商品を提供できるようになります。

しかし、診断コンテンツを活用したくても、値段や作成のハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事ではコスメマーケティングに診断コンテンツがおすすめな理由や、よくある悩みについて解説しています。

また、目的別で診断コンテンツの活用事例を10選紹介しますので、自社で活用する際の参考にしてください。

診断コンテンツの概要について知りたい方はこちら
診断コンテンツの基本を知ろう。事例から見る活用方法。

診断コンテンツを活用してコスメマーケティングを始めたい方はこちら
新しいコスメマーケティングはじめませんか?

コスメマーケティングに診断がコンテンツが選ばれる4つの理由

まず、コスメマーケティングに診断コンテンツが有効である4つの理由を解説します。

①ユーザーに「自分のための商品だ」と感じてもらえる
②第3者の口コミでユーザーの購買行動をスムーズにする
③ECサイトの購入率アップにつながる
④パーソナライズ化粧品で新規顧客を獲得できる

1つずつみていきましょう。

①ユーザーに「自分のための商品だ」と感じてもらえる

美容に関する悩みは人それぞれで、肌色や体質なども個人で違います。そのため、特にコスメ商品をおすすめする際は「自分の悩みを解決してくれる商品」だと感じてもらうことが重要です。

診断コンテンツであれば、ユーザーが設問に回答した情報から答えを導くため、個人の肌質や悩みに合った商品が提案されます。

そのため、回答で商品を提案されたユーザーは「自分のための商品だ」と感じ、特別感を味わえます。

ユーザー満足度も高められるため、ブランドへの忠誠心が深まることにも期待できるでしょう。

②第3者の口コミでユーザーの購買行動をスムーズにする

診断コンテンツは人間の「表現欲求」を刺激するため、口コミが発生しやすいという特徴があります。そのため、他のユーザーの購買行動をスムーズにする効果が期待できます。

コスメの使用感や効果は試してみないと分かりません。また、個人で体質や悩みも違うため、商品購入を検討している多くのユーザーは、「自分に本当に合うのか?」「悩みを解決してくれるのか?」などの不安を抱いています。

それゆえ、購入前にWeb上で情報収集するユーザーは多くいます。そこで他人の診断結果の投稿や、商品を使用した感想などの口コミがあれば、購買の後押しとなるでしょう。

第3者の口コミは信頼性が高く、また、自分と似たような体質や悩みをもつ人の意見を知ることで、ユーザーは安心して購入へと進んでいけます。

③ECサイトの購入率アップにつながる

診断コンテンツを活用することで、ECサイトでの購入率アップも期待できます。

診断コンテンツは、実店舗でしかできなかった「スタッフによる個別カウンセリング」の代わりとして活用できるためです。

たとえば、これまでどの商品を選べばよいか分からず購買を見送っていたユーザーのサポートが可能になります。

自分だけのアドバイスを受けたユーザーは安心して商品を選択できるため、購買意欲が高まり、購入率アップにつながります。

④パーソナライズ化粧品で新規顧客を獲得できる

診断コンテンツを活用したパーソナライズ化粧品の提案は、新規顧客の獲得にも効果的です。

具体的には、これまで「スタッフに勧められるのが苦手」とカウンセリングを避けて購入をしてこなかったユーザーの獲得が期待できます。

また、診断コンテンツはユーザーにとって「時間的コストが削減できる」メリットもあり、忙しくて店舗で商品を試すことから遠ざかっていたユーザーにも効果的でしょう。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

【目的別】診断コンテンツ活用事例10選

ここでは美容業界の診断コンテンツ活用事例10選を、目的別で紹介します。

ぜひ自社のマーケティング施策の参考にしてください。

【業界別】診断コンテンツ企画診断

商品推奨

「商品推奨」を目的とした診断コンテンツ活用事例を紹介します。

①株式会社アルビオン|ラデュレ 幸運引き寄せチーク診断

“そのまま購入できます。” レ・メルヴェイユーズ ラデュレ 幸運引き寄せチーク診断

「ラデュレ 幸運引き寄せチーク診断」は、株式会社アルビオンのコスメブランド「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」のチーク「パウダー ブラッシュ」のリニューアルに伴って作成されました。

