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QRコードの作成方法は?無料・安全な作成サイト・アプリも紹介!
更新日:2024/11/12 公開日:2024/07/29
QRコードはクーポン配布など、様々なマーケティング施策に活用されています。QRコードを活用したいものの、作成方法がわからず悩んでいる方も多いでしょう。
QRコードは、各種サイト・アプリを利用して簡単に作成できます。ただし、サイト・アプリによって対応するデータの種類などが異なるため、自社の目的に合ったツールを選択するのが重要です。
今回はQRコードの作成方法について、無料・安全な作成サイト・アプリとあわせて紹介します。本記事を読めば、QRコードの作成方法を理解してスムーズなマーケティング活用が可能です。QRコードを活用し、売上拡大などのマーケティング成果向上を目指しましょう。
目次
QRコードとは
QRコードとは、スマートフォンのカメラで簡単に読み取れる2次元バーコードの一種です。1994年に日本の自動車部品メーカーであるデンソーが開発しました。
白黒の正方形模様で構成され、従来のバーコードよりも多くの情報を格納できます。URL・テキスト・連絡先情報など様々なデータを埋め込めるため、幅広い用途で活用されています。
商品パッケージ・広告・名刺など、日常生活のあらゆる場面でQRコードを見かけるようになりました。スマートフォンで読み取れば瞬時にWebサイトにアクセスしたり、クーポンを入手したりできる便利なツールです。最近ではキャッシュレス決済・デジタルチケットなど新たな活用方法も増えており、私たちの生活に欠かせない存在となっています。
QRコードの特徴・仕組み
QRコードの特徴は、汎用性・堅牢性にあります。小さな正方形の中に大量の情報を格納でき、一部が汚れたり破損しても読み取り可能な点も大きな特徴です。
仕組みとしては縦横の格子状のパターンを使用し、白黒の正方形の配置によってデータを表現します。左下・左上・右上の3つの隅にある大きな正方形は位置検出パターンと呼ばれ、コードの向き・大きさを認識するために使用されます。
データは訂正コードと共に埋め込まれており、ある程度の破損があっても情報を復元できる点が特徴です。また、マスキングパターンを適用し、コードの読み取りやすさを向上させています。独特の構造により、QRコードは高速で正確な読み取りを実現し、多様な用途に対応できる柔軟性を持っています。
有名アプリ・ツールでのQRコード作成方法
QRコードは様々なアプリやツールで簡単に作成できます。以下では、身近なソフトウェア・オンラインツールを使ったQRコード作成方法を紹介します。
・エクセルを使ったQRコード作成方法
・Google Chromeを使ったQRコード作成方法
・Microsoft Edgeを使ったQRコード作成方法
・Canvaを使ったQRコード作成方法
・Adobe Expressを使ったQRコード作成方法
上記から目的に合った方法でQRコードを作成しましょう。
エクセルを使ったQRコード作成方法
エクセルとは、Microsoft社が提供する数値データを扱った表計算ソフトです。エクセルでQRコードを作成する方法は、以下のとおりです。
1.「開発」タブをクリックし、直下にある「挿入」をクリック
2.「ActiveX コントロール」欄の右下にある「コントロールの選択」をクリック
3.「コントロールの選択」ダイアログボックスが表示されるため、「Microsoft Barcode Control 16.0」を選び、「OK」ボタンを押す
4.エクセルシート内のカーソルが矢印から十字に変わる
5.QRコードを作りたい場所に十字を置き、「Shift」キーを押しながらドラッグして正方形を作る
6.表示されたサンプルのQRコードを右クリックし、「Microsoft Barcode Control 16.0 オブジェクト」→「プロパティ」と選択
7.認識コードを選択するダイアログボックスが表示されるため、「11-QRコード」を選択し、「OK」ボタンを押す
8.サンプルのQRコードを再度右クリックし、「プロパティ」を選択
9.QRコードの仕様を設定する画面が表示されるため、「Value」の欄にリンク先のURLを入力
10.QRコードが完成
QRコードは画像としてエクセルシートに挿入されるため、必要に応じてサイズ変更や移動が可能です。また、右クリックして「名前をつけて保存」を選択すれば、PNG形式など他の画像形式での保存もできます。
Google Chromeを使ったQRコード作成方法
