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【2024年6月】X(Twitter)広告の成功事例7選!今注目の診断広告も解説
Twitter広告は、ポイントを押さえることで効果的に自社商品やサービスを宣伝できます。当記事では、Twitter広告の成功事例のうち、今注目の診断系広告も紹介しています。マーケティング施策の1つとして、ぜひ参考にしてください。
更新日:2024/10/25 公開日:2024/06/04
Twitter広告は、自社商品・サービスの認知拡大や、潜在顧客獲得に有効です。
Twitter広告を始めてみたい方は、成功事例から運用のアイディアを取り入れていくとよいでしょう。
これからTwitter広告を実施するなら、近年トレンドである「診断コンテンツ」を用いたプロモーションがおすすめです。
「診断コンテンツ」はユーザーの「自分を知りたい欲求」と「他人に認められたい欲求」を刺激するため、Twitter広告の効果増大に期待できます。
当記事では、Twitter広告の成功事例7選と、診断コンテンツが注目されている具体的な理由、Twitter広告を成功させるポイントまで解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
※当コンテンツは、ネット集客で差をつける診断コンテンツの開発・運用に効果を発揮する診断作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています。
目次
X(Twitter)広告成功事例7選
Twitter広告成功事例として、以下7つを紹介します。
①ロッテ ちょこっと幸せ研究所
②CEFINE(セフィーヌ)
③EVE(イブ)
④エフアンドエムネット
⑤ピクルス
⑥Findy(ファインディ)
⑦Fittio(フィッティオ)
④~⑦は現在トレンドとなっている「診断コンテンツ」を利用した事例となっています。
順番に解説します。
①ロッテ ちょこっと幸せ研究所
◤ #ちょこっと幸せ研究所 設立記念キャンペーン◢
チョコレートと幸せの関係性を発信していきます🍫
キャンペーンは2/7まで毎日開催!
1日目はハッシュタグをつけてポストして参加☺参加方法↓
1⃣本アカウントをフォローし回答を選んで投稿
2⃣毎日抽選で60名様に🎁— ロッテ ちょこっと幸せ研究所 (@lotte_chocotto) January 31, 2024
※ピクルスのSNSキャンペーンツール「キャンつく」を利用した事例です。
「チョコパイ」や「パイの実」などのお菓子を製造・販売する「ロッテ」は、新規でX(Twitter)アカウント「ロッテ ちょこっと幸せ研究所」を開設。
新規アカウントのフォロワー増加と認知拡大を目的として、新規アカウント開設キャンペーンを実施しました。
キャンペーンへの参加は、アカウントをフォローして該当のハッシュタグを付けてポストをすることで応募できる仕組みです。
ここでロッテは、ユーザーの参加率を高めるために、該当のハッシュタグを用意して簡単に応募できる仕様にしていました。
さらに、Twitter広告も利用して、2024年2月1日~8日までの8日間という短いキャンペーン期間で、キャンペーン開始時のフォロワー67人から、終了時には18,635人まで伸ばし、18,000人以上のフォロワー獲得に成功しました。
②CEFINE(セフィーヌ)
シルキーウェットパウダー 新発売キャンペーン🎁
/
毎日1,110名様に、その場で当たる🎯
\本日最終日!!
①@CEFINE_officialをフォロー
②本投稿をリポスト【14日目〆3/18 11:59】
③自動リプライで結果が届く規約、商品詳細は特設サイトをチェック!https://t.co/OvJcgOWuVJ pic.twitter.com/YrhFqYWmJC
— CEFINE【公式】 (@CEFINE_official) March 17, 2024
※ピクルスのSNSキャンペーンツール「キャンつく」を利用した事例です。
スキンケアや頭髪用の化粧品を企画・販売するセフィーヌは、新商品「シルキーウェットパウダー」の発売に合わせてX(Twitter)キャンペーンを実施しました。
「毎日1,110名に、その場で当たる!」といったコピーがユーザーの行動を後押しし、5,258件のリポストを獲得して投稿の拡散に成功しています。
X(Twitter)キャンペーンやTwitter広告の出稿は、実施すれば自然と拡散していくものではなく、セルフィーヌの事例のように、ユーザーの目を引く文言を使用するなどの工夫が大切です。
キャンペーンの場合、当選人数を増やして「当たりそう」と思わせることが、参加を高めるコツになります。
Twitter広告を成功させるポイントについては後述しているので、そちらも参考にしてください。
セフィーヌはこのキャンペーンで75,000人以上の参加者を集めました。
③EVE(イブ)
/#お守りEVE 抽選キャンペーンが
本日よりスタート!
