記事を
シェア

診断コンテンツTREND

診断コンテンツの作成方法から活用方法まで、診断のすべてがわかるメディア

【事例つき】成果を出すためのコンテンツマーケティング記事作成のポイント

コンテンツマーケティング記事で成果を出すためには、「ターゲット顧客が知りたいこと」と「企業側が伝えたいこと」の重なる部分の情報をコンテンツとして作成し提供することが重要です。そのために必要な成功事例、記事作成の手順、内製と外注化の比較について解説します。

更新日:2024/04/12

監修:田中博基(たなかひろき)

監修:田中博基(たなかひろき)

コンテンツマーケター

株式会社ピクルスのコンテンツマーケター。SEOライティング歴7年。月間250万PVのメディア運用に携わる。ピクルスではオウンドメディア、Twitter、診断コンテンツ、Youtube等のチャネル運営を統括し、UU数5倍以上、リード獲得数を20倍以上に成長させた実績あり。


コンテンツマーケティングで成果を出すためには、「ターゲット顧客が知りたいこと」と「企業側が伝えたいこと」の重なる部分の情報を、コンテンツとして作成し提供することが重要です。

本記事では、コンテンツマーケティングにおいて記事を作成する際に参考となる、成功事例、記事作成の手順、内製化と外注化の比較について解説します。

※当コンテンツは、コンテンツマーケに有効な診断作成ツール「ヨミトル」を提供するピクルスが監修しています。

コンテンツマーケティング/記事コンテンツとは

コンテンツマーケティングとは、企業、商品、サービスについて認知を広げ、興味関心を持ってもらうために、コンテンツを通じて情報を発信するマーケティング手法を指します。

「検索エンジンからの流入を増やしたい」
「広告が響かないターゲット層にアプローチをしたい」
「潜在層へのリーチを拡大したい」

このような背景からコンテンツマーケティングを実施し、自社のWebサイトやブログを運営する企業は増えています。

コンテンツマーケティングの記事を通じて、ターゲット顧客に自社、商品、サービスへの興味関心を高め、見込み客を育成し購買へと繋げることが、コンテンツマーケティングの最終目的です。

特にBtoBの領域においては、認知の獲得から購買に至るまで長い期間を要します。そのため、コンテンツマーケティングは、広告のように短期間で成果を求めるのではなく、長期的な施策として実践する必要があります。

5倍のリードが手に入る

コンテンツマーケティング成功のポイント

コンテンツマーケティングで成果を出すためには、「ターゲット顧客が知りたいこと」と「企業側が伝えたいこと」の重なる部分の情報をコンテンツとして作成し提供することが重要です。

商品やサービスを直接売り込むのではなく、コンテンツを受け取る側(顧客)と作成する側(企業)の双方のニーズを満たすコンテンツを作成するように心がけましょう。

コンテンツマーケティングの元祖とも言える存在が、ミシュランガイド。自動車タイヤメーカーのミシュランが、自動車ドライバー向けに作成したガイドブックです。

発刊当初は、ドライブの際に役立つ、タイヤの修理方法やガソリンスタンド、飲食店や宿泊施設などの情報が掲載されており、無料で配布されていました。「ドライバーが楽しんで自動車を運転し走行距離が伸びれば、タイヤの買い替え需要が増加する」という、顧客と企業のニーズが両立したコンテンツマーケティングの手本と言える事例です。

マーケター診断(リード獲得用)

コンテンツマーケティング記事の種類と事例

コンテンツマーケティングの記事には、SEO記事、お役立ち記事 、記事広告、エンタメ系記事といった種類があります。それぞれの記事の特徴やメリットを説明するだけでなく、具体例も挙げながら解説します。

SEO記事

SEO記事は、GoogleやYahooといった検索エンジンからの流入増加を目的として作成するコンテンツです。検索エンジンのユーザーが検索するキーワードに対して、そのキーワードの答えとなるコンテンツを作成します。

例を挙げると、SEOのツールを販売している企業が、「SEO ◯◯」といったキーワードの答えとなるコンテンツを作成するケースがあります。自社が販売している製品が関連する分野で情報を掘り下げ、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成することが重要です。

SEO記事で必要となる記事数は、ターゲットとするキーワードによって異なります。「ダイエット」という1単語での上位表示を目指す場合よりも、「ダイエット サプリ」で上位表示を目指すほうが、必要となる記事数は少なくなります。

なぜなら、「ダイエット サプリ」なら「ダイエットに有効なサプリ」を紹介する記事だけで良いですが、「ダイエット」単体だとより幅広く網羅的な情報を読者は求めているからです。

