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【教育機関・スクール向け】診断コンテンツの事例12選|配信して得られる効果についても紹介
教育機関やスクール向けに診断コンテンツの事例を12個と、配信して得られる効果について詳しく解説。事例については大学のような教育機関から、企業が運営しているスクールまで紹介します。学生向けのものや、保護者向けのものも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
更新日:2024/04/12 公開日:2023/09/15
現在、教育機関やスクールでも、生徒や受講生を呼び込むために、SNSやWebサイトなどによる集客が求められるようになりました。
多くの教育機関でSNSを運用していますが、中には「あまり認知度が高まっていない」「フォロワーが増えない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
結論、解決方法の1つとしておすすめなのが診断コンテンツです。診断コンテンツとは、Web上でユーザーの悩みを質問形式で聞き、その回答から最適な答えを提示するコンテンツのことです。
診断コンテンツを導入することで、通常のSNS運用よりも認知度を高められ、受験生や受講者の増加につながります。
本記事では、教育機関・スクールに携わっている人に向けて、診断コンテンツの事例を紹介します。競合がどのようなコンテンツを作成して集客に成功しているかを把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。
※当コンテンツは、診断作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています。
目次
診断コンテンツによって教育機関やスクールで得られる効果
診断コンテンツによって教育機関やスクールで得られる効果として、主に以下の3つがあります。
・認知度を高められる
・成約率を高められる
・満足度が向上する
教育機関・スクールで集客につなげられる理由を具体的に把握できますので、ぜひお読みください。
認知度を高められる
診断コンテンツを試した人が自身の結果をSNSに知らせたくなることから、認知度を高められます。
一人が診断結果を投稿することで、フォロワーが閲覧し、多くの人に知ってもらえます。
また、投稿を閲覧した人が興味をもって診断コンテンツに参加してくれるケースも少なくありません。診断を受けた結果を拡散してくれるので、さらに多くの人に広まる可能性があります。
さらに、印象に残る診断結果にすることで、自社や学校について覚えてもらいやすくなるので、記憶の定着化という観点からも認知度の拡大に効果的です。
成約率を高められる
診断コンテンツを活用し、ユーザーの悩みにぴったりの提案を提示することで、成約につなげられます。
たとえば、どの学部・学科を受験しようか悩んでいる高校生に向けて「学科診断」のようなコンテンツを提供します。診断結果によって、特定の学科が向いていることを提案することで、高校生が「受けてみようかな」と思うようになり、受験してくれる可能性が高くなります。
また診断コンテンツでは、ターゲットの回答に応じた情報(教育機関やスクールで学べる内容など)を伝えられるので、さらなる成約率の向上に期待できます
満足度が向上する
コンテンツでサービスの内容を紹介することで、理解を深めてもらいやすくなり、入学後や入会後のギャップを減らせるため、顧客満足度を高められます。
たとえば、ターゲットの回答をもとに学習内容やカリキュラムを伝えることで興味を引きやすくなります。一方、一般的なブログやホームぺージの場合は、個人にパーソナライズされた情報ではないため、強く興味を引くことが難しいです。
診断であれば強い興味を抱かせることで、しっかりと情報を収集した上で入学・入会してくれるため、学習内容に不満を持つユーザーも少なくなるでしょう。
教育機関やスクールに通った人の満足度が高いと、口コミで拡散してくれる可能性が高くなります。良い口コミを拡散してもらえれば、集客アップへとつながります。
このように、教育機関やスクールにおいて、診断コンテンツは集客に効果的です。自社でSNSでの集客がうまくいかなくて困っている人は、診断コンテンツを導入してみましょう。
もし初めて運用する場合は、診断コンテンツの作成や運用を効率化できるシステムの導入がおすすめです。
診断活用マーケティングツールである「診断クラウド ヨミトル」でも、診断コンテンツの作成運用にかかる工数を減らせます。
集客を効率良く効果的に行いたい人は、下記からヨミトルを導入するメリットや機能について把握できますので、ぜひご覧ください。。
【教育機関・スクール向け】診断コンテンツの事例12選
診断コンテンツの事例として、以下の12個を紹介します。
・関西大学
・株式会社スピークバディ
・株式会社 ロジカ・エデュケーション
・株式会社スクルー
・株式会社TRGネットワーク
