「ご自愛ルーティーン」は普段の生活習慣をヒアリングしたうえで、新しい習慣を提案する診断コンテンツです。化粧品の製造・販売を手がけるロゼット株式会社が実施しています。新しいルーティンに合わせた最適な化粧品を紹介する診断コンテンツ 「ご自愛ルーティーン」は美容分野の診断コンテンツです。「はい/いいえ」で5つの質問に回答すると、ユーザーの生活習慣にあわせて、新しいルーティーンを提案します。 「ご自愛ルーティーン」の注目ポイントは、美容ケアのなかでも「習慣(ルーティーン)」に焦点をあて、新しいライフスタイルの提案を行っていることです。 一般的な診断コンテンツは悩みをヒアリングし、問題を明確化した後に、解決策を提案します。しかし「ご自愛ルーティーン」は、生活習慣や肌の悩みについてヒアリングを行い、ユーザーのタイプを診断したうえで、さらにライフスタイルの提案まで行います。 そして結果に応じて、自社で販売する化粧品の中から最適なものをピックアップして提案。具体的な使い方や効果まで説明して、購入へと促している診断コンテンツです。ポイント1. タイプ診断だけでなくライフスタイルまで提案 「ご自愛ルーティーン」の最大の特徴は、ユーザーニーズの変化にあわせて、ライフスタイルまで提案していることです。 近年のインターネット普及により商品の選択肢が増え、デザインや機能だけでなく、商品コンセプトや開発の背景なども含めて検討されるようになりました。さらに、日々の暮らしごと見直すユーザーも増え、より本質的な暮らしを求める人が増えています。 そんなユーザーニーズの変化にあわせて「ご自愛ルーティーン」はライフスタイルまで提案しています。 今までにない価値観を提案するのは簡単ではありませんが、そこに診断コンテンツのパーソナライズした提案力を活用しています。ポイント2. 商品の紹介に「使い方」を加えて訴求力向上 「ご自愛ルーティーン」のライフスタイル提案のあとは、診断結果ごとにパーソナライズしたおすすめの化粧品が紹介されています。 「新しいライフスタイルを取り入れよう」と思ったユーザーの背中を押すタイミングで、コンパクトかつ見やすく提案されているのが分かります。 さらに、化粧品の使い方まで説明している点が注目ポイントです。 これにより、使い方がわかるだけでなく、ユーザーの頭のなかに具体的な商品イメージを作り、すでに商品を購入したような感覚を持たせます。 これはセールスコピーライティングのバイブル「10倍売る人の文章術」などでも紹介されているテクニックで、訴求力向上を期待できます。さいごに 「ご自愛ルーティーン」は新しい価値提案に診断コンテンツを活用しています。ユーザーの状況を踏まえて最適な提案ができる、診断コンテンツらしい方法とも言えますね。 診断コンテンツの回答データや、その後のアクセス状況を分析することで、提案がどれくらい受け入れられているかも分かるはずです。 「これから広めたい商品がある場合」や「従来にはなかった新しいソリューションを提案したい場合」などに、ぜひご参考ください。