トラブル危険度診断は、消費者庁が提供している若者・高校生向け消費者教育副教材「もしあなたが消費者トラブルにあったら-消費者センスを高めよう!-」に内包された診断コンテンツです。自身の性格タイプを知ってもらい、消費者トラブルに対するリテラシーを高めることを目的にしています。質問に対してYES/NOのどちらかで回答し、トラブルになりやすい性格タイプを診断 本診断コンテンツは、出題される質問に対してYES/NOのどちらかで回答を行い、最終的に自身の性格タイプを診断できる仕様です。 以下のように4通りの診断結果が用意されており、それぞれ「どのような性格のタイプなのか」「どういったトラブルを招きやすいのか」といった点が提示されます。A:人の意見に流されやすいタイプ B:感情的になりやすいタイプ C:おおらかで楽観的なタイプ D:意思がはっきりしているタイプ どんな工夫ポイントがあるのか見ていきましょう。ポイント1. PDFで内容をまとめている 「トラブル危険度診断」は、他の診断コンテンツとは異なり、PDF形式で内容をまとめています。 体験しているという感覚はないものの、ページ1枚で診断から診断結果の提示まで完結するので、気軽に診断しやすいと言えるのではないでしょうか。 またYESとNOで矢印の色を分けており、ユーザーが見やすいような工夫も施しています。ポイント2.トラブルが起こるシーンを具体的に提示している 自身の性格タイプを知ったら、そのタイプによって起こり得るトラブルも併せて知りたいですよね。特に本診断コンテンツは若者・高校生を対象にしており、トラブルを未然に防ぐことを目的にしています。 だからこそ本診断コンテンツの診断結果では、性格タイプからどのようなトラブルを招くのか、実際のシーンをイメージできるように具体的に提示しています。 診断したユーザーはイメージを掴みやすく、消費者トラブルに対するリテラシーが高まるのではないでしょうか。さいごに 本記事では、ユーザーの消費者リテラシーの向上を目的とした診断コンテンツを紹介しました。普段の診断コンテンツとは異なり、形式がPDFだったので珍しく感じた方も多いはずです。 とはいえ、本記事で解説した工夫ポイントは、どのような診断コンテンツでも活用できます。ぜひ自社の取り組みの参考にしてみてはいかがでしょうか。