\毎日150名様に #お守りEVE ポーチが当たる!
応募は2ステップで完了
❶ @EVE_SSP_JP をフォロー
❷この投稿をリポストこの春、新しい一歩を踏み出すあの人に#お守りEVE ポーチを贈ろう🎁https://t.co/23Z9c13yua
— 【公式】EVE (イブ) (@EVE_SSP_JP) March 18, 2024
※ピクルスのSNSキャンペーンツール「キャンつく」を利用した事例です。
頭痛薬などを販売する医療品メーカー、エスエス製薬は、EVEの認知拡大、新規顧客獲得を目的として「お守りEVEキャンペーン」を実施しました。
EVEはキャンペーンの実施を、新生活が始まる時期(2024年3月13日~5月13日)に定め、EVEの“痛みを治す”という特徴を活かして【一歩踏み出す方へ、お守り代わりにEVEを使用して】といった打ち出し方に。
キャンペーン時期と製品の特徴が良い交わり方をして、1.4万件のリポスト、フォロワーは0人から2万人以上獲得することに成功しました。
自社製品の特徴を理解した打ち出し方が参考になる事例です。
なお、ここまで紹介した①~③はいずれもインスタントウィンを利用したキャンペーンの事例となります。
インスタントウィンとは、その場で結果が分かるくじ引き型の手法のことです。
インスタントウィンをX(Twitter)キャンペーンに取り入れることで、企業側は事後抽選などの工数を抑えられるメリットがあります。
ユーザー側にとってもインスタントウィンは手軽に参加しやすい手法のため「顧客ロイヤリティを高めながらフォロワーを増やせる」など、メリットが多いキャンペーン手法となります。
インスタントウィンキャンペーンについては以下でサクッと解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
【3分でわかる】インスタントウィンとは?具体的な手順と成功のコツ、事例などを分かりやすく解説
④エフアンドエムネット
管理部門(バックオフィス)性格タイプ診断であなたの強みがわかる!
あなたはどのタイプ?#管理部門性格タイプ診断 #管理部門 #バックオフィス #性格診断 #労務サーチ— 労務SEARCH(労務サーチ) (@romsearch) April 18, 2023
エフアンドエムネット株式会社は、運営している管理部門向けのビジネスメディア「労務SEARCH」の認知拡大とメルマガ会員数増加を目的として、「管理部門性格タイプ診断」を制作。
その後「管理部門性格タイプ診断」の実施数をさらに増加させるため、Twitter広告を始めました。
Twitter広告の拡散力と、「自分を知りたい」というユーザーの欲求を刺激する診断コンテンツの特徴が重なり合い、ひと月で数千件ほど診断が実施されるようになりました。
なお、診断コンテンツの制作には、「使いやすさ」「リーズナブル」という点からピクルスのクラウド型診断コンテンツ「ヨミトル」を導入。
下記は「ヨミトル」で診断コンテンツを制作した感想など、インタビュー内容をまとめた記事になります。興味がある方はぜひご覧ください。
エフアンドエムネット株式会社:「ヨミトル」導入インタビュー
診断クラウド「ヨミトル」導入で実現!メルマガ会員数急増の背景とは
⑤ピクルス
マーケターとしての強みや素養がわかる「16タイプ マーケター診断」が、現役マーケターからのアドバイスが付いて、大幅アップデートしました。
マーケティングに関わっている人は是非体験してみてください!https://t.co/CMKfwCq5FA— ピクルス代表 / 可能性を塞がない世界をつくる (@pickles_inc) October 18, 2022
当社ピクルスでは、マーケターとしての強みが分かる「16タイプマーケター診断」を制作し、「ヨミトル」の認知拡大やお問い合わせ数増加を目的として、Twitter広告を活用しました。
その結果、インプレッション数は35万を超え、大きな認知が得られました。
費用対効果としては、平均インプレッション単価が400円~650円のところ、マーケター診断のインプレッション単価は83円と、大変コスパ良く運用できました。
Twitter広告は2次拡散にコストがかからないため、当事例のように、拡散されればされるほど、高コスパで宣伝が可能です。
