食品ECに診断コンテンツを活用し、 ユーザー満足度を高めている事例をご紹介します。 株式会社スナックミーが提供する「りっすのおやつカウンター」です。概要食品ECにおいて、顧客の好みを知るのは非常に重要です。しかし、ユーザーの好みを知るのは簡単ではなく、購入履歴から推定するなど方法は限られています。そこで診断コンテンツを活用し、高い精度で顧客の好みを予想しているのが「りっすのおやつカウンター」です。食品EC以外でも活用できる手法ですので、ぜひ参考にしてみてください。想定される目的アレルギー成分や、嫌いな食べ物をヒアリングし、パーソナライズした提案ができる診断コンテンツから直接フォームへ進み、高いコンバージョン率を実現する診断コンテンツを通じてユーザとの距離感を縮め、サブスクリプションの解約率を減らす工夫ポイントこの診断コンテンツを提供している株式会社スナックミーは、おやつの定期便サービスを提供しています。サブスクリプションに契約すると、100種以上あるおやつの中から、おすすめのおやつが2週間に1回/4週間に1回届きます。外出しづらい昨今、スイーツ好きのユーザーには非常に魅力的なサービスです。しかし、 このサービスには1つ、超えなければならない課題があります。 アレルギーで食べれないおやつや、嫌いなおやつを届けてしまう可能性があることです。食べられない食材が届くサブスクリプションは、いずれ解約されてしまいます。 そこで役立つのが「りっすのおやつカウンター」です。パーソナライズしたおやつを提案この診断コンテンツでは、以下の内容をヒアリングしています。好みのおやつ嫌いな食材避けたいアレルギー成分これらを汲み取って、ユーザーごとにパーソナライズしておやつを選ぶため、おのずとユーザー満足度が高まるのです。注文前の診断を必須にして解約率を下げるさらに注目したいのは、注文前に「必ず」診断コンテンツを受けるように設計されている点です。診断コンテンツを使わない導線をなくし、解約率を下げる工夫が見受けられます。診断コンテンツが終わった後は、そのままフォームへの入力に続きます。離脱を減らし、コンバージョン率も高まるでしょう。さいごに診断コンテンツを事前ヒアリングに使う方法は、食品EC以外でも活用できます。一方的におすすめ商品を提案するのではなく、個々のユーザーの状況を把握したうえでパーソナライズした提案を行うと、満足度はきっと高まるはずです。「ヒアリングを自動化する」という視点で、ご参考ください。