・東京理科大学
・ウォンテッドリー株式会社
・株式会社ベネッセコーポレーション
・麻生専門学校グループ
・株式会社栄美通信
・ジェイ・マックス株式会社
・ピーシーアシスト株式会社
ヨミトルで作成した診断コンテンツもありますので、どのようなクオリティのものを作成できるか知りたい方は、ぜひご覧ください。
関西大学
大阪の私立大学である関西大学では、起業を考えている学生に向けた「スタートアップカフェ大阪」を運営しており、ホームページで起業家診断を公開しています。
起業家診断は、起業家に必要な4つの力を測定して、ユーザーの起業家タイプを診断するコンテンツです。
診断で起業についての理解を深めてもらうことで、ホームぺージの離脱を防ぐのに効果があります。
なお、起業家診断はヨミトルで作成されています。
こちらの診断については、実際に体験した内容を後で紹介しますので、ぜひお読みください。
株式会社スピークバディ
英会話アプリや英会話のコーチングサービスを手がける株式会社スピークバディでは、英会話タイプ診断を公開しました。
学習タイプを診断し、結果でこれからの勉強方法をアドバイスする診断コンテンツを作成します。
学習タイプを世界遺産で表現することで、海外により興味をもってもらい、英語への勉強意欲を高める内容にしました。
ただ診断するだけでなく、世界遺産に例えることで他の診断との差別化が図れています。
英会話タイプ診断についても、ヨミトルでの作成事例の1つです。
株式会社ロジカ・エデュケーション
子供向けプログラミング教室を展開する「株式会社ロジカ・エデュケーション」では、ヨミトルで「子どもの強み発見診断」をリリースしました。
親子で楽しんで診断できるよう、キャラクターを用いて子どもの学習タイプを把握できるようにします。
結果には、強みだけでなく、適職についても紹介しているので、将来像をイメージしやすいようになっているのも特徴的です。
Twitterキャンペーンを活用したことで、よりシェア率が伸びるようになり、認知度拡大につなげられました。
株式会社スクルー
引用:https://shindan.skuroo.net/
子供向けの習い事を紹介しているサイト「スクルー」を運営している株式会社スクルーでは、こども向け習い事診断を配信しています。
簡単な質問に回答するだけで、子どもの性格や適性、親の育成方針に合わせた習い事を把握できるような診断コンテンツです。
診断結果にはおすすめの習い事が紹介されるとともに、教室に通うメリットを把握できるので、子どもに習い事をさせたい親に向けて意欲を高められます。
株式会社トライグループ
引用:https://www.trygroup.co.jp/sp/shindan/
「家庭教師のトライ」や「個別教室のトライ」を展開している株式会社トライグループでは、性格診断を配信しています。
スタンフォード大学で研究されて高い評価を受けている診断方法をベースとしており、性格タイプを適切に把握しやすいのが特徴です。
また、トライ式AI学習診断というコンテンツも配信しています。
引用:https://www.kobekyo.com/campaign/ai/
科目ごとにAIが学習レベルを診断し、現状の学力を判断できるようになっています。
東京理科大学
引用:https://www.tus.ac.jp/uc/shindan/result.php
東京や千葉などにキャンパスがある東京理科大学では、宇宙教育を目的としたプログラムを実施しており、ホームぺージにて診断コンテンツを配信しています。
診断コンテンツは、宇宙開発の仕事に求められる資質・能力を計測する診断となっています。
23問の質問に答えることで、宇宙開発の仕事に求められる7つの資質がグラフでわかるようになっているのが特徴です。
最後に大学生に向けて、宇宙開発プログラムに応募するようにメッセージを掲載しています。
ウォンテッドリー株式会社
引用:https://rpg-shindan.wantedly.com/
企業と転職希望者をマッチングするプラットフォームサービス「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社では「新・RPGジョブ診断」を配信しています。
新・RPGジョブ診断では、20問ほどの質問に答えることで、ユーザーの強みや弱みを把握できるようになっています。
勇者や忍者などRPGのキャラクターを用いることで、思わず共有したくなる仕組みになっているのが特徴です。
ウォンテッドリーでは、新・RPGジョブ診断を使って小学校でキャリア教育授業を開催しています。
株式会社ベネッセコーポレーション
引用:https://chu.benesse.co.jp/check/animal/result4/
通信教育サービスの「進研ゼミ」で知られている株式会社ベネッセコーポレーションでは、中学生に向けた診断コンテンツを配信しています。
診断結果では性格や苦手教科などに合った教材を紹介して、進研ゼミへの入会を促しています。