基本的に単一ワードの方が検索ボリュームは多く、他サイトとの競争も激化します。
最初から単一ワードでの上位表示は現実的ではないため、まずは3語以上のスモールキーワードをターゲットとして記事を作成することをおすすめします。

当ブログを運営しているピクルスではSEO記事の作成を行い、以下の成果を挙げています。

「Twitterキャンペーン」1位

「インスタキャンペーン」1位

「診断コンテンツ」1位

「市場分析」で2位

ピクルスが販売しているサービスと関係性の深いキーワードや、マーケティング領域でのキーワードで検索したターゲット顧客に対して、上記の記事からアプローチすることが可能になっています。

毎月記事経由でのお問い合わせも定期的に発生しており、やはり自社サービスに関連する専門知識を提供できるテーマの方が、上位表示されやすいと言えるでしょう。

お役立ち記事

お役立ち記事は、顧客の悩みや困りごとを解決するために作成するコンテンツです。ターゲット顧客が閲覧した記事を通じて顧客の疑問や悩みを解決し、自社や商品を認知し興味を持ってもらうことを目的としています。

ピクルスが作成した、お役立ち記事の事例を紹介します。

事例1)

この記事は「Twitterで集客したいけれども、なかなか上手くいかない」と悩んでいる人向けのコンテンツです。

Twitterで集客をするために必要な手順、フォロワー獲得のコツ、注意点などを解説し、ターゲット顧客にTwitter集客に関するノウハウを提供しています。最終的には、ピクルスが販売するSNSキャンペーンツール「キャンつく」のリード獲得施策として、「Twitter運用力診断」を試してもらうことを目的としています。

事例2)

「リード獲得単価を抑えたい」と考えている人向けのコンテンツです。

この記事では、リード獲得単価を抑えるだけでなく、単価を抑えて獲得数を伸ばすコツや、KPI設定の手順について学べます。リード獲得単価を抑えながら獲得数を伸ばすためには、ピクルスが販売している診断コンテンツが有効であることを記事で解説し、診断コンテンツの認知拡大と興味を抱かせることを目的としています。

記事広告

記事広告は、ニュースサイトなどのメディアに掲載されている記事と同じようなコンテンツを、広告料を支払い掲載してもらうものです。広告と記事を見分けるため、「PR」「AD」「Sponsored」などと表示されることが一般的です。

記事広告は、広告コンテンツがメディア内に自然に溶け込んでいるため、広告に抵抗感を持つ顧客でも興味を持ってもらいやすいという特徴があります。そのため、読者に広告と気づかれずに読み進めてもらうことができるため、広告と意識させずに商品やサービスの認知を高められるというメリットがあります。

以下の記事は、PayPayを取り扱うソフトバンク株式会社が、Webメディアの新R25に出稿した記事広告です。新R25は、25歳から30代前半の若手ビジネスパーソンを主な読者層としており、PayPayの利用を広げたい顧客層と一致したと考えられます。

「使わない理由がマジでない」現金派芸人・狩野英孝がPayPayのお得感にうなった

記事広告の事例をもう一つ紹介します。以下の記事は、日本オラクルが東洋経済オンラインに出稿した記事広告です。東洋経済オンラインの主な読者層である、経済ニュースやビジネス情報に敏感な30代以上のビジネスパーソンに対してアプローチするために、日本オラクルが記事広告を出稿したと考えられます。

予想もしなかった新しい成果が必ず生まれる データビジネスへの転換に必要なことは何か

このように、自社がアプローチしたい顧客層と記事広告を出稿するメディアの顧客層が一致していれば、通常リーチできない層の顧客にアプローチできる点が、記事広告のメリットです。

エンタメ系記事

エンタメ系記事は、ユニークで面白いコンテンツを作成することでSNSでの拡散を狙い、普段アプローチできない顧客層に接触することを目的とした記事です。

例えば、経営者と投資家のマッチングサイト「Founder」のコラムにて、掲載されたコンテンツです。

起業本100冊読んで教えを実行したら、駅でかぼちゃを食べさせられた

「起業」という共通項はあるものの、通常のFounderの記事とは異なるイメージのコンテンツとなっており、公開当初はSNSで幅広く拡散しました。Founderの認知を広げるきっかけになったと推測されます。

この他にも、ティネクト株式会社が運営する「Books&Apps」に掲載されたエンタメ系記事の事例も紹介します。ティネクト株式会社は、オウンドメディア運営サポートのサービスを提供する企業です。