美容、生活に関する3〜5問の設問への回答結果をもとに、全22色のチークカラーからおすすめを提案。診断結果から製品ページへ誘導し、購買へダイレクトにつなげています。

診断後のチークカラーの提案では大袈裟な演出を控え、シンプルな導線でユーザーの購入をあと押ししています。

「ラデュレ 幸運引き寄せチーク診断」について詳しくはこちら

②株式会社アルビオン|はたらき肌お悩み別タイプ診断

新社会人一年目の女性に寄り添った「はたらき肌お悩み別タイプ診断」で、おすすめ商材を紹介

化粧品メーカーのアルビオンが提供する「はたらき肌お悩み別タイプ診断」は、働き方別の肌の悩みが分かる診断コンテンツです。

商材に興味を持ってもらい、購入を促すことを目的として作成されており、診断結果をもとにスキンケア商材が紹介される設定です。

こちらの診断コンテンツは全て1ページの中に収めた構成のため、ユーザーは設問ボタンを押す必要がなく手軽に診断を実施できます。

また、診断のプロセスが全て見えるため、提示された結果に対して納得感を高めてもらえます。

社会人一年目の女性をターゲットにしたキャッチコピー、デザインにより、見込み度が高いターゲットの獲得が期待できる診断となっています。

「はたらき肌お悩み別タイプ診断」について詳しくはこちら

③クラシエホールディングス株式会社|からだかがみ診断

WEBから店舗販売へ誘導「からだかがみ」診断でオススメ漢方薬を提案

日用品・医薬品・食品などで事業を展開しているクラシエホールディングス株式会社が作成した「からだかがみ」診断は、ユーザーに適した漢方薬を提案する診断コンテンツです。

「からだかがみ」診断は、漢方セラピーの認知拡大や新規顧客の獲得、販売数増加などを目的に作成されました。

診断結果のあとに漢方を購入できる店舗が紹介されるため、ユーザーの手間をはぶき、診断後の離脱防止となっています。

「からだかがみ」診断について詳しくはこちら

④ロゼット株式会社|ご自愛ルーティーン

パーソナライズしたおすすめ化粧品を紹介!診断コンテンツ:「ご自愛ルーティーン」

化粧品の製造・販売を手がけるロゼット株式会社が作成した「ご自愛ルーティーン」は、新しい習慣を提案する診断コンテンツです。

「はい・いいえ」で5つの設問に回答すると、ユーザーの生活習慣にあわせて新しいルーティーンが提案されます。

「ご自愛ルーティーン」のポイントは、商品からライフスタイルまで提案していることです。

近年、コロナでおうち時間が増加した影響もあり、生活の質を向上させようとする方が増えています。そのニーズに対応するために「ご自愛ルーティーン」では診断コンテンツのパーソナライズ提案を活用して、ライフスタイルに新たな価値観を提供しています。

さらに「ご自愛ルーティーン」では、パーソナライズした化粧品を提案したあと、使い方まで詳しく説明。ユーザーの頭に具体的な商品イメージを作り、購入意欲を高めています。

「ご自愛ルーティーン」について詳しくはこちら

⑤日本初の液体サプリメント「myFine」|myFine診断

診断コンテンツでサプリメントをオーダーメイド「myFine診断」

「myFine診断」はユーザーごとにオーダーメイドのサプリメントを提案する診断コンテンツです。

「myFine診断」の大きな特徴は、診断結果ページで直接サプリメントの申し込みまで対応している点です。

購入手続きも診断結果ページでおこなわれるため、ユーザーの離脱防止が期待できます。

また、「myFine診断」ではユーザーの食生活や体調の変化に対応するために「フィードバック機能」を備えています。

ユーザーの悩みや身体の変化をWEB上のフォームで収集し、その後のサプリメントの配合に反映。ユーザー満足度を高めて継続利用を促進しています。

「myFine診断」について詳しくはこちら

⑥Cosne Kitchen|下田式 形態心理学診断

米国 LA発のオーガニックヘアケアブランド、Cosne Kitchenは「下田式 形態心理学診断(オンライン肌診断)」を作成。こちらは、どんなオーガニックコスメを選んだらいいかわからない方に、その人の「オーガニックステージ」を分析した上で提案する診断コンテンツです。

