結論
LINEでアンケートを取る方法は3つあります。
トークの投票機能を使う — もっとも手軽。グループトークで使えます
外部フォームのURLを送る — Googleフォームなどを作ってリンクを共有する
LINE公式アカウントで実施する — 顧客や会員に対して行う場合
友人間・社内の出欠確認のような軽い用途なら①で十分です。設問を細かく作りたい、回答を集計して分析したい場合は②か③になります。この記事では①の作成手順から順に説明し、最後に「回答が集まらないとき」の考え方まで扱います。
LINEでアンケートを取る方法は何種類あるか
3つです。手軽さと、集められる情報の細かさがトレードオフになります。
①トークの投票機能 | ②外部フォームのURL | ③LINE公式アカウント | |
|---|---|---|---|
対象 | グループのメンバー | URLを送れる相手 | 友だち登録している人 |
準備 | 不要 | フォーム作成が必要 | アカウント開設が必要 |
設問の自由度 | 選択式が中心 | 高い | 高い |
集計 | その場で表示 | 別途エクスポート | 管理画面 |
LINE外への遷移 | なし | あり(離脱の要因) | 設計による |
回答者にとっての見返り | なし | なし | 設計しだい |
💡 LINEでの実施とWebでの実施をどう使い分けるかは、資料でも解説しています。 LINE診断とWeb診断 使い分け完全ガイド
▼診断をアンケートの代わりに使う設計は資料でも解説しています。
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※当コンテンツは、診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています。
トークの投票機能でアンケートを作る手順は
グループトークの [+] から作成します。 LINE公式ヘルプには、投票の作成手順が次のように書かれています。
[+]をタップし、[投票]>[投票を作成]を選択 ——LINEみんなの使い方ガイド「トークの投票機能を利用する」(2026年9月時点)
手順
アンケートを取りたいグループトークを開く
入力欄の左にある [+] をタップ
[投票] を選ぶ
[投票を作成] をタップ
質問と選択肢を入力する
オプション(複数選択の可否・回答締め切り日など)を設定する
作成して送信する
パソコン版では [︙] から利用できます(バージョン7.13.1以上)。
質問内容は「テキスト形式」と「日付」のどちらかを選べます。 日付を選ぶと、後述する日程調整として使えます。
匿名にできるか・自由記述は使えるか・複数質問は作れるか
複数選択の可否と回答締め切り日は、作成時のオプションで設定できます。 それ以外の可否は次のとおりです。
項目 | 可否 |
|---|---|
複数選択 | 設定できる(作成時のオプション) |
回答締め切り日 | 設定できる(同上) |
質問形式 | テキスト形式/日付から選択 |
匿名での投票 | 【要実機確認】 |
自由記述の回答 | 【要実機確認】※選択肢を選ぶ形式が基本 |
誰が投票したかの表示 | 【要実機確認】 |
1つの投票に複数の質問 | 【要実機確認】 |
※2026年9月時点
日程調整・出欠確認はどう取るか
投票の質問形式で「日付」を選ぶ方法と、別機能の「トークの日程調整」を使う方法があります。
投票で日付を選ぶ:候補日を選択肢として並べ、メンバーに選んでもらう
トークの日程調整:投票とは別の機能として用意されています【手順は要実機確認】
出欠確認のように「参加/不参加」を集めるだけなら、投票機能で足ります。
外部フォームのURLを送る方法に限界はあるか
GoogleフォームなどのURLをトークに貼って共有する方法です。設問の自由度は高い一方、LINEの外へ移動してもらう必要があります。
向いている場面
自由記述で意見を集めたい
質問が5問以上ある
回答をスプレッドシートで集計・分析したい
限界
URLをタップして別画面に移動する時点で離脱が起きる
誰が答えたか/まだ答えていないかを追いにくい
スマートフォンでの入力負担が大きく、設問が長いほど途中で閉じられる
「フォームを作ったのに回答が集まらない」という状態は、たいていこの2つ目と3つ目が原因です。
なお、この方法の派生として、フォームの代わりに診断コンテンツのURLを送る形もあります。答えると結果が返るぶん、途中で閉じられにくくなります。詳しくは後述します。
💡 LINEで送るなら診断とフォームのどちらが向くかは、資料で判断基準をまとめています。 LINE診断とWeb診断 使い分け完全ガイド
LINE公式アカウントでアンケートを取るには
