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SEO対策の基本のキ!2つの対策方法

更新日:2024/10/25

2410_マーケター診断

あなたは、SEOの目的と言われて何を思い浮かべるでしょうか?
「検索順位を上げること」
「自然検索流入数を増やすこと」。
どちらも間違いではありませんが、本質は捉えられていません。

この理屈の部分を正確に理解できておらず「一体何をしたらいいの?」という悩みを抱える方は少なくないと思います。
かくいう私もちょっと前までそんな感じでした。

今回は
「そもそもSEOってなんのためにやるの?」
「どうやってやるの?」
という皆さんの疑問を解消していければと思っています。

SEO対策会社さんがもっと高度な知見を記事にされていますが、本ページではあくまでも基本にフォーカスしてお伝えします。
SEO

ちなみにピクルスも基本に則ったSEO対策をしてます。
成果はちゃんと出てまして、弊社のキャンペーンツール「キャンつく」は「キャンペーン ツール」で検索すると2位以内には表示されます。
という実績がありますので、弊社の取り組みをご紹介する本記事は皆様の参考になるのではないでしょうか。

それではまず、SEOの本来の目的について解説していきましょう。

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【脱しつこい広告】コンテンツマーケの主流は診断コンテンツになるか?

SEOの目的

SEOの「大きな勘違い」

巷のWeb記事などでは、SEOとは以下のようなことだと説明されていることが多いです。
「SEOとはサーチエンジン(Google)での掲載順位をあげる工夫のこと。順位を上げれば、ユーザーの目に入る機会も多くなるので、自然検索流入数も増加する」
掲載順位が上位に上がれば、クリック率は指数関数的に増加します。
なので、Webページを検索エンジンに最適化する取り組みが重要視されているのです。

これだけ見て「なるほど、SEOは流入数を増やすために行うのか!」と思われるマーケターさんも多いかと思いますが…実はここが落とし穴なんです。

SEOのゴールは、流入数を増やすことではありません!
お客様の満足度を高め、コンバージョン(購入、お問い合わせ)などを増やすために行うのです。

あまりイメージが沸かない方のために、例を挙げましょう。
一時期SNS上で話題になった「いかがでしたブログ」はご存知でしょうか?
「話題の○○さんの年収は?過去の彼女は?そして今の彼女は?」
などのタイトルで実際に記事を読むと
「年収は調べてみましたが出てきませんでした。ただ複数の事業を手がけられていることからかなりの収入があると思います」
「現在の彼女は調べてみましたが出てきませんでした。なので居ないと思います」
そして最後は「いかがでしたか?」でまとめられた記事が掲載されているブログです。

そんなブログでも、SEO対策というものをすれば検索順位が上がります。
…でもそのブログを見たとして、ユーザーは果たして満足するでしょうか?
それどころか、そのブログに対するイメージは爆下りしますよね。

企業のLPやオウンドメディアでも同じことです。
ページの質が低いままSEOを施しても、お客さんの満足度は得られずコンバージョンにも繋がりません。
そうなっては、SEOの効果がないどころか企業イメージにマイナスの影響を与えてしまいます。

そもそも「自然検索流入数」は、「売り上げ増加」といったKGIを達成するための数あるKPIの一つに過ぎません。
闇雲に検索順位を上げることだけを考えるのではなく、KGIを達成するために必要な行動は何かを熟考するべきなのです。
その結果「SEOじゃなくて広告に力を入れよう」という方針になるかもしれませんが、それで売り上げが上昇するのなら何も問題はないはずです。

SEOのポイントは「顧客満足」

「じゃあSEOって、具体的に何をすればいいの?」と思われた方もいるかもしれません。
ページランクを上げるためには、Googleの示している指針に則ってページを改変するのが効果的です。

SEOのポイントは「顧客満足」

詳しくは上記のページを読んでいただければと思いますが、

・< title >タグや< description >タグ内に、ページの内容を端的に表した固有のタイトル・説明を記述する
・見出しタグを適切な構造で使用する
・サイトの階層構造をわかりやすくする
・ナビゲーションを作成する
・モバイルフレンドリーを心がける