認知が広がり、多くの方にマーケター診断を実施していただけたことで、「マーケター診断のような診断を作りたい」といったお問い合わせや成約にもつながっています。
⑥Findy(ファインディ)
ファインディはエンジニアと企業をマッチさせる転職サービスです。
エンジニアの方が自身のスキルをクライアントに伝える際、分かりやすく伝えられるようにと、スキルを数字で表せる診断コンテンツ。
「自分のスキルを具体化したい」といったユーザーの興味と、結果を誰かとシェアしたいというユーザー心理から自然な口コミも多く獲得しています。(以下、実際にX(Twitter)で投稿されたポスト)
知らん間にとんでもない値になってて草
エンジニア向けスキル偏差値の診断結果、私の偏差値は、 JavaScript 92.0、 Python 91.0、 Others 91.0 でした。あなたもスキル偏差値をチェックしよう! https://t.co/gcMQVwPoMD #findy #スキル偏差値
— ラムダ🥒ラムダ技術部 (@yoidea) September 24, 2021
エンジニアっぽくないって思われてそうだから一応。
2年目の駆け出しエンジニアです。#駆け出しエンジニアと繋がりたいエンジニア向けスキル偏差値の診断結果、私の偏差値は、 Go 91.0、 Others 89.0、 Dockerfile 89.0 でした。https://t.co/kUgdT2vLfl #findy #スキル偏差値
— ましろ (@mashiro_dev923) September 24, 2021
このように、診断コンテンツはユーザーによる自然な口コミを発生させられるため、拡散を促進し、自社への信頼を高めることにも期待できます。
⑦Fittio(フィッティオ)
診断はたったの5問です!
あなたがどのタイプだったかツイートで教えてくださいね~♪今の仕事に不安があるけど…
将来性のある業界で手に職をつけて一生の仕事を見つけたいな…
と、一度でも考えたことあるならまずは適性診断だけでもやってみるのもいいかもしれないですよ~。— Fittio (@fittio_official) March 25, 2020
フィッティオはIT・Web関連の求人情報を紹介しているサイトです。
フィッティオの利用者数増加を目的として、働き方や自身のキャリアについて悩んでいる方に対し「自分はどんな適性があるのか調べてみませんか?」とTwitter広告で適性診断を訴求。
ターゲットを明確にしていることと、「たった5問で」というコピーでユーザーの参加率を高める工夫をしているところは、真似したいポイントです。
X(Twitter)広告で診断コンテンツを活用するメリット・効果とは
Twitter広告には種類がたくさんありますが、これから始めるなら、事例④~⑦で紹介したような診断コンテンツを活用した広告がおすすめです。
診断コンテンツはユーザーの興味を引きやすく、拡散効果が高いため(上記画像参照)、Twitter広告と診断コンテンツを掛け合わせることで、「認知を拡大」「売上げ増加」など、自社の目的を達成できる可能性を高められます。
以降で診断コンテンツを活用するメリットと効果について詳しく解説します。
【メリット】ユーザーの興味を引きやすい
診断コンテンツは人間の「探求欲求」を刺激するため、ユーザーの興味を集めやすいメリットがあります。
人は自分を客観的に見ることが難しいため、誰もが「自己を知りたい」という欲求を持っています。つまり、第3者から見て自分はどう思われているのか、潜在的に気になっているのです。
このように、人には自分を知り、予測したいという欲求があり、診断コンテンツはその潜在欲求を引き起こしやすいメカニズムとなっているため、ユーザーの興味を引きやすく、参加率が高められるメリットがあると言えます。
診断コンテンツについて詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください。
【効果】口コミを多く発生させられる
人間には「他者に理解して欲しい」「存在を認めて欲しい」という欲求もあります。
