少子化が進んでいる中でより多くの入塾生を獲得するには、オンラインによる集客が欠かせません。とくに開業し始めたばかりの塾においては、SNSやWeb広告などを活用し、認知度を広めないと集客が難しくなっています。 しかし「インプレッション数やフォロワー数が伸びない」「SNSからの流入が全くない」と悩んでいる人もいるでしょう。 このように悩んでいましたら、解決策として診断コンテンツを導入してみてはいかがでしょうか? 診断コンテンツは、ユーザーの悩んでいることに対し、Q&A形式で最適な回答を提案するオンラインコンテンツです。診断コンテンツを導入することで、SNS運用や広告よりもコストパフォーマンスの高い集客ができるようになります。 本記事では、塾の集客における診断コンテンツの事例を12個紹介します。実際に筆者が診断コンテンツを体験したレポートも記載していますので、診断コンテンツのイメージを深めたい人はぜひ参考にしてみてください。診断コンテンツが塾の集客と相性のいい理由診断コンテンツはインターネット上でユーザーの悩みに対し、質問を提示して最適な解決方法を提案するコンテンツです。 幅広い業界で集客ツールとして使われており、塾の生徒を呼び込むのにもおすすめです。 塾業界に診断コンテンツが向いている理由として、以下の3つがあります。 ターゲットの興味関心を引き立てられる塾やコースの特徴についての理解が深まりやすくなる拡散性が高い診断コンテンツの効果について詳しく把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。ターゲットの興味関心を引き立てられる進路診断や子供の適性診断など、生徒や保護者が興味を持つ診断コンテンツを配信すると、塾に興味をもってもらいやすくなります。 診断コンテンツを通して生徒や保護者の悩みが塾で解決できることを伝えられ、印象に残りやすくなるためです。 診断コンテンツには双方向でコミュニケーションできる性質があり、ユーザーが能動的に参加してくれるので、通常のSNS運用よりも印象に残りやすい効果があります。 塾名、教材のコースも覚えてもらいやすく、リード(見込み顧客)の獲得におすすめです。塾やコースの特徴についての理解が深まりやすくなる診断コンテンツを活用することで、塾やコースの特徴について理解を深めてもらいやすくなります。診断コンテンツでは、ユーザー自身が打ち込んだパーソナルな情報に基づいて、そのユーザーにマッチした最適な結果を表示できるため、塾の紹介も熟読してもらえます。診断結果を熟読したユーザーは、塾に対して関心が高くなり、購買意欲も向上します。診断結果とともに資料請求やお問い合わせ先を掲載すれば、購買意欲の高いまま誘導できるので、コンバージョン率の改善も期待できます。拡散性が高い現在、生徒や親もSNSを利用しており、面白い診断コンテンツがあれば、拡散してくれる可能性があります。 とくにゲーム感覚で楽しめるコンテンツは参加してもらえる可能性が高く、結果が興味深いものであればシェアされやすいです。 ェアされた結果を見たフォロワーが参加し、拡散してくれる可能性があるので、さらに多くの人に広まるようになります。 自分の手で宣伝する手間を省けるので、コストパフォーマンスの高い集客ができるでしょう。 以上が診断コンテンツが塾との相性がよいとされる理由です。認知度が拡大するので、多くの生徒を呼び込めます。 ただし「診断コンテンツは効果があるのはわかったけど、自分では作れない」と思う人もいるのではないでしょうか? そのような人は診断コンテンツを作成できるツールを活用することを検討してみましょう。診断活用マーケティングツールである「診断クラウド ヨミトル」では、初心者でも診断コンテンツが作れるよう、さまざまな機能を用意しています。 以下のページでヨミトルを導入するメリットや活用方法などを詳しく把握できますので、塾の集客に成功したい人はぜひ参考にしてみてください。 塾向けの診断コンテンツなら「ヨミトル」塾の集客で使われている診断コンテンツ事例12選塾の集客で使われている診断コンテンツ事例を12個紹介します。・StudySearch・塾ナビ・テラコヤプラス・個別教室のトライ・塾選・河合塾・個別指導Axis・DOゼミナール・東セミ・河原塾・学研・ベネッセ具体的にどのように集客しているかを把握できますので、自社に合った診断コンテンツを見つけるためにもぜひ参考にしてみてください。