…などを遵守すれば、Googleのクローラーが勝手に高い評価を付けてくれます。
しかし前述した通り、ただページ構造を工夫して検索順位を上げるだけでは意味がありません。

先ほどご紹介したGoogleのSEO スターターガイドには、以下を意識するとよいと記載されています。

GoogleのSEO スターターガイド

”検索エンジンではなくユーザーに合わせてコンテンツを最適化する”

まさにこの言葉こそ、SEOで押さえておくべき最重要ポイントです。
検索エンジンの機嫌を取ることだけを考えるのではなく、ユーザーを喜ばせることを考えてWebサイトや記事を作るべきなのです。

「ユーザーにとって本当に役立つコンテンツを提供」することができれば、コンバージョン率が増えKGIの達成に近づきます。
さらに興味を持ったお客さんが長い時間滞在してくれたり、サイト内を回遊してくれたりすれば、ページのSEO評価も上がるとされているので、自然検索流入の増加にもつながります。

ユーザーに有用なページを作ることは、流入数もコンバージョン率も上がるという、まさに一粒で二度おいしい効果的なSEO対策なのです。

SEOの大前提を理解いただいたところで、どんな手順でSEOを実現すればよいのかご紹介していきましょう。

先ほどお伝えした「Googleの指針」はマストで対応していただくとして、明文化されていないけど重要な対策を2つご紹介します。

対策1. ターゲットが検索しそうなキーワードを反映する
対策2. ターゲットが欲しい情報を提供する

といった感じです。
次の章から詳しく解説していきましょう。

2410_マーケター診断

対策1. 検索時に想起するキーワードを反映

何かの情報について調べたいとき、きっと「その場で思いついたキーワード」を入力して検索すると思います。
そんな時、なかなか目当ての情報が検索結果に出てこなければ、イライラして興味を失ってしまいますよね。

ターゲットが想起しやすいキーワードで検索したときに、適切なページに辿り着きやすくする。
それもSEOの重要な役割です。

重要なのは「ターゲットが想起」という点で、検索ボリュームだけを見てターゲットではない人が検索してるキーワードを選定してしまうと、流入があってもコンバージョンは期待できず、かけた時間と費用は無駄になります。

それを防ぐためにも、キーワードを選ぶ際は
1. ターゲットの行動を分析する
2. トレンドを読む
3. 3つのキーワードで対策する
という3つを意識してください。

1. ターゲットの行動を分析する

ターゲットが検索するキーワードを調査するので至極当然ではあります。

ターゲットが違えば、思いつくキーワードは異なります。
極端な例ですが、高校生とシニア層ではボキャブラリー自体に大きな差がありそうですよね。

他には、企業側ではよく使う専門的なワードなどは、一般ユーザーが検索する単語に変える必要もあります。

「どんなセグメントのターゲットが、どんなモチベーションで、どんなキーワードを検索するのか」というペルソナをしっかり固めましょう。

また、Google Search ConsoleなどのSEOツールを使用するのも効果的です。
自社サイトに訪れるユーザーが実際にどんな検索キーワードから遷移しているのかを確認しましょう。

2. トレンドを読む

流行は、ユーザーの検索行動に多大な影響を与えます。

例えば「ワイン」というキーワードについて考えましょう。
コロナ禍以前は、ワインといえば「パーティに持ち寄る」といった用途も多かったかと思います。
しかしコロナ禍に入ると、直接会って飲み会をする機会が激減し、家でお酒を飲む「宅飲み」の需要が増加しました。
よって「ワイン 手土産」といったキーワードの検索数が減少し、「ワイン 宅飲み」といったキーワードが多くなったと推測されます。

上の例はちゃんと調べたわけではないので不正確ですが、検索のトレンドを数値で知るためには「Keyword tool」というSEOツールの利用をオススメします。

Keyword tool

「Keyword tool」は、キーワードが検索されている数(検索ボリューム)の推移を調べることができるツールです。
実際にキーワードを入れてみて、
・ボリュームが多い
・ボリュームは多くないが、これから増加しそうな傾向にある
組み合わせを探しましょう。