Cosme Kitchenのバイヤーである下田さんが、美容業界30年の経験から「悩みは体質や性格も関連している」とし、自身の統計をもとに監修されています。

睡眠時間やお通じ、積極的に水を飲んでいるかなどライフスタイルや生活習慣に関する設問に答えると、自身が生まれつき持つ体質が提示されます。

その診断結果をもとにオーガニックステージやケア方法を解説し、商品を提案。

「自身の体質を理解して上手に付き合っていきたい」と思う女性の心をつかんでいます。

⑦資生堂INTEGRATE|ベースメイク診断

こちらは、ユーザーにぴったりなベースメイクを提供する診断コンテンツです。

可愛らしいキャラクターとチャット形式で設問に答える診断方法となっており、親しみが感じられる診断コンテンツです。

診断結果をもとにベースメイクが紹介されますが、それだけでなく仕上がりのイメージ画像も添付されています。

さらに、自分の顔写真をアップロードしてバーチャルメイクを体験できるようになっており、コスメカウンター同様の体験が可能です。

ユーザーは自分の顔写真を使って実際のメイクの効果を確認することができるため、商品の魅力や効果を具体的にイメージできます。

これにより、商品に対する興味や信頼度が高まり、ユーザーの購入意欲アップが期待できます。

⑧エステティックサロン「エルセーヌ」|コース診断

エステティックサロンを運営する「エルセーヌ」は、自分に合ったコースを知りたい方のために「コース診断」を作成。

少し多めの16個の設問が用意されていますが、簡単な内容かつYes、Noの二択ですぐに答えられるようになっており、テンポよく診断を進められます。

診断結果ではおすすめのコースが提示されるとともに、そのまま申し込めるようになっています。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

来店促進

「来店促進」を目的とした診断コンテンツ活用事例を紹介します。

⑨株式会社アルビオン|肌りウム

“27種類のハーバリウムからあなたの肌を表します。”肌リウム

株式会社アルビオンは、「フラルネ」という新しいスキンケアシリーズのプロモーション施策として診断コンテンツ「肌りウム」を作成。

診断結果でユーザーのイメージに合ったハーバリウム(プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラスなどの容器に入れ、専用のオイルに浸したもの)が生成されます。

「肌りウム」はユーザーに覚えてもらうための工夫を凝らしており、27種類のハーバリウムを作成し、写真も全て社内で撮影。

さらに、結果で表示されるハーバリウム自体にアニメーションを加え、動かすことで実際にそこにあるように見せました。

その結果ユーザーの心をつかむことに成功し、診断に参加した1割以上のユーザーを店舗来店につなげました。

「肌りウム」について詳しくはこちら

【業界別】診断コンテンツ企画診断

リード獲得

「リード獲得」を目的とした診断コンテンツ活用事例を紹介します。

⑩ドクターリセラ株式会社|MEN’S SKIN CHECK

化粧品や美容機器、健康食品の開発をおこなうドクターリセラ株式会社は、男性向け肌診断「MEN’S SKIN CHECK」を作成。

近年は男性の美容に対する意識や理解が高まっています。

全国都道府県別「男性美容意識調査 2023年版」によると、全世代で「コロナ禍で美容意識が高まった」と回答しており、特に20代男性では2020年から約10%、美容意識が高まったと回答した方が増えています。(前回19.9%→29.6%)

その理由として、マスクで肌荒れを起こしたり、リモート会議で自分の容姿が気になるようになったからとありました。

このような男性の意識の変化に対応し、「MEN’S SKIN CHECK」では新たなリード獲得を目指しています。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