顧客や会員に対して行う場合は、LINE公式アカウントの機能または外部ツールとの連携を使います。
リサーチ機能:LINE公式アカウントの機能でアンケートを実施する
回答フォームを配信する:メッセージ配信に外部フォームのURLを載せる
外部ツールと連携する:診断コンテンツ作成ツールなどをLINEと連携させ、回答から属性データを取得する
【具体的な設定手順は要確認:LINE公式アカウントの管理画面仕様に依存するため、公開前に最新の管理画面で確認する】
友だちに向けて継続的にアンケートを取るなら、「答えてもらう仕組み」を設計に含められるのがこの方法の利点です。
💡 LINEとWebのどちらで実施すべきかは、資料で判断基準をまとめています。 LINE診断とWeb診断 使い分け完全ガイド
回答が集まらないときはどうするか
答えてもらえない最大の理由は、答えても自分に何も返ってこないことです。
冒頭の比較表を思い出してください。3つの方法はいずれも「回答者にとっての見返り」がありません。設問に答えるのは相手にとって作業で、その作業に対価がなければ、途中で閉じられます。
見返りが必要だという認識は、すでに共有されている
検索データがそれを示しています。「アンケート 謝礼」は月480回、「デジタルギフト」は月12,100回検索されています(SEMrush・日本・2026年8月)。一方で「アンケート 回答率 上げる」は月110回です。多くの担当者にとって、回答が集まらない問題は「見返りをどう用意するか」という形で意識されているということです。
ただし謝礼には、原価・景品表示法の上限・配布運用という3つのコストが乗ります。
見返りは金銭でなくてもよい
答えた瞬間に相手にとって価値のあるものが返るなら、原価をかけずに同じことができます。
その一例が、アンケートを診断形式にする方法です。いくつかの設問に答えると「あなたは◯◯タイプです」という結果が返るため、答える動機が設問の中に組み込まれます。
診断は最後まで答えてもらいやすい傾向があります。実測では、診断を開始した人の93.99%が最後の設問まで到達しました(ヨミトル管理画面データ・回答数22,709件・2026年8月時点)。ここでいう完了率とは、診断を開始した人のうち最後の設問に到達した割合を指します。配信数に対する回答率ではありません。
LINEなら「結果の続き」を登録後に見せられる
LINEで実施する場合に特徴的なのが、結果の一部だけを見せて、続きを友だち登録後に表示する設計です。
この形式では、友だち登録率17%(登録数3,659件)という実測があります(ヨミトル管理画面データ・2026年8月時点)。別の事例では登録率10%超を2年4ヶ月維持しています。アンケートの回答を集めるだけでなく、その後の接点が残る点が、①〜③との違いです。

💡 診断形式で実施した事例と設計の考え方は、LINE診断コンテンツの記事でも解説しています。 診断コンテンツそのものの作り方はこちらの記事にまとめています。
集めた回答はどう確認・集計するか
トークの投票は、その場で結果が表示されます。 選択肢ごとの票数がトーク画面で確認できるため、別途集計する作業は発生しません。
一方で、回答をCSVなどに書き出して分析したい場合は、投票機能では完結しません。 外部フォーム(②)かLINE公式アカウント/外部ツール(③)を使うことになります。「集計して社内で共有する」「他のデータと突き合わせる」用途なら、最初から②③で設計したほうが手戻りがありません。
作成した投票は編集・締め切りできるか
質問内容は作成後でも追加・編集できます。 LINE公式ガイドには、投票ページを作成したユーザーは後から質問内容を追加・編集できる旨が記載されています(LINEみんなの使い方ガイド・2026年9月時点)。送信後に選択肢を足したくなる場面は多いので、この点は運用上の安心材料になります。
回答締め切り日は作成時のオプションで設定できます。ただし作成後に手動で締め切る操作・投票の削除については公式ガイドに記載がありません【要実機確認】。
まとめ
LINEでアンケートを取る方法は3つ(トークの投票機能/外部フォームのURL/LINE公式アカウント)
トークの投票はグループトークの [+] から作成。複数選択の可否と回答締め切り日はオプションで設定できる
匿名・自由記述・複数質問の可否は公式ヘルプに明記がないため、実施前に実機で確認する
日程調整は、投票の質問形式で「日付」を選ぶか、別機能の「トークの日程調整」を使う
外部フォームは自由度が高い一方、LINE外へ移動する時点で離脱が起きる
投票の結果はその場で表示される。書き出して分析したいなら②③で設計する
回答が集まらない原因は「答えても何も返ってこない」こと。 見返りは金銭でなくてもよい