また、下記の資料には当記事で公開できない事例も載っているのであわせてご覧ください。教育・スクール業界向け 診断成功事例集StudySearch引用元:https://shindancloud.com/createlist/cramschool/塾や予備校、家庭教師を検索できるサイト「StudySearch」では、ピッタリ塾診断というコンテンツを配信しています。 ピッタリ塾診断は、診断活用マーケティングツール「診断クラウド ヨミトル」で作られました。 診断対象は小学校から高校生までです。塾や勉強に関する質問に答えるだけで、おすすめの塾が表示されます。 診断結果に応じておすすめの塾を紹介することで、特定の塾に対して興味を高めてくれる効果があります。塾ナビ引用元:https://www.jyukunavi.jp/iphone/match/question/?action=qa塾ナビは小学校から高校までを対象に塾や予備校を検索できるサイトです。塾ナビでは「簡単10秒ぴったり塾診断」という診断を配信しています。 生徒だけでなく保護者向けの診断もあるのが特徴です。5問の質問に答えると、おすすめの塾タイプと具体的な塾が表示されます。 最後に最寄り駅や住所を入力するので、自宅から近い塾を見つけられます。テラコヤプラス引用元:https://terakoya.ameba.jp/juku/diagnosis/テラコヤプラスは株式会社サイバーエージェントと子会社の株式会社CyberOwlが共同で運営する塾検索サイトです。 StudySearchや塾ナビと同様、テラコヤプラスにもぴったり塾診断という診断があります。対象が小学生から高校生までで、6問の質問に回答することで、診断結果が得られます。 診断結果には、ぴったりな塾タイプとともに、そのタイプが合っている理由も記載されているのが特徴的です。理由によって説得力が増し、よりおすすめする塾に興味をもってもらいやすくなります。個別教室のトライ引用元:https://www.try-plus.com/sindan個別教室のトライでは、トライ式性格診断という診断コンテンツを配信しています。16の質問に答えることで、自分の性格がわかります。 性格の長所・短所と効果的な勉強方法が記載されているのが特徴です。 スタンフォード大学の研究で評価を得た性格診断に基づいており、信頼性が高いのが特徴です。 勉強方法を紹介することで、診断を受けた人がどのように勉強すればいいかがわかるようになります。塾選引用元:https://bestjuku.com/diagnosis塾選も塾を検索できるサイトで、ぴったり塾診断というコンテンツを配信しています。8つの質問に答えることで、おすすめの塾を紹介してもらえます。 郵便番号や最寄り駅を入力して、自宅から近い塾を簡単に見つけられるのがメリットです。 診断結果にはおすすめの塾が表示されます。塾選が塾の口コミを掲載できるのが特徴で、おすすめされた塾の口コミをクリック1つで見に行けるようになっています。河合塾引用元:https://miraibook.jp/course/001学習塾大手の河合塾では自社メディアの「みらいぶっく」にて、学問との出会い相性診断というコンテンツを掲載しています。 複数の質問に答えると、診断した人の価値観に合った学問が表示されるのが特徴です。診断結果から関連ページに移動でき、おすすめされた学問の詳細について閲覧できます。 さらに「学べる大学と最新研究へ」というボタンをクリックすることで、その学問を学べるおすすめの大学と学部・学科についてわかります。個別指導Axis引用元:https://axis-kobetsu.jp/events/yaruki/個別指導塾のAxisでは、ヤル気がでる診断テストというコンテンツを配信しています。15個の質問に答えることで、自身がどのような時に学習意欲が高まるかを把握できる診断になっています。 京都大学大学院教育学研究科との共同研究の成果に基づいて作られているのが特徴です。診断結果とともに、学習相談会への訴求をして入塾生を増やそうとしています。DOゼミナール引用元:https://do-semi.jp/course-check/福岡県と熊本県を拠点にしているDOゼミナールでは、入塾を検討している人向けに、おすすめのコースを診断できるコンテンツを配信しています。 