動物のキャラクターを用いることで、診断への参加のハードルを低くしているのが特徴的です。
麻生専門学校グループ
引用:https://asojuku.ac.jp/navi/bunya/tekisyoku/
デザインや福祉など、さまざまな専門学校を運営している「麻生専門学校グループ」では、適職診断を配信しています。
2分ほど質問に回答するだけで、自身の性格や適性が結果で出ます。性格に合ったおすすめの仕事も見られるので、今後のキャリアの参考に活用することが可能です。
最後に適職に応じた自社グループの専門学校を紹介しており、資料請求やオープンキャンパスへの参加を促進しています。
株式会社栄美通信
引用:https://www.eibi-navi.com/tekisei/
高校生向けに専門学校や大学の情報を提供しているサイト「エイビ通信」を運営している株式会社栄美通信では、進路希望に合わせた適性診断テストを配信しています。
44問の質問に答えることで、以下の内容が診断結果に表示されます。
・性格
・能力
・適性のある学問
適性のある学問を紹介した後に該当する専門学校を紹介しており、学校への興味を喚起しているのが特徴です。
ジェイ・マックス株式会社
引用:https://www.oneup.jp/coursechart/
英会話スクール「ワンナップ」を運営しているジェイ・マックス株式会社では、おすすめのコース診断を配信しています。
どの英会話コースを申し込めばいいかを入会希望者に向けて提案しており、無料体験レッスンへ誘導する仕組みです。
診断結果ごとにコースの内容を詳しく記載しているので、しっかりとワンナップについて把握した上で参加できるようになっています。
ピーシーアシスト株式会社
引用:https://www.winschool.jp/guidance/program/diagnosis/
パソコン教室「Winスクール」を運営しているピーシーアシスト株式会社では、プログラミング分野適性診断というコンテンツを配信しています。
質問に20問答えることで、これからユーザーが学習すべきプログラミング分野を把握できるようになります。
AI・データ分析分野や、Webシステム開発分野などの結果が表示され、おすすめのプログラミング言語が紹介される内容です。
最後に講座の詳細ページに誘導することで、申し込みを促しています。
ピクルスの「起業家診断」を体験!
ピクルスの開発したツール「ヨミトル」で作成された診断コンテンツを、筆者が実際に体験しました。
今回体験したのは、関西大学の「起業家診断」です。
下にスクロールすると「診断スタート」のボタンが表示されるのでクリックします。
設問が表示されました。1問ずつ回答してみましょう。
設問の数は30問ほどで、約5分もあれば回答を済ませられます。
最後にニックネームや性別などを入力して、いよいよ診断結果が表示されます。
結果には「新世界型起業家」と記載されており、4つの能力に点数が付けられています。
「新世界型起業家」がどのようなタイプかは、下にスクロールすると記載されています。
起業における提案においては、どのような行動をすべきかを把握することが可能です。
相性の良い起業仲間のタイプも紹介してくれ、起業するならどのような人と組めばいいかがわかるようになっています。
最後に起業について興味が湧いた人に向けて、スタートアップカフェへの誘導をしています。
筆者の感想としては、短時間で自身の適性を把握できるので、比較的参加しやすい診断だと感じました。
また、起業における提案は、自身の今後の指針にも参考になるので、スタートアップカフェ大阪に入会しない人も診断を受けることをおすすめしたいです。
これから起業を目指す学生にとっては、興味を持ちやすい内容であると感じました。
生徒を増やしたいと悩んでいる人は診断コンテンツを試してみませんか?
現在、さまざまな教育機関やスクールで診断コンテンツによる集客が実施されています。診断コンテンツは双方向にコミュニケーションを取れるツールであるため、ユーザーの印象に残りやすく興味を喚起することが可能です。
受験生や受講者を増やすためにも、診断コンテンツをWebサイトで配信してみてはいかがでしょうか。
また、診断コンテンツは一から開発すると、膨大な時間とコストが必要です。できるだけ効率良く診断コンテンツを運用したいと考えている人は、診断コンテンツの作成ツールを導入しましょう。
ヨミトルでは、AIで診断を作成できるので、初心者でも問題なく作成できます。認知度の獲得や成約率のアップを効率的にできるため、自社の売上に多く貢献します。
下記よりヨミトルの詳細についてより詳しく把握できますので、学校の応募者数やスクールの受講生を増やしたいと考えている人は、ぜひご覧ください。
ライター:野田 昂暉(のだ こうき)
Webライター/コンテンツディレクター
2021年よりBtoB向けのオウンドメディア執筆代行を中心に活動中。多くのメディアで検索上位記事の制作実績を持つ。AIソリューションの開発に携わった経験もあり、SaaSとマーケティングを掛け合わせた情報を提供できる。