診断コンテンツの作成方法から活用方法まで、診断のすべてがわかるメディア
たった5分で会社の闇を暴く!職場のボトルネック診断
診断コンテンツは、使い方によって、営業役にもなります。 株式会社スタディストの診断コンテンツ「職場のボトルネック診断」は、同社が販売する「Teachme Biz」というマニュアルツールの営業役として優秀です。
更新日:2024/10/25 公開日:2022/03/30
目次
概要
「はい/いいえ」の質問で診断し、職場が抱えているボトルネック(課題)と原因が分かります。解決策を記載した別資料は、フォーム入力によってダウンロードできるようにしており、興味を持った人のリード情報を獲得できる仕様です。
なお、ボトルネックに関する質問の前に
・あなたは役職者ですか?
・(上記がいいえの場合)メインの業務はデスクワークですか?
というスクリーニングの質問があり、その結果によって質問数・質問内容が変わるようです。
企業の「痛いところ」をはっきり指摘しながら、解決策を提示し、リード獲得へつなげます。
想定される目的
- 自社組織に課題を感じている潜在顧客に、興味をもってもらう
- 自社組織の課題に共感してもらい、課題を自分事化させる
- その課題が起きている原因を理解し、解決策を知りたいと思ってもらう
- 解決策が書かれた資料をダウンロードするためにフォームを入力し、リード情報を獲得する
工夫ポイント
注目したい2つのポイントを見ていきましょう。
1. ユーザーの心情を配慮したサポート
こちらの診断コンテンツは、問題数が多めです。飽きて最後まで回答しない人や、途中で離脱してしまう人もいるかもしれません。
そこで、診断の進行度合いをゲージで示したり、「残り半分!」と吹き出しで励まします。回答に疲れるユーザーの心情を想い、上手くサポートしています。回答した問題は自動で非表示になり、次の問題が表示されます。ページスクロールの手間を減らし、最後まで回答を進めやすく工夫されています。
2.診断結果の表示から、スムーズなリスト収集への導線
まず、診断結果に「あなたの課題」を提示し、その下に「こんなことありませんか?」と、実際に感じているであろう悩みを羅列しています。
具体例を見ると「当てはまっている!」と納得感が醸成されるはずです。対面の営業だと、こうもズバッと指摘するのは難しいこともあります。診断コンテンツならではの魅力です。
こうも問題を指摘されると、解決策を知りたくなってしまうのが人間です。診断結果のすぐ下に、「解決策はこちら」とフォームを置いています。
課題を明示した直後に解決策をまとめたPDFへ誘導し、フォームの入力項目も必要最低限にすることで、リスト収集を効果的に行っているのが分かります。
さいごに
今回ご紹介した職場のボトルネック診断のように、診断コンテンツはリード獲得に活用することができます。BtoB商材の中でも、最近増えているSaaSとはとても相性がよいです。
もし診断コンテンツを実施する場合は、本記事で説明した工夫ポイントをぜひ参考にしてください。
実施会社
株式会社スタディスト
https://studist.jp
業種
BtoB
想定される活用シーン
想定される診断タイプ
制作会社
株式会社ライトアップ
https://www.biz4.jp/jirei/shinrishindan/detail/14630