診断コンテンツでは、結果のシェアを促せるため、ユーザーは簡単に自己表現欲求を満たすことができます。
「結果をシェアしてね」など、拡散を促す文言を診断や広告内に記載することで、口コミを多く発生させることができるでしょう。
このように、診断コンテンツはユーザーの口コミを自然に、かつたくさん獲得することができる、高コスパな宣伝効果がある手法なのです。
X(Twitter)広告を成功させるポイント
Twitter広告は「出せば効果が得られる」ものではありません。
多くのユーザーに注目してもらえるよう、ポイントを押さえて計画的に出稿する必要があります。
ここからは成功させるための3つのポイントとして、以下を解説していきます。
・ターゲットを具体的に設定する
・ユーザーがクリックしたくなるポストを作成する
・複数のクリエイティブを用意する
1つずつ確認していきましょう。
ターゲットを具体的に設定する
Twitter広告は、ターゲットを具体的にしたうえで出稿しましょう。
どんなマーケティング施策にも当てはまることですが、ターゲットが明確でないと、誰に向けたサービス・コンテンツなのかが伝わりません。すると、集客や認知拡大などの目的が果たせず、広告出稿が失敗に終わってしまいます。
どのようなユーザーにアプローチしたいのか、ターゲット像を明確にしてからTwitter広告の運用を始めることが大切です。
ユーザーがクリックしたくなるポストを作成する
X(Twitter)ユーザーは、スキマ時間にタイムラインを手早く確認したり、なんとなくX(Twitter)を開いている、といった方がほとんどです。
そのような受け身の状態から投稿に興味を持ってもらうためには、インパクトのある文言や、ユーザーに自分のことだと感じてもらう工夫をする必要があります。
本記事で紹介した事例のように、「マーケティングに関わっている人は」「たった5問で」など、流し読みから手を止めてもらえる「引きの強い」コピーにすることは、成功のための重要なポイントとなります。
複数のクリエイティブを用意する
制作したクリエイティブの良し悪しは、投稿してから明らかになります。
そのため、画像を複数用意したり、動画を使用してみたりと、様々なパターンのクリエイティブを制作して、ユーザーの動向を見ながら高い反応が取れるものを見つけていくことも、広告出稿のポイントです。
いくつか試してみることで、高反応を得られる投稿の仕様が分かり、その後は効果的に広告を出せるようになります。さらには、別の施策で広告を出すなどの新たなプロジェクトにも、検証した勝ちパターンを活用することが可能です。
テストを繰り返し、企業側が満足するクリエイティブではなく、ユーザーが満足するクリエイティブを制作していきましょう。
まとめ
今回はTwitter広告の成功事例7選と、診断コンテンツをTwitter広告に取り入れるメリットや効果、Twitter広告を成功させるポイントまで解説しました。
Twitter広告をこれから始めたいとお考えであれば、診断コンテンツを用いた運用がおすすめです。
ユーザーの興味を引きやすく、2次拡散を得やすい診断コンテンツであれば、初めてでも広告出稿の目的を果たしやすいでしょう。
また、診断コンテンツの制作ならピクルスの「ヨミトル」がおすすめです。
通常、フルオーダーで診断制作を依頼すると、約300万〜500万円ほどかかりますが、ヨミトルのツール費は年間100万円以下で利用できるため、制作費を大幅に削減できます。
また、今回の事例で紹介したマーケター診断もひな型としてご利用いただけます。
現在、「まるっと無料で企画制作代行」を実施しており、診断制作経験が無い方でも安心して始められます。
興味を持たれた方は、下記からぜひ詳細をご覧ください。(MTGでは企画プランニングの無料相談も承っております)
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ライター:前田 彩(まえだ あや)
webライター/SNSマーケティングコンサルタント
2020年からTwitter運用を始め、フォロワー5500人・公式LINEに1000人以上集客。自身の運用ノウハウを教えている。集客できるツイート作成が強み。マーケティングと文章スキルを活かしてライターとしても活動/2児の母