Google ChromeはGoogle社が提供するWebブラウザです。Google Chromeでは、現在表示しているWebサイトのURLをQRコード化できます。Google Chromeを使ってQRコードを作成する方法は、以下のとおりです。
1.Google Chromeの右上にある設定ボタンをクリック
2.「保存と共有」→「QRコードを作成」をクリック
上記手順後に、表示されているWebサイトURLのQRコードが表示されます。QRコード下部にある「ダウンロード」ボタンを押せば、画像保存も可能です。
Microsoft Edgeを使ったQRコード作成方法
Microsoft EdgeはMicrosoft社が提供するWebブラウザです。Microsoft Edgeでは、Google Chromeと同様に現在閲覧中であるWebサイトのURLを即座にQRコード化できます。具体的な手順は、以下のとおりです。
1.表示されているWebサイトの任意の場所で右クリックし、「このページの QR コードを作成」を選択
2.QRコードが作成されるため、保存する場合は右下の「ダウンロード」をクリック
Microsoft EdgeのQRコード機能は、パソコンで見ているWebサイトをモバイルデバイスですぐに開きたい場合や、サイトのURLを簡単に共有したい場合に役立ちます。また、Edgeの同期機能を利用していれば、異なるデバイス間でのブラウジングデータ共有もスムーズに行えます。
Canvaを使ったQRコード作成方法
Canvaは、直感的なインターフェース・豊富なデザイン要素で人気のオンラインデザインツールです。Canvaを使えば、作成したQRコードをデザインとして活用できます。具体的な手順は、以下のとおりです。
1.Canvaトップページ上部にある「注目のデザイン機能」をクリック
2.「マーケティング」欄にある「QRコード」をクリック
3.表示された画面の「QRコードを生成」ボタンをクリック
4.「既存のデザインで使用」もしくは「新しいデザインで使用」をクリック
5.QRコードの設定画面が表示されるため、URLを入力して「QRコードを生成」をクリック
上記手順後、Canvaのデザイン編集画面上にQRコードが生成されます。生成されたQRコードはデザインの編集が可能で、エフェクトを加えたり、色彩を調整したりも可能です。
Adobe Expressを使ったQRコード作成方法
Adobe ExpressはAdobeが提供する無料のオンラインデザインツールで、QRコードの作成も簡単に行えます。具体的な手順は、以下のとおりです。
1.トップページ上部にある「クイックアクション」をクリック
2.表示されたメニューから「QRコードの作成」をクリック
3.表示された画面で「今すぐ作成」をクリック
4.QRコードの設定画面が表示されるため、URLを入力して「ダウンロード」をクリック
上記手順後、設定した形式でQRコードが画像保存されます。デザイン・色・ファイル形式も設定できるため、視覚的に目立つQRコードの作成も可能です。
QRコードの無料かつ安全なおすすめ作成サイト・アプリ11選
QRコードの作成には、様々なWebサイトやアプリが利用できます。以下では、無料で安全に使える人気のQRコード作成ツールを11個紹介します。
上記のツールを活用すれば、簡単かつ効果的にQRコードを作成し、ビジネス・個人利用に役立てられます。
Canva(キャンバ)
Canvaは多機能なオンラインデザインツールとして知られていますが、QRコード作成機能も備えています。直感的なインターフェースと豊富なデザイン要素を活かして、美しくカスタマイズされたQRコードを作成できます。
Canvaの特徴は、QRコードをデザインの一部として組み込める点です。単にQRコードを生成するだけでなく、背景・テキスト・画像などと組み合わせてブランドに合わせた魅力的なデザインを作成できます。
Canvaは無料プランでも十分な機能を使用可能です。しかし、有料プランにアップグレードすれば、より多くのデザイン要素やテンプレートにアクセスできます。セキュリティ面でも信頼性が高く、作成したQRコードは安全に使用できます。
QRのススメ
「QRのススメ」は、日本製の使いやすいQRコード作成Webサイトです。シンプルなインターフェースと豊富な機能を備え、個人利用からビジネス用途まで幅広いユーザーに対応しています。
「QRのススメ」の特徴は、多様なQRコードタイプに対応している点です。URLだけでなく、アドレス帳・テキストのQRコード化もできます。QRコードから直接メールを作成・共有できる機能も備えており、情報共有の効率化も図れます。
