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教育研修・eラーニングのマーケティングには「診断コンテンツ」がおすすめ|メリットや事例も紹介!
教育研修・eラーニングのマーケティングには「診断コンテンツ」がおすすめ!診断コンテンツのメリットや事例も分かりやすく紹介します。マーケティング支援のプロであるピクルスの知見やノウハウも解説するため、教育研修・eラーニングのマーケティング成果を最大化させたい企業はぜひ参考にしてください。
更新日:2024/04/12 公開日:2023/09/15
教育研修・eラーニング分野で事業を行っていると、以下の悩みを持つケースも多いのではないでしょうか?
「さまざまなマーケティング施策を試したけれども、なかなかリード獲得に繋がらない…」
「他社との差別化が上手くできず、効果的な提案ができない」
教育研修・eラーニング分野はさまざまなサービスがリリースされており、他社との差別化を上手く図れずマーケティング成果が向上しないケースも多いでしょう。
そのような時に活用したい手法が「診断コンテンツ」です。
診断コンテンツを活用することで、ユーザーの課題を把握し適切な提案ができるなどのメリットがあるため、上手に活用すればリード獲得などのマーケティング成果を最大化できます。
今回は診断コンテンツについて、教育研修・eラーニング分野におけるマーケティング上のメリットや導入事例を中心に紹介します。
教育研修・eラーニング分野で事業を行うも、売上がなかなか拡大せず悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
※当コンテンツは、診断作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています。
目次
教育研修・eラーニングで診断コンテンツを活用するメリットは?
教育研修やeラーニングの分野で診断コンテンツを活用するメリットは、主に以下の3つです。
・リード獲得率の向上
・商談化率の向上
・成約率の向上
診断コンテンツは、複数の質問をユーザーに回答してもらい、回答内容に応じて診断結果を表示させるユーザー参加型コンテンツです。
マーケティング課題を特定できる診断コンテンツを提供すれば、ユーザーの「自社の現状や課題を知りたい」という欲求を効果的に刺激し、コンテンツへの積極的な参加を促すことが可能です。これにより、顧客情報を効率的に取得できます。
また診断結果に基づき、ニーズにマッチする自社商材を提供すれば、成約につながる有効商談数も増えるでしょう。
診断結果で得られた情報をもとに、ユーザーの課題解決につながるサービスを提案すれば成約率アップにもつながります。実際、ピクルスでも商談前にマーケティング課題診断という診断コンテンツを受けてもらうことで、有効商談化率が50%もアップしています。
このように、診断コンテンツを活用することで、リード獲得から成約までスムーズに繋げられるため、売上拡大などのマーケティング成果を最大化できます。
教育研修・eラーニングで診断コンテンツを活用する方法4選
教育研修・eラーニングで診断コンテンツを活用する方法として、以下の4つが挙げられます。
・ホットリードの獲得
・自社サービスの比較検討を促す
・顧客課題を把握し適切なアプローチに繋げる
・リード情報を収集しマーケティングを最適化
教育研修・eラーニング分野で診断コンテンツを活用する場合は、上記の方法から自社の目的に合わせたものを利用してください。
ホットリードの獲得
1つ目は、ホットリードの獲得です。
広告の遷移先に「コンプライアンス診断」などの診断コンテンツを組み込み、eラーニングや社内研修などの自社商材に興味があるリードに対してアクセスを促しましょう。
リードの「自社の現状・課題を知りたい」という欲求を刺激し、診断コンテンツを実施してもらうことで、効率的に顧客情報を取得できます。
診断コンテンツを通して自社の課題や人材教育の必要性に気づいてもらえれば、商材に興味を示しやすい質の高い見込み客も多く獲得できるでしょう。
自社サービスの比較検討を促す
2つ目は、自社サービスの比較検討を促すことです。
診断コンテンツの診断結果に応じて、適切な自社サービスを紹介できる流れを構築しましょう。
例えば、リードに対し「どのような研修・人材育成ツールが適しているか」を診断結果として表示できる診断コンテンツを用意します。
診断結果をもとに最適な研修・人材育成ツールを提示できれば、自然な形で自社サービスの特徴・メリットを伝えられ、自社サービスを比較検討するきっかけを作り出せます。
顧客課題を把握し適切なアプローチに繋げる
3つ目は、顧客課題を把握して適切なアプローチに繋げることです。
問い合わせのあった顧客に対し、事前に顧客課題を明確化できる診断コンテンツを実施してもらいましょう。
診断コンテンツの結果を分析することで、顧客が抱える課題や疑問点、興味を深く理解した上で効果的な提案ができます。
例えば、診断結果から得られた顧客の課題が「研修内容が定着しない」ことであれば、研修内容を定期的に振り返られるツールを提案することで、成約率の向上につながるでしょう。
リード情報を収集しマーケティングを最適化
4つ目は、リード情報を収集しマーケティングを最適化することです。