実際に「Webマーケティング」で検索してみた結果が以下です。

Keyword tool

・Webマーケティング スクール:+511%
・Webマーケティング 仕事内容:+122%
といったキーワードのボリュームが急上昇していることから、Webマーケティングを学び仕事にしたいユーザーが増えていることがわかります。

また、思っていたよりもボリュームが少ない!という場合には、その言葉の類義語でも調べてみるとよいです。
(ただし実際に検索してみて、想定していないページばかりが出てくる場合は、そもそも検索するユーザーのモチベーションが異なる場合があります)

ユーザーが実際に検索するキーワードがこちらの想定と乖離していることもあるので、数値でエビデンスを見つけられると安心できます。

3. 3つのキーワードで対策する

これはピクルス独自の方法かもしれませんが、SEO対策の際は3つのキーワードを意識するとよいです。

1つの単語だけをページ内に入れ込んでも、そのキーワードで検索するユーザーしか誘致することはできません。
(しかも、単調な文章になってしまいますよね…)
ユーザーが組み合わせて検索するであろうキーワードをバランスよく盛り込むことが、SEO対策ではマストとなります。

2ワードでもまだ足りません。
3ワードで対策できれば、3つのうち2つの組み合わせ、つまり3パターンでSEO対策ができます。

以上の①〜③を意識して検索キーワードが選定できたら、
・タイトル
・見出し
・本文
・製品名(本文中に多数登場するので、必然的にSEO対策になる)
にそれらを盛り込みましょう。

また検索順位の上昇に直接は関係ありませんが、descriptionタグ内にわかりやすいページの説明を書くことでクリック率が上昇し、流入ユーザーを増加させる一助となります。
どんなユーザーが読むのかを意識し、適切な説明文を設定しましょう。

さてお客さんを招く準備ができたのなら、次は「お客さんを満足させる」ための対策に移ります。

対策2. ターゲットが欲しい情報を提供する

またまたターゲット視点へ戻りましょう。
検索して気になるサイトを見つけたあなたは、リンクをクリックします。
けれども中身は、表現がわかりにくく実用性にも乏しいもの。
さらにはナビゲーションも配置されておらず、欲しい情報がどこにあるのかわかりません。
…こんなサイトでは、購買行動に至りませんよね。

企業目線から見た時に一番大切なのは、売り上げを伸ばしKGIを達成させること。
コンバージョンを増加させるためには、検索順位の上昇だけでなくユーザーに満足してもらうことを考えることが何より大切です。

陥りやすいのは「自分たちの思うアピールポイント」だけを前面に押し出してしまう状態。
そんな時は「ユーザーの本当に欲しい情報は何かを訴求する」というマーケティングの大前提に立ち返りましょう。
ユーザー像を明確に理解することで、ユーザーが欲しい情報が何か自ずと見えてくるはずです。

実際どういった情報を提供するかは、以下記事のコンテンツ設計を参照してください。

それと記事などの書き方は以下が参考になると思います。

最後に、追加的な情報になりますが、Googleはパンくずリストを配置することを推奨しています。

「ユーザーが今どこにいるのか」「ユーザーがこれから欲しい情報はどこにあるのか」をわかりやすく提示すれば、ユーザビリティが上昇します。
結果回遊率も上がり、検索順位の上昇も期待できるでしょう。
またGoogleが推奨している方法なので、検索順位にも何かしらプラスになるかと想像できます。

Googleはパンくずリストを配置することを推奨

まとめ

しつこくお伝えしてしまいましたが、改めてSEOで重要なことをまとめましょう。

・SEOはあくまでKGI達成の手段の一つ。他の手段の方が適切な場合も
・KGIを達成するためには、コンバージョンを増やすことが必須。
・SEOでコンバージョン増加を実現するには、①流入数を増やすこと②ユーザーを満足させること、の2ステップが不可欠
・顧客満足を意識してページを作ることがSEOにもつながる

今回お伝えしたのは概念的なことばかりでしたが、それは技術的なことはGoogleの指針通りに実装すればよいからです。
難しいのは明文化されていない要件なのであり、それこそピクルスのような支援会社の手腕の見せ所でもあります。

ピクルスが行っているのSEO対策については、LP制作のサービスページにも記載されております。

そしてもしご興味をもたれた方がいらっしゃれば、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

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