ピクルスの「スキンケア診断」を体験

スキンケア診断

今回、診断コンテンツ作成クラウド「ヨミトル」で作成された「スキンケア診断」を、筆者がユーザー目線で体験してみました。

こちらの診断では、「肌の調子が一定ではない」「割りとすべすべ肌だ」などの肌に関する8個の設問に答えていきます。

回答方法は「全く思わない~とてもそう思う」まで5つの段階で選択できるため、より自分自身に近い回答を選択することができました。

最後には、名前、年代、性別、メールアドレス(名前とメールアドレスのみ必須)を入力すると結果を見れる設定となっており、自然とリード獲得につなげられています。

通常のアンケートなどではこういった入力はしたくないと感じるのですが、「せっかく入力したし、結果を見たい…」と感情が動き、入力。

診断コンテンツはリード獲得に効果があると身をもって実感しました。

また、自分が入力した診断結果から回答が提示されるため、診断コンテンツは「自分だけのアドバイスだ」と感じることができますが、それだけでなく、設問に回答していく過程で改めて自分の肌に向き合い考えを巡らせたことも、診断結果の満足感につながっていると思います。

本記事をお読みの方もぜひ一度、診断コンテンツがもたらす効果を体験してみてはいかがでしょうか。

「スキンケア診断」はこちら

【業界別】診断コンテンツ企画診断

診断コンテンツ導入に関するよくある悩み

診断コンテンツ導入に関するよくある悩みはこちら。

①コストが高額で導入できない
②作成が難しい・時間がかかりそう
③データを取得するのにまたコストがかかるのでは?

ここでは、診断コンテンツを活用したくても踏み出せずにいる方の悩みを解決します。

①コストが高額で導入できない

クラウド型診断コンテンツなら、大幅なコスト削減が可能です。

従来の診断コンテンツの作成では、フルオーダーで300万円〜500万円程度の作成費用がかかりますが、クラウド型ではサーバー上にプログラムやデータを保存しているため、個別にサーバーやハードウェアを用意する必要がありません。そのため、導入コストや保守費用を大幅に削減することができます。

ピクルスの「ヨミトル」もクラウド型診断コンテンツのため、作成費を50%〜80%削減でき、低コストで診断コンテンツを作成できます。

②作成が難しい・時間がかかりそう

診断コンテンツの企画を自社で一から作成するのは難しく、プログラミング作業の専門的な知識や経験が必要となります。

しかしクラウド型診断コンテンツであれば直感的に操作することができるため、プログラミングの知識がなくても簡単に作成することが可能です。

また、クラウド型診断コンテンツはひな形が用意されている場合が多く、自社の目的やニーズに合わせてカスタマイズするだけで簡単に短期間で作成できます。

ピクルスのクラウド型診断コンテンツ「ヨミトル」を活用いただいた方のインタビューもぜひ参考にしてください。

③データを取得するのにまたコストがかかるのでは?

診断コンテンツの作成を外部に依頼する場合、管理ツールが提供されない可能性があります。その点、クラウド型診断コンテンツはデータ収集機能が既に含まれているため、追加でコストがかかることはありません。

認知拡大やリード獲得、商品訴求の効果を高めていくためには、データを分析してPDCAサイクルを回していくことが重要です。

ピクルスの「ヨミトル」もまた、デフォルトで情報取得用フォームを内蔵しており、リード情報の一括管理が可能です。

リード情報を効果的に管理することができるため、診断コンテンツの導入にハードルを感じていた方も試しやすくなるでしょう。

【ビジネス課題別】診断コンテンツ企画診断

まとめ

今回は、コスメマーケティングに診断コンテンツが選ばれる理由や活用事例、よくある悩みについて解説しました。

診断コンテンツは、美容商品の販売に重要である「各個人の体質、悩みに合った商品を提供」することが可能です。

また、診断コンテンツはユーザーの関心を引きつけ、自社商品に対する興味や欲求喚起が可能です。

クラウド型であれば低コストで簡単に始められますので、診断コンテンツを活用したコスメマーケティングにぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

ピクルスが提供する「ヨミトル」では、診断コンテンツの企画に関して相談も可能です。初めてでどのように進めたらよいか分からない方をサポートしていますので、安心して進めていただけます。

診断コンテンツや、コスメマーケティングへの活用に関して詳細を確認したい方は、下記ページをご確認ください。

診断活用マーケティングツール ヨミトル活用法:コスメマーケティング

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ライター:前田 彩(まえだ あや)

webライター/SNSマーケティングコンサルタント

2020年からTwitter運用を始め、フォロワー5500人・公式LINEに1000人以上集客。自身の運用ノウハウを教えている。集客できるツイート作成が強み。マーケティングと文章スキルを活かしてライターとしても活動/2児の母

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