クルクル マネージャー
「クルクル マネージャー」は、QRコード作成および管理サイト・アプリです。シンプルな操作性と多機能性を兼ね備え、スマートフォンやタブレットで手軽にQRコードを作成・管理できます。QRコードを利用した様々なサービスを利用できる点が特徴で、例えば以下があげられます。
・QRコード作成:QRコードの作成が可能
・クルクルWi-Fi:Wi-Fi接続が可能なQRコードの生成が可能
・クルクルチャンネル:チャンネル登録者に向けてメッセージ・クーポンを配布できる販促ツール
作成したQRコードは、読み取り回数・ユニークユーザー数・読み取り場所の統計をリアルタイムで確認できる点が特徴です。マーケティングにおける施策の効果検証に役立てられます。
QRコードリーダーEQS
「QRコードリーダーEQS」は、QRコードの読み取りだけでなく、作成機能も備えた多機能アプリです。最安値検索機能を備えており、商品のバーコードを読み取ると最も安く売られているWeb上のショップを検索できる機能があります。同ジャンルの商品を比較して検討したいユーザーにとっては、便利に利用できるアプリです。
Webサイト自動ジャンプ機能を備えている点も大きな特徴です。QRコードを読み取ると、URLを表示せずに自動的に設定したサイト・Google Playにアクセスできます。
QRコードandシールビルダー
「QRコードandシールビルダー」は、QRコードの作成からシールやラベルの印刷まで一貫して行えるユニークな無料サイトです。特に小売業など、商品にQRコードを印字するユーザーに適しています。
最大の特徴は、CSVファイルから複数のQRコードを一括作成できる点です。情報を1個ずつ設定する必要がないため、効率的に大量のQRコードをまとめて作成できます。簡単な装飾機能も備えており、目をひくQRコードも作成可能です。
パプリ by ASKUL
「パプリ by ASKUL」は、オフィス用品の大手企業ASKULが提供する無料のQRコード作成サービスです。ビジネス用途を意識した機能性と使いやすさが特徴で、ビジネスシーンに適したQRコードを簡単に作成できます。
名刺情報を設定してQRコード化できる点が大きな特徴です。QRコードを読み取れば直接連絡先として登録できるため、情報管理もしやすい魅力があります。もちろん、URL情報をQRコード化するのも可能です。
QRコード(二次元バーコード)作成
「QRコード(二次元バーコード)作成」は、シンプルさと多機能性を両立したQRコード生成Webサイトです。特徴は、多様なQRコードタイプに対応している点です。URL・メール・地図など、様々な情報をQRコード化できます。
また、QRコード生成前に入力されたURL・メールアドレスのチェックを自動で行ってくれる点も便利です。入力ミスを防ぎやすく、誤ったQRコードが作成されてしまうのを未然に防止してくれます。
QR Code JP
「QR Code JP」は、無料で利用できるQRコード生成Webサイトです。シンプルなデザインと直感的な操作性が特徴で、QRコード作成の経験が少ない方でも簡単に利用できます。作成方法は至ってシンプルで、メールアドレスやURLなどQRコードにしたい内容を入力し、プレビューボタンを押すだけです。
画像合成機能もあり、手持ちの画像をアップロードしてQRコードに配置できます。地図情報を掲載していればGoogle mapのロゴを合成するなど、QRコードに掲載される情報を瞬時に把握できるように設定可能です。
スマホでも簡単 QRコード作成
「スマホでも簡単 QRコード作成」は、スマートフォンでの利用を主眼に置いたQRコード生成サイトです。サイトに表示される入力欄にURL・メールアドレスなどの情報を入力するだけで、QRコードを作成できます。
作成するQRコードのサイズ指定が可能である点も特徴です。小・中・大・特大の4種類からサイズを選べるため、幅広い用途で活用できます。
QR Code Chimp
「QR Code Chimp」は、ロゴつきのQRコードを生成できるWebサイトです。最大の特徴はPDFをQRコード化できる点です。QRコードを読み取ると瞬時に設定されたPDFを閲覧できるため、情報共有の効率化を図れます。
他にも、SNSアカウント・デジタルクーポン・Googleフォームなど多種多様なデータのQRコード化に対応している点も特徴です。ビジネス目的に合わせて幅広く活用できます。
QR Codes Generator
「QR Codes Generator」はイラスト入りのQRコードを作成できるWebサイトです。豊富なテンプレートが用意されており、各種SNSのロゴを配置したQRコードを作成できます。
