診断コンテンツは、ユーザーのお悩みを診断することで、診断結果にぴったりのおすすめ商材を紹介することができます。今回は、化粧品メーカーのアルビオンが提供する「はたらき肌お悩み別タイプ診断」を紹介します。働き方ごとのお悩みを肌タイプを診断しスキンケア商材を紹介 3〜4問の質問に「Yes」か「No」で答えることで、働き方別のお悩み肌タイプがわかる診断コンテンツです。そのお悩みを解決する方法として、スキンケア商材が紹介されています。 紹介するスキンケア商材に興味を持ってもらい、購入を促すことを目的としています。また、ターゲットとなる見込み客にアルビオンのブランドを認知してもらうことも目的として設定されていると推測されます。工夫ポイント1. 全ての分岐・診断結果がわかるフローチャート 診断コンテンツでは、診断開始ページ・回答ページ・診断結果ページを分割して作成することも多いですが、こちらの診断コンテンツは全て1ページの中に収めた構成です。複数のページを作成する工数がなくなるため、質問の分岐が複雑でない診断コンテンツにはおすすめの構成です。 これによって、ユーザーが回答ボタンを押す負荷がなくなり、面倒さを感じさせないメリットがあります。また、診断のフローチャートそのものが全て見える形になっているため、全ての選択の分岐や診断結果がわかり、結果の納得感が高まることが期待されます。工夫ポイント2. ターゲットに合わせた世界観の演出 診断前のリード文には「はたらき肌一年目。」といったコピーがあり、新社会人一年目の若い女性をターゲットにしていることがわかります。ターゲットを絞ることで、より共感してもらいやすいキャッチコピーにすることができます。 さらに、写真やレイアウトなどのデザインで、ターゲットが好むような世界観を演出しています。商品紹介に限らず、アルビオンというブランドをうまく印象づけ、ファンを増やすことにも繋がることでしょう。さいごに 新社会人1年目の女性をターゲットにした「はたらき肌お悩み別タイプ診断」を紹介しました。 本診断コンテンツのように、1ページの中に収めるページ構成も有効です。また、限定したターゲットに合わせた世界観を、うまく演出できていることもポイントでした。 ぜひターゲットとして設定している顧客の視点に立ち、診断コンテンツを設計してみてください。