アフリカの村で70万円盗まれたら、いつの間にかあたり一帯がバブルにわいていた。

この記事のトーンやマナーは他の記事と大きな違いはありませんが、コンテンツの内容がタイトルの通りユニークで印象的なものになっています。

記事下には「【お知らせ】Books&Appsでは、企業の広報活動を支援するサービスを行っています。ご興味のある方はこちらからご連絡ください」と記載されているように、この記事から興味を持ってもらい、問い合わせに繋げることを目的としたエンタメ系の記事です。

5倍のリードが手に入る

コンテンツマーケティング記事 成果を伸ばすポイント

コンテンツマーケティングの記事からの成果を伸ばすためには、診断コンテンツとの併用をおすすめします。

診断コンテンツは、Web上でユーザーが質問に答えると結果が表示される参加型のコンテンツで、顧客獲得につながるメリットがあります。性格診断や適職診断、おすすめ商品診断など様々な種類があり、自社製品やターゲット層に合わせた形式を選択することでコンテンツマーケティングの成果をさらに伸ばすことが可能になります。

例えば、ピクルスが運営しているブログでは、以下のInstagramキャンペーンの事例を紹介する記事を公開しています。

この記事ではInstagramのキャンペーンには種類があることを説明し、自分にあったキャンペーンを見つけるために、ピクルスが提供する「Instagramキャンペーン企画診断」という診断コンテンツに誘導しています。

キャンペーン企画診断を受けてみる
Instagramキャンペーン企画診断

Instagramキャンペーン企画診断で診断結果を見るためには情報入力が必要となるため、リード獲得に成功しています。コンテンツマーケティング記事単体で提供するよりも、記事の流れに沿って診断コンテンツを組み合わせて紹介することで、興味を喚起しやすく、診断結果をSNSで拡散してもらうこともできます。
結果として、リード獲得や認知拡大に効果を発揮します。

マーケター診断(リード獲得用)

コンテンツマーケティング記事の書き方

コンテンツマーケティングの記事を書く際は、以下の表にまとめた手順で行うことをおすすめします。
コンテンツマーケティング記事の書き方

5倍のリードが手に入る

コンテンツマーケティング記事 内製と外注化の比較

コンテンツマーケティングの記事を作成するに当たり、内製するか外注するかで進め方は大きく異なります。内製、外注、それぞれのメリットについて解説します。

内製のメリット

内製化のメリットとして、企画から記事作成、効果検証まで社内で一貫して行うことで、マーケティングのノウハウが社内に蓄積される点が挙げられます。

また、企画段階から記事作成、効果検証まで社内で一貫して行うことで、同じメンバーが記事作成に携われるため、記事のクオリティを高めることができます。

さらに、自社製品やサービスに関する専門的な知見を活かして記事を制作できる、外注コストを抑えられる点も、コンテンツマーケティングの記事作成を内製化するメリットだと言えます。

外注のメリット

外注のメリットとして、社内の人員やリソースを使わずに記事を作成できるため、安定してコンテンツ作成を進められる点が挙げられます。

この他に、外部のライターや制作会社に依頼することで、自社にない知見や経験を生かした記事が作成でき、ライターの報酬や制作会社の料金が事前に把握できるため、発生する費用を予測しやすい点も、外注化のメリットです。

マーケター診断(リード獲得用)

まとめ

今回の記事では、成果を出すためのコンテンツマーケティング記事作成のポイントについて解説しました。

コンテンツマーケティングで成果を伸ばすためには、記事の流れに沿って診断コンテンツを組み合わせて紹介することで、リード獲得や認知拡大に効果を発揮します。

診断コンテンツについて、詳しくは「会員登録 リード獲得 | 診断クラウド ヨミトル」のページで説明しています。診断コンテンツの作成を検討中であれば、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、ZOOMでの打ち合わせも可能です。

購読・フォローして最新情報をチェックしよう!

想定される活用シーン

コンテンツマーケティング

ライター:土光 宜行(どこう よしゆき)

BtoBマーケター

ヘルスケア業界にてBtoBマーケティングに10年以上従事。この他に、製品開発、営業、パイプライン管理の経験あり。マーケティングの川上から川下まで俯瞰して施策を立案し、実行できる点が強み。

AIで診断をカンタン作成
診断コンテンツは顧客を獲得する最強の手段

お見積り・資料請求・キャンペーンのご相談など
お気軽にお問い合わせください!

※お急ぎの方は、「ミーティング予約」よりご予約くださいませ。
※セールスのご予約は受け付けておりません。

お電話でのお問い合わせはこちら

050-1791-4321

受付時間:10:00〜17:00

※セールスのお電話は受け付けておりません。
※リモート勤務の為、お電話での対応ができない場合がございます。