また、カラーの変更を加えられる上、自前で用意したロゴをアップロードして配置することも可能です。デザインにこだわったQRコードを作成したい場合は、「QR Codes Generator」がおすすめです。
QRコードを活用したマーケティング施策例
QRコードは、オフラインとオンラインを結ぶ強力なツールとして、様々なマーケティング施策に活用できます。以下では、QRコードを使った効果的なマーケティング戦略の例をいくつか紹介します。
・QRを利用したプレゼントキャンペーンでの集客
・ユーザーの声・レビューを集める
・自社SNSアカウントのフォローを促進する
・クーポンを配布する
上記の施策を適切に実施すれば、顧客エンゲージメントの向上や販売促進につながる可能性があります。
QRを利用したプレゼントキャンペーンでの集客
QRコードを使ったプレゼントキャンペーンは顧客の興味をひき、店舗・イベントへの集客を促進する効果的な方法です。ユーザーにQRコードをスキャンしてもらい、その場でプレゼントが当たるゲーム性を取り入れられます。具体的な実施方法は、以下のとおりです。
1.店舗やイベント会場の各所にQRコードを設置
2.来場者にスマートフォンでQRコードをスキャンしてもらい、専用のWebページに誘導
3.Webページ内でプレゼントを引き換え
プレゼントキャンペーンによる集客の利点は顧客に能動的な行動を促し、店舗やイベントへの興味を高められる点です。また、QRコードのスキャン数などのデータを収集・分析すれば、来場者の行動パターン・人気のある場所を把握できます。
QRコードを用いたプレゼントキャンペーンは、実店舗だけでなくオンラインイベントや商品パッケージにも応用可能です。例えば、商品パッケージにQRコードを印刷し、購入者限定のプレゼントを提供するなど様々なバリエーションが考えられます。
アンケートを実施する
QRコードを活用してアンケートを実施する方法は、フィードバックを効率的に収集して製品やサービスの改善に役立てられる有効な戦略です。顧客の意見を重視する企業姿勢を示すとともに、リアルタイムで市場の反応を把握できます。具体的な実施方法は以下のとおりです。
1.商品パッケージ・レシート・店舗内の掲示物などにQRコードを印刷
2.QRコードをスキャンすると簡単なアンケートにアクセスできるよう設計
3.回答完了後、感謝のメッセージと共に次回使えるクーポンなどのインセンティブを提供
フォームは星評価・チェックボックス・自由記述欄など、回答しやすい設計にします。QRコードによるアンケート収集の利点は、顧客がその場で簡単に意見を述べられる点です。従来の紙媒体での収集に比べ、即時性と手軽さがあります。
自社SNSアカウントのフォローを促進する
QRコードを活用して自社のSNSアカウントのフォロワーを増やす戦略は、オフラインとオンラインのマーケティングを効果的に連携させる方法です。既存顧客との継続的なコミュニケーションを図るとともに、新規顧客の獲得にもつながる可能性があります。具体的な実施方法は以下のとおりです。
1.SNSの自社アカウントページに直接リンクするQRコードを作成
2.QRコードを店舗内のPOP・商品パッケージ・名刺・チラシなど様々な媒体に掲載
3.スキャンしてフォローした顧客に対して、特別なウェルカムキャンペーン・限定コンテンツを提供
LPに店舗ごとのSNSアカウントが掲載されたQRコードを設置すれば、ユーザーが任意のアカウントをフォローできる仕組みも構築できます。QRコードを活用したSNSフォロー促進策はブランドと顧客のつながりを強化し、長期的な関係構築に寄与する効果的なマーケティング手法です。
クーポンを配布する
QRコードを利用したクーポン配布は顧客の購買意欲を刺激し、売上増加につなげる効果的な販売促進策です。従来の紙のクーポンと比べて、配布・管理・使用のすべての面でより効率的かつ柔軟性の高いアプローチができます。具体的な実施方法は以下のとおりです。
1.独自のクーポンコードを、QRコードに紐づけて作成
2.QRコードをチラシ・雑誌広告・店頭ポスター・メールマガジンなど様々な媒体に掲載
3.顧客がQRコードを読み取ると、クーポンの詳細(割引額・使用条件・有効期限など)が表示されるWebページに誘導される
4.クーポンコードは顧客のスマートフォンに保存され、店舗での決済時に提示して使用できるようにする
クーポンをQRコードで配布するメリットは顧客がその場でクーポンを入手し、すぐに使用できる利便性にあります。紙で保管する手間を省けるため、顧客の購買意欲をそがずにスムーズに購入へと導けます。また、事業者側がクーポンの内容や有効期限を簡単に変更できる点も大きなメリットです。
QRコードをマーケティングに活用する際の2つの注意点
QRコードは便利なマーケティングツールですが、効果的に活用するためにはいくつかの重要な点に注意を払う必要があります。以下では、特に重要な2つの注意点について詳しく解説します。
・QRコードは読み取りやすいよう作成する
・情報管理に注意を払う
QRコードをマーケティングに活用する際は、上記に注意してください。
QRコードは読み取りやすいよう作成する
QRコードをマーケティングに活用する際、最も重要なのは読み取りやすさです。いくら優れたキャンペーンやコンテンツを用意しても、QRコードが読み取れなければ意味がありません。
まず、サイズに注意しましょう。QRコードは小さすぎると読み取りが困難になります。一般的には、最小でも2.5cm四方のサイズが推奨されます。ただし、設置場所や読み取り距離によって適切なサイズは変わるため、実際に試してみるのが大切です。
他にも、周囲との色のコントラストを確保します。QRコードは基本的に白地に黒のパターンですが、デザイン性を重視するあまりに背景色との区別がつきにくくなってはいけません。白黒以外の色を使う場合も、十分なコントラストを保つように心がけます。
QRコードの作成に関するよくある質問
QRコードの作成に関して、多くの人が疑問に思う以下の点について詳しく解説します。
・かわいいQRコード作成ができるサイト・アプリはある?
・iPhoneでQRコードを作成する方法はある?
・画像からQRコードを作成する方法はある?
QRコードの作成で疑問点がある場合は、上記質問への回答を参考にしてください。
かわいいQRコード作成ができるサイト・アプリはある?
かわいいQRコードを作成できるサイトやアプリは数多く存在します。今回紹介した以外だと、以下のサイト・アプリでデザイン性の高いQRコードを作成可能です。
上記のアプリ・サイトではデザインテンプレートが豊富に用意されており、独自のおしゃれでかわいいQRコードを作成できます。ただし、かわいさを追求するあまり、QRコードの読み取り精度が低下しないよう注意が必要です。デザインを加えた後は、必ず複数の端末で読み取りテストを行うことをおすすめします。
iPhoneでQRコードを作成する方法はある?
iPhoneの場合、標準搭載されているショートカットアプリからQRコードを作成できます。具体的な手順は以下のとおりです。
1.ショートカットアプリを開く
2.ショートカットの画面から右上の「+」をタップ
3.「+アクションを追加」をタップ
4.検索欄に「クリップボード」と入力し、「クリップボードを取得」をタップ
5.「+」をタップし、画面下部の検索欄で「QR」を入力後に「QRコードを生成」をタップ
6.「+」をタップしたら検索欄にて「共有」を入力
7.「共有」をタップ
上記手順後、URLをコピーすると共有時のメニューに「QRコードを作成」が表示されるようになります。タップすると、URLをリンク先として設定したQRコードを作成可能です。
画像からQRコードを作成する方法はある?
画像からQRコードを作成するためには、画像対応のQRコード作成ツールを利用する必要があります。例えば、MEQRではサイト上に画像をアップロードしてQRコード化が可能です。
QRコード化された画像の活用方法としては、レストランでのメニュー表示があげられます。メニューを画像データ化し、QRコードのリンク先として設定すれば、顧客はスマホで注文可能な料理・飲み物を確認できます。ペーパーレス化に加えて、利便性の向上に繋げられる点もメリットです。
まとめ
QRコードは、スマートフォンで簡単にスキャンできる2次元バーコードとして、マーケティングに革新をもたらしています。集客・レビュー収集・SNSフォロー促進・クーポン配布など、多様な用途で活用可能です。
作成時は読み取りやすさと情報管理に注意しましょう。無料で安全なツールも多数あり、iPhoneの標準アプリでも作成できます。
適切に活用すればオンラインとオフラインを結ぶ強力なツールとなり、顧客エンゲージメントを大きく向上させる可能性を秘めています。QRコードをマーケティングに活用し、顧客との関係構築・売上向上に役立てましょう。
ライター:藤田 春樹(ふじた はるき)
WEBライター
マーケティング分野を中心に複数のメディアでWEBライティングやメディア運営に携わる。SEOコンサルティング会社での勤務経験を活かし、検索上位化を目指したコンテンツ作成に強みがある。