実施した診断コンテンツからは「リード情報」「回答内容」「診断結果」など数多くの情報を取得できます。
診断コンテンツの質問に回答したユーザーから得られるデータは、ユーザーが「何に興味を持っているのか」「どのような背景を持っているのか」を理解するための貴重な情報です。
ユーザー属性や離脱率などの情報を踏まえ、診断コンテンツの文章をブラッシュアップすれば、効率的にPDCAサイクルを回しマーケティング成果をスムーズに向上させられます。
教育研修・eラーニングの診断コンテンツ事例7選
ここでは、以下7つの教育研修・eラーニングの診断コンテンツ事例を紹介します。
・ドリームキラー診断|株式会社FTGcompany
・プロジェクトマネジメント診断|株式会社ピクルス
・リーダーのための孤独度診断|ラボラティック株式会社
・キャリアに活かす起業家診断|スタートアップカフェ大阪
・ソーシャルスタイル診断|株式会社WOWOWコミュニケーションズ
・社会を生き抜く!あなたに備えられし武器診断|株式会社東京リーガルマインド
・トライ式性格診断|株式会社TRGネットワーク
ドリームキラー診断|株式会社FTGcompany
引用:ドリームキラー診断|BDP:ブレインデベロップメントプログラム
ドリームキラー診断は、企業向けの研修プログラムを提供する株式会社FTG Companyが運営母体の診断コンテンツです。
ドリームキラー診断では、「目標設定の傾向」や「他社への関与度」に関する質問を通して、志が高い人の夢を潰す「ドリームキラー」か、夢を実現へ近づける「ドリームポーター」かを把握できます。
自身の現状を把握することで、社員がドリームサポーターとなれるようサポートし、組織の活性化を促せる診断コンテンツです。
自社サイトに診断コンテンツを設置し、社外のユーザーも利用可能にしているため、自社サービスの認知拡大にも活用されています。
プロジェクトマネジメント診断|株式会社ピクルス
プロジェクトマネジメント診断は、マーケティング支援をメインに行う株式会社ピクルスが運営する診断コンテンツです。
プロジェクトマネジメントに求められる以下4つのスキルに関する設問を通して、自身がどのようなマネジメントタイプかを把握できます。
・提案・交渉スキル
・マネジメント・管理スキル
・コミュニケーションスキル
・問題解決・分析スキル
仕事のスタンスやスキルごとのアドバイスも診断結果として提供してくれるため、プロジェクトマネジメントの能力把握だけでなく、ビジネススキル全般の向上にも役立てられます。
関連記事:プロジェクトマネジメント診断|診断クラウド ヨミトル
リーダーのための孤独度診断|ラボラティック株式会社
引用:リーダーのための孤独度診断 | 診断クラウド ヨミトル
リーダーのための孤独度診断は、チームエンゲージメント診断サービス「NEWORG」を提供するラボラティック株式会社の診断コンテンツです。
リーダーとしての行動に関する質問から孤独度を測定し、ユーザーのリーダータイプや特徴を分析できます。
ターゲットである企業のリーダーが悩んでいることや、あるあるネタを設問や結果に反映させて、親近感がわくよう設計されている点が大きな特徴です。
診断コンテンツを受けたユーザーに対して、リーダータイプや今後のアドバイスを提示し、自社サービスの訴求に繋げています。
関連記事:リーダーのための孤独度診断 | 診断クラウド ヨミトル
キャリアに活かす起業家診断|スタートアップカフェ大阪
引用:起業家診断 | あなたの起業家タイプを診断します | スタートアップカフェ大阪
キャリアに活かす起業家診断は、スタートアップカフェ大阪が運営する診断コンテンツです。
設問を通して起業家に必要な以下4つの力を測定し、自身の起業家タイプを診断できます。
・事業開発力
・求心力
・マーケティング力
・マネジメント力
自分の性格や特性を把握でき、どのように起業に関わることが向いているかアドバイスを提供してくれる点が特徴です。
本診断のCTA(行動喚起)では、スタートアップカフェ大阪を利用するメリットや無料起業相談へ誘導するための文章を記載しており、リード獲得数を高める工夫がされています。
関連記事:人生に起業という選択肢を!キャリアに活かす起業家診断 | 診断活用マーケティングトレンド
ソーシャルスタイル診断|株式会社WOWOWコミュニケーションズ
引用:ソーシャルスタイル診断 | WOWOWコミュニケーションズ
ソーシャルスタイル診断は、コールセンター研修サービスを運営するWOWOWコミュニケーションズの診断コンテンツです。
本診断コンテンツは社員教育用に活用されており、コミュニケーションに関する設問を通して、ユーザーの性格を4つのソーシャルスタイルの中から1つに診断してくれます。
株式会社WOWOWコミュニケーションズは、コールセンター応対品質向上サービスとして教育・研修を提供しており、研修内で本診断コンテンツを活用し社員のコミュニケーション力向上に役立てています。
関連記事:教育・研修に診断コンテンツを活用「ソーシャルスタイル診断」で性格分析 | 診断活用マーケティングトレンド
社会を生き抜く!あなたに備えられし武器診断|株式会社東京リーガルマインド
引用:社会を生き抜く!あなたに備えられし武器診断|LEC東京リーガルマインド
あなたに備えられし武器診断は、資格講座を提供するLEC東京リーガルマインドの診断コンテンツです。
就活生向けのコンテンツで、設問に回答することで「何のために働くのか」など職業観を明確にし、自身の強み弱みを分析できます。
診断結果から「あなたに向いている資格」を提示し、自社の資格講座問い合わせに繋げるようCTAを設置している点が特徴です。
また、ユーザーが気軽に診断コンテンツに取り組めるよう、RPGゲーム風に設問を回答できる工夫がされており、離脱率低下にも繋げています。
関連記事:あなたに向いてる資格はどれ?「社会を生き抜く!あなたに備えられし武器診断」 | 診断活用マーケティングトレンド
トライ式性格診断|株式会社TRGネットワーク
トライ式性格診断は、家庭教師のトライで有名な株式会社TRGネットワークが提供する診断コンテンツです。
スタンフォード大学で研究され高い評価を得ている性格診断方法をもとにコンテンツが作成されており、ユーザーの性格を以下9つのタイプに分けて診断し、各タイプごとの長所・短所などの性格・特性を把握できます。
・完璧主義
・知識探究
・統率者
・面倒見
・個性派
・成功追求
・楽天家
・堅実家
・のんびり
診断結果では、ユーザーに合わせた効果的な学習方法までアドバイスしている点が特徴です。
より詳しいアドバイスが欲しい方に向けて、そのまま問い合わせフォームに進むよう促す文章が記載してあるため、スムーズに問い合わせに繋げています。
関連記事:性格診断で学習方法を最適化「トライ式性格診断」でわかる子どもの長所 | 診断活用マーケティングトレンド
ピクルスの「プロジェクトマネジメント診断」を体験してみた!
ここでは、株式会社ピクルスが提供する「プロジェクトマネジメント診断」を体験した様子を紹介します。
まず、トップ画面の「いますぐ診断する」をクリックします。
下記のようにプロジェクトマネジメントのスキルに関する設問が表示されるので、該当する項目をクリックし回答していきます。
設問に答えると、プロジェクトマネジメントのスキルスコアと解説が表示されます。
各スキルごとの解説やアドバイスも記載されているため、今後プロジェクトマネジメントをスムーズに進められるヒントも得られます。
TwitterやFacebookなどSNSへのシェアボタンを搭載しており、診断コンテンツをより拡散させるための工夫も凝らされている点が印象的です。
簡単な設問に20問答えるだけで、自身のマネジメントスキルを細かく把握できるため、現状の把握だけでなく具体的な改善点を見出しやすく、プロジェクトマネジメントに携わるユーザーにとって有益な情報を提供できている点が魅力に感じました。
また、設問後に入力する個人情報も以下のように「ニックネーム」「性別」「プロジェクトマネジメントの業務経験」のみであるため、ユーザーが煩わしさを感じにくく離脱率を防ぐ工夫がされている印象です。
自社で診断コンテンツを作成する際は、ユーザー目線に立って有益な情報を提供できるコンテンツを意識し、ユーザーが気軽に利用できる手軽さも重視しましょう。
診断コンテンツの作成・活用には「ヨミトル」がおすすめ
診断コンテンツは教育・eラーニング分野のリード獲得や成約率向上に役立てられますが、診断コンテンツを自分でゼロから作成するのは多くの時間と労力がかかります。
そこで、おすすめなツールが、診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」です。
「ヨミトル」は特別な知識やノウハウがなくても、テンプレートに沿って文言を埋めるだけで、教育研修・eラーニングをテーマとした自社オリジナルの診断コンテンツを自由に作成できます。
また、ヨミトル内で設問毎の回答結果からユーザー情報まで簡単に取得できるため、診断コンテンツの改善もスムーズに行えるでしょう。
通常、診断コンテンツ作成を外注すると制作費で300〜500万円ほどかかりますが、ヨミトルでは8つの豊富な料金体系(5万円~)を用意しており、費用を抑えてツールを利用することも可能です。
コンテンツ企画のコンサル&レクチャーも行っているため、これから教育研修・eラーニング分野で診断コンテンツを活用したいと考える方は、ぜひ「ヨミトル」を利用してください。
まとめ
診断コンテンツは、教育研修・eラーニングの分野でリード獲得や成約率向上に大きく役立てられます。
ホットリードの獲得や顧客課題を把握し適切なアプローチに繋げるなど、さまざまなマーケティング目的に利用できるため、幅広いマーケティング課題に対応できる点も魅力です。
教育研修・eラーニングの分野でマーケティングの成果を最大化させたい方は、診断コンテンツをぜひ活用してください。
そして、診断コンテンツ作成には「ヨミトル」がおすすめです。
特別な知識やノウハウが不要で、誰でも簡単に高品質な診断コンテンツが作れます。
また、リアルタイムでユーザー情報などのデータを解析し、マーケティング戦略にも応用可能です。
「診断コンテンツを利用したいけれども、どのように作ればいいか分からない」方は、ぜひ「ヨミトル」を利用してみてください。
ライター:藤田 春樹(ふじた はるき)
WEBライター
マーケティング分野を中心に複数のメディアでWEBライティングやメディア運営に携わる。SEOコンサルティング会社での勤務経験を活かし、検索上位化を目指したコンテンツ作成に強みがある。