4~5つの質問に答えることで、DOゼミナールのおすすめのコースを把握できるのが特徴です。 おすすめのコースの紹介とともにお問い合わせに誘導しており、コンバージョンの獲得を狙っています。東セミ引用元:https://tosemi.jp/recommend大分県を拠点としている学習塾・東セミでは、保護者向けの診断コンテンツ「最適コース診断」を配信しています。 たった2問でおすすめのコースを把握できるので、時間がない人でも診断が可能です。おすすめのコースを詳しく把握できるので、自分に合った塾が見つかりやすくなります。 コースを実施している教室も確認でき、自宅から通える場所があるかどうかも探しやすいです。河原塾引用元:https://www.kawahara-juku.net/kj%E6%80%A7%E6%A0%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E8%A8%BA%E6%96%AD/茨城県土浦市にある河原塾では、KJ性格タイプ診断という診断を受けられます。設問が多数あり10分はかかりますが、しっかりと自分に合った勉強方法を把握できます。 一般的な診断コンテンツと異なり、Googleフォームを用いているのが特徴です。Googleフォームは汎用性は高いですが、診断結果専用のツールではありません。 通常の診断コンテンツと異なってすぐに結果が表示されないので、購入意欲を高めてからすぐに誘導につなげるのは難しいでしょう。学研塾ではありませんが、ドリルや参考書を販売している「学研」でも教材診断というコンテンツを配信しています。 3つの質問に答えるだけで、おすすめの教材タイプを把握できます。具体的な参考書についても紹介しており、購入画面に誘導している点が特徴的です。ベネッセベネッセが運営しているメディア「マナビジョン」では、適職適学診断というコンテンツが配信されています。 「高校生」「保護者」のそれぞれに別れており、診断についても「性格」「適性」の2つに別れているなど診断のバリエーションが豊富なのが特徴です。 0個の質問に答えるだけで的確に性格や適性を把握できます。 性格や適性に合わせた学校や職業も紹介されているので、将来のキャリアプランの参考になるでしょう。ヨミトルの「ピッタリ塾診断」を体験筆者が読み取りで作成された診断コンテンツを体験しました。今回体験したのはStudySearchのピッタリ塾診断です。 はじめにピッタリ塾診断のトップページを開きます。トップページの下には利用規約が記載されており、この診断コンテンツが安全かどうかを判断できます。 利用規約が問題ないことを確認したら、早速「診断する」を押しましょう。はじめに学年を聞かれます。今回は「高校生」を選択して診断しました。次に、塾や勉強に関する質問が1問ずつ選択式で表示されるので、回答していきます。質問の数はたったの3問です。30秒以内で診断結果がわかるため、誰でも簡単にできそうですね。 3問答えると次のように診断結果が表示されました。診断を受けた人におすすめの塾タイプが紹介されます。 下にスクロールするとタイプに合った塾がレコメンドされています。3つの塾を推薦してもらいました。お問い合わせへとすぐ移動できるので、関心の高い状態で入塾へと誘導できるのが特徴です。 お問い合わせをクリックすると、その塾のページに移動でき、塾の情報を見られます。塾の集客数を増やすためにも診断コンテンツを活用してみよう診断コンテンツは塾業界で売上を伸ばす施策として重要な集客方法です。通常のSNSでの投稿や広告などと比較すると、診断コンテンツは認知が拡大しやすく、塾やコースについて理解を深められやすいメリットがあります。 今回紹介した塾の診断コンテンツを参考に、ぜひ自社に合った診断コンテンツを作成してみましょう。 なお、自社で一から診断コンテンツを作るのは難しいです。もし自社にコンテンツを作成できる技術に不安があるという人は、ツールを活用してみましょう。 診断活用マーケティングツールである「診断クラウド ヨミトル」では、簡単に診断コンテンツの作成や分析ができるようになっています。 以下のページでヨミトルの特徴について詳しく把握できますので、入塾生を増やしたいと考えている人はぜひ読んでみてください。塾向けの診断コンテンツなら「ヨミトル」▼その他の事例はこちら教育・スクール